__モコ__さんのレビュー一覧

きみに注ぐ コミック

雲之助 

喜びをしって輝きを増す

雲之助さん強化月間中。

はじめに読んだ時はさらーりと読み終えてしまった今作品。
割と他の作品が好きなのでコチラは読み直しもあまりしていなかったのですが、改めて読み返すと、今の自分の心理状態や、妹の存在等々、重なる部分が多々ありまして、やはり泣いてしまったという。
うん、雲之助さんの優しく切ない気持ちは、その時の気持ち、って大きく左右するのかもしれませんね?


丸々一冊、表題の『き…

5

初回限定封入ダリア×gateau描き下ろしコラボ折本『こっちにおいで』 特典

ときめく昼下がり

ダリアとgateauのコラボ折本の、初回限定ペーパー「こっちにおいで」。
つい最近『こっちにおいで』本編単行本を買ったのですが、一緒についていてラッキー♪と思いつつ、ちょっと複雑な気分も。
(…あれ?もしかしてずっと売れなかったの?この1冊?という、ね・苦笑)


お昼休み。
本当に本当にしあわせーな顔しておいしそーにご飯を食べる久坂。
それを見て、「とんかつ好きなんですか」と問う森…

0

こっちにおいで コミック

雲之助 

やさしい世界

冷めやらぬ、雲之助さん強化月間続行中。

まず、表紙カバーの色使い、雰囲気に心がぎゅうとなりました。
それにぴたりと合う、タイトルのフォントがまたいい……(トオイメ)
表紙カバーだけでもっていかれるなんて中々ナイので、「あぁ私絶対泣くなぁ」と思えるほどでした。

こちらのコミックスには、表題作3話と、スピンオフ2話が収録。


●『こっちにおいで』
長い片思いをしている久坂と、…

2

Chara BIRTHDAY FAIR2012 キャラ創刊17周年記念 特典

暁人の「かわいそう」加減がトマラナイ(笑)

((※日高ショーコさん『憂鬱な朝』の内容にのみ触れております。本編イメージとは少し違った内容の作品です、読まれる方によってはイメージが崩れてしまう可能性もありますのでお気を付け下さいね。また、かなりのネタバレになっておりますのでそちらもお気を付け下さい))


久世家のしきたり。それは、1年に1回、必ず記念撮影をすること。
西洋かぶれだった父上のおかげで暁人は、レースに顔が埋もれた2歳児、…

0

Chara BIRTHDAY FAIR2011 キャラ創刊16周年記念 特典

暁人の「めばえ」がイタタマレナイ(笑)

((※日高ショーコさん『憂鬱な朝』の内容にのみ触れております。本編イメージとは少し違った内容の作品です、読まれる方によってはイメージが崩れてしまう可能性もありますのでお気を付け下さいね))

大好きな『憂鬱な朝』。
本編では絶対に読む事は出来ないであろう、ワンシーンになっています。
ギャグなど皆無と言っていい程の雰囲気を背負った作品ですので、こういうのがあるのは、私は凄く嬉しくてたまらない…

1

ちょうちょ結び 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

今も、昔も、変わらず夢中

『雪よ林檎の香のごとく』同人誌11冊目。
クラフト紙のナチュラルな柔らかさと、少しはだけて胸が見えそうな着方をしている桂の着物姿のミスマッチ感に、思わず頬を覆ってしまいました。
どきどきする! 桂の流し目にどきどきします!


育てて育った、穏やかな愛情。
熱量が半端じゃなく、何もかもが必死できらめいて息苦しくて目がチカチカしたような愛情とは違う、今の志緒の心。
好きの度合いが減った…

4

ランデブー 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

同じ目線で見ていても

『雪よ林檎の香のごとく』同人誌5冊目。
沖縄で落ち合う二人のお話。

家族旅行の志緒と、職場の慰安旅行の桂。
偶然にもお互いの日程と場所が丸被りで、1日だけ、一緒に過ごします。
ただそれだけの設定でもキュンと来ちゃう。
静かにコッソリと、人目を盗んで二人で蜜な時間を……と考えると、正にタイトル通り。「ランデブー」以外の言葉が思いつきません。

沖縄に行った事のない私にも、一穂さんの…

2

キスなんて大きらい 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

舌が歯をなぞる

『雪よ林檎の香のごとく』同人誌4冊目。

まずはじめに。
竹美家ららさんの描く表紙に相当キュンと来ます…!
ふたりのたくさんのキス。最近涙腺が弱いのか、あぁ幸せそうだなと思えば思う程目頭が熱くなる私(笑)
『キスなんて大きらい』ってタイトルなのに!いっぱいしてる!

親知らずを抜いて頬が腫れていた桂。
前歯の乳歯が抜けそうでマスクをする志緒。
頬の腫れを気付けなかった志緒。
見…

3

Why Don't You 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

不安と焦りと期待と我慢

『雪よ林檎の香のごとく』同人誌3冊目。
二人の気持ちが繋がった翌日、北海道をあとにする機内の中で「空港からそのまま学校へ行けよ」と、志緒が先生に言われるところから進んでいきます。

お互いの気持ちがお互いにしっかり通じて、確かめて、手も握って。
そして引き戻された現実世界。
二人だけで過ごした、たった数時間がまるで夢だったんじゃないかと思えるくらいの、「先生と生徒」の学校祭。

今。…

1

Night Cruising 小説

一穂ミチ 

夜のとばりを打ち破る

『雪よ林檎の香の如く』同人誌2冊目。
桂が同窓会に参加する所からスタートします。
今回は桂目線でお話が進んでいきますが、実はこう思って居るのね、という部分が垣間見れる1冊。

「ひとが水を使う気配ってなぜか安心する。」という文章に、桂の無防備さと言うか、寂しさのあらわれというか、ひどく人間らしさを感じてしまった。
当たり前で居て何でもないような事なんだけれど、その当たり前に触れた時の感覚…

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