伝えることが歯がゆくて 伝わることが こんなにも愛おしい

きみに注ぐ

kimi ni sosogu

きみに注ぐ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神15
  • 萌×217
  • 萌16
  • 中立2
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
19
得点
193
評価数
53
平均
3.7 / 5
神率
28.3%
著者
 
媒体
BL漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
価格
¥657(税抜)  ¥710(税込)
ISBN
9784758071628

あらすじ

可愛い男の子とイチャついていた自分をじっと観察していた学生。その視線に気づいて―ー二人は出会う。

学生は安藤祐一と名乗った。
それをきっかけに大島は安藤に興味を持つ。
孤高を保ち、凛と美しい安藤。
自分とは正反対。
そんな安藤に強く、強く惹かれていく大島は不意打ちのキスを仕掛けていて・・・

大学一のユルイ男・大島翔
大学一のカタイ男・安藤祐一

カタチが違うからこそ固く結ばれる、とっておきの恋のお話。
あなたのこころにも。

(カバーより)

表題作きみに注ぐ

キャンパスライフを謳歌する男 大島翔・大学4年
学内随一エリート学生 安藤祐一

その他の収録作品

  • エピローグ
修正依頼一時停止中

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レビュー投稿数19

真面目過ぎるでしょ!

『しあわせになるのさ!』のスピンオフです。
自由奔放な大島くん(攻)と、真面目すぎる安藤くん(受)のお話。

大島くんがちょっかいを出し、好きになって告白するのですが、あれ?どの辺で好きになった?と感じます。
安藤くんも、告白されてちょっと心ここに非ず。でも、好きなわけじゃないよね??みたいな。
そんなときに、ブラコン安藤妹登場。
なんやかんやで、安藤くんが大島くんに自分の昔話をします。
私は、この時に大島くんも安藤くんもお互いに本当に好きになったんだろうなぁと感じました。相手をちゃんと知れたんでしょうね。

まぁ、さすが真面目くん!その後、親に話しちゃうわけですよ(笑)真面目過ぎるでしょ!それも男同士だと!そのくだりも大好きです。いい家族だわぁ。
そして、ひょうひょうとしていた大島くんが
、安藤くんにメロメロになってるし!
初Hのくだりも、さすが真面目くん!(この言葉二回目です)そうきたか!です(笑)
欲を言えば、もっとH場面のページが欲しかったかなぁ。

作品の最後の言葉が、キレイで好きです。良かったねぇと思えます。

エピローグで前作の二人が出てきます。相変わらず可愛いです。

そんな感じで、前作を読んでなくても楽しめます!読んでたら、なお楽しめます!
是非、どうぞ。

1

ファッションもGOOD!

 『幸せになるのさ!』でとてもいい味を出していた歩の同僚の大島のスピンオフ。彼が大学生の頃のお話です。

 同性愛にも寛容だなと思っていた大島ですが、所謂バイセクシャルだったのですね。ユルくてチャラい大島が大学で出会ったのは、アルミの定規のようにシャキーンと真っ直ぐで真面目な安藤。学内でも有名なエリート学生です。
 大島も安藤もとても極端なキャラでした。大島はとてもモテルのだと思うけど、本気になったことがないし、本気になられたこともなかった。遊びの恋は相手にとっても遊びでしかない。そこに現れた安藤は、遊びでは触れられない相手だった。
 安藤は考え方も話し方も独特でとても面白いキャラでした。過去のトラウマが今の安藤が人と係わることを避ける原因になっているんだけど、安藤は間違っていないと思う。いじめを止めようと安藤のやり方で頑張っただけ。陰湿にいじめておいて「好きだったから」なんて通用しないし、相手の子は転校するほど思いつめていたじゃないですか。「助けたのは友達だからだよ」と言えれば良かったんだろうけど、なんせ安藤は杓子定規。「正しいことだと思ったからだ」と言ってしまう。だけどこれも間違いじゃないですよね。安藤は究極の世渡り下手ですね。
 安藤の良さを知る妹が大好きなお兄ちゃんを取られてしまうと心配して大島を敵対視するのですが、この妹が可愛かった!めちゃめちゃうざいけど可愛いの!安藤との兄妹仲も素敵でした。こんな兄妹いいな~。安藤は妹のことをとても愛しているし、大島のことを相談したりと信用もしています。そしてこの兄妹を育てた両親もとてもよかった。安藤の奇妙な性格はきっと父親譲りだよね。常識からは外れることにも「子どもが心からやりたいことを、やるなと言う親はいないよ」って言うお父さん、かっこいい!!
 そういえばファッションもとても素敵でした。安藤も大島も安藤妹もお洒落で見ていて楽しい。アルミ定規の安藤の服は誰が選んでるのかな?とちょっと疑問ではありますが、「センスのいい服装は、誰にも不快感を与えないからだ」とでもいうのかな~( ´艸`)クフ
 恋人関係ではおろそかに出来ないとSEXにも真面目に取り組む安藤に たじたじする大島も楽しかったです。

3

いいわぁ・・・こういう人

『幸せになるのさ』のスピンオフ。
前作の主人公、歩の友人大学生の大島。
その大島は、適当に女の子と遊び時には男にも手をだし
大学生活をなんとなくゆる~く過ごしていた。
大学の構内で男といちゃついていたところをじっと見ていたのは
大学一天才でお堅い男、安藤。
その堅物安藤とゆるゆる大島が出会い恋に堕ちるまでの
あったかくも切ないラブストーリーです。

とにかく安藤がおもしろい。
この人最高です。
いたって真面目なのにどこか笑える。
真面目で笑えるんだけど、ちょっと切なくて悲しい。
他人には言えない自分の辛い過去に、真面目だからこそ向き合って
それに忠実に生きてきた。
その安藤の頑なな気持ちをとかしちゃう大島もすごい。
何事にも真面目な安藤だから、大島のことも真面目に考え
真面目に付き合おうとする。
妹はちょっとブラコンでうざいところもあるけど
安藤の家族はいいよね。
お父さんマジ男前。惚れました!!

2

正反対だから惹かれ合う

『幸せになるのさ!』のスピンオフです。歩の友達の大島と大学一カタイ男の安藤がだんだん惹かれていくお話です。

男の子とキスしてるところを安藤に見られた大島。安藤の態度に興味を持った大島は、それから安藤にチョッカイを掛けるようになります。
自分にないものを持ってる相手にだんだん惹かれていく二人。真面目な安藤の、初めての恋に戸惑う様子が可愛いです。遊び人だったのに、安藤一筋になった大島にもキュンとなります。

安藤の過去の傷を大島が癒してあげた時には、胸がホッコリと温かくなります。お兄ちゃんラブな妹が安藤を敵視して、邪魔したりするのも微笑ましかったです。突然の安藤のカミングアウトには驚いたけど、いいお父さんで良かったです。

エピローグでは、前作のカップルと大島たちの4人が揃ってて、仲良しなのが伝わってきてニヤニヤします。

1

感情と表情

恋人アソートから。

初めてイラストを拝見した際に、表情を変えるのが上手で可愛いなあという印象があって、とりあえずまずはこれを…という感覚で手にとってみてびっくり。ずぇんぜん表情がない!なぜじゃ!と…。
とにかく、読みたい気持ちはあったので最後まで読んでみると、途端に表情が増え、ストーリーも急展開。何事か、いやでもどうだこの子たちの幸せそうな顔といったら…(葛藤)
もう一度、ゆっくり読み返す必要がありそうだなと考えたつつ後書き大好きなので後書きに行くと「表情コロコロ変えるの好き」とあり納得。その上で、安藤くんのキャラ立ちのために最後まで伝家の宝刀、大輪の笑顔をとっておいたそうな。なるほど、そうでありましたか…!

個人的にも、表情がぱっぱと変わる子が好みなので、最初のうちは物足りない感じもしましたが、読み返すとほんとにいじらしくて可愛くて愛着があるなぁと思いました。

鬱展開もありますが、YAOIの特徴たる唐突さ?そんなものも感じられて、結構好きです。


そして是非CD化を…!はよ…!

2

超スーパー理知的受け様安藤くん

お互いを好きになる展開や、過去のトラウマエピソードには
正直なところ説得力に欠けると感じる部分も多かったですが、
その理性に基づく冷静さ、進歩的、革新的なリベラルさで同性との恋愛感情を受け入れた
超スーパー理知的キャラ安藤くんの勝利ですね。
こういうキャラ大好きです。

そんな安藤くんを輩出した、安藤一家の面々もまた魅力的なのです。
安藤くんとは正反対にとっても感情的だけど、素直な妹と、
安藤くんをそのまま大人にしたかのようなお父さんが素敵でした。

「子供が心からやりたいということを、やるなという親はいないよ」
と肩に手をおきながら優しく微笑み、二人の恋を認めてくれるのです。
じーん、ときました。
お父さま・・・ありがとうございます・・!!

6

けっこうチャラ男?

「恋人アソート」の方を読んで、この本だけ入手していないのに気づき購入。

アソートでのお話で少しだけイメージがついてしまってた2人なので
大島の方に違和感が少しだけあったものの
安藤の方はなんでも物事をまじめに考える思った通りのキャラだった。

でも正直いうと妹の存在はちょっとウザかったかな。
途中までは可愛いブラコンの妹だったけれどそれを過ぎると…
私にはもう少し控えめでもよかった感じ。
だけどお父さんはカッコ良かったよ(外見もだけど、心もね!)
世の中こんな父親ばかりではないけれど、
子供の意思にちゃんと真正面から向き合ってくれるっていいね。

その父親との約束がずっと続きますように…

5

この設定にハマれるかどうか…

うーん。
かわいいとは思ったのだけれど、
ちょっと好みに合いませんでした。


チャラい大島と秀才安藤。
大島が元から男も女もイケるクチだったから、
安藤のことを好きなるのは
分かんなくはなかったけれど、
何となく自分は急展開感を感じてしまった。
他にもシリアスな安藤の過去話が
うまく自分の中で噛み砕けなかったり
(高梨が三浦を好きだったのはよいとしても
 転校させるほどいじめるっていうのは
 どんだけなんだと思ってしまって。
 鬼畜やドSやいじめっこと言ってしまえば
 BL的にそれまでかもしれないけども…)、
安藤が大島の好きに応えたところが
やっぱりちょっと突然だなって思ったり。

大島がチャラいのに意外と真面目で
シリアスな話にはしっかりと自分なりに
考えたことを伝える面は好感が持てました。
てかこの人元々根は真面目そうだなと思った。
たまーに実際にもこういう感じの
優しさを持った人っているよね。


ただ、萌え属性が自分の好みとは
合わなかったんだろうな、と言うのが結論。
もちろんかわいい面もあったので、
客観的には萌えドコロ
いっぱいあると思いました。

全体的には
「ツンデレ、一時トラウマのち、あまあま」
みたいな感じなので、
ハッピーエンドで甘さが好きな方には
よいと思います。
ツンデレ・クーデレ・理詰めくんが
恋に悩む様も王道な感じがして
好きな人は多いんじゃないかな?
妹真由ちゃんの存在は、
好みが分かれるとは思いますが
ブラコンをかわいいと思えたら
しめたものなんだろう。
腐的萌えとは別の、
美少女を愛でる萌えがあります。
私は好みではなかった。
かわいいけど萌えはしなかったな。


描き下ろしではキャラの見分けが
つかないところが一部感じられました。
本編でのセックスの途中、安藤が
雲之助さんの他作品のキャラに
見えてしまった所もあります。
ただ全体的には絵が丁寧できれいだなと思う。
個人的には安藤のファッションが好みでした。
お洋服描くのお好きなんだろうな~。

2

妹萌えのノリが分かる人向き

俺の妹がこんなに可愛いわけがない的な。
妹萌えを理解できるかたに読んでみて欲しいです。

BLではよくある兄弟姉妹が受けや攻めの恋路を邪魔するパターンがありますが、あれって結構ウザいパターンが多いじゃないですか。
なんかうっとぉしいなーと。
ですがこちらの作品の妹はぜんぜんウザったく感じませんでした。
個人的には普通に可愛いと思えました。
でも妹出現率は多めなので、BLに女はいらん主義の人にはどうかな~とは思うところではあります。

私はむしろ妹の、邪魔するところが萌えました。
兄と妹両方萌えるとか最高です。

今回のキャラは泣きが入ってない点や攻めさんの一癖も二癖もありそうな所や、
受けさんの無表情で一見近寄りがたい雰囲気なのに心は真っ直ぐで嘘のない人柄がとても気に入りました。

甘くて幸せな雰囲気は健在で、尚且つキャラクターがあまり女々しくないので、
個人的にはこの路線の雲之助さん作品が好きなようです。

5

喜びをしって輝きを増す

雲之助さん強化月間中。

はじめに読んだ時はさらーりと読み終えてしまった今作品。
割と他の作品が好きなのでコチラは読み直しもあまりしていなかったのですが、改めて読み返すと、今の自分の心理状態や、妹の存在等々、重なる部分が多々ありまして、やはり泣いてしまったという。
うん、雲之助さんの優しく切ない気持ちは、その時の気持ち、って大きく左右するのかもしれませんね?


丸々一冊、表題の『きみに注ぐ』。
『幸せになるのさ!』で歩クンの同僚として登場していた大島。
彼が大学時代に、後に恋人となる安藤と出会うお話。

全てにおいてチャラい大島と、学内イチの成績優秀有名人の安藤。
他のものがどうでもよくなる程、大島は安藤の魅力に取りつかれていきます。
ぶっきらぼうで面白みがない安藤、という第一印象が削がれて、真っ直ぐでその真っ直ぐさの恐れを知らないような、静かな輝きに満ちた本当の彼。
もっと一緒に居たい、もっと知りたい。
そんな好奇心から恋愛感情になるのは容易かった大島ですが――と進みます。


きっと、安藤のような人って凄く大変だと思うんです。
何も知らなければいいけれど、彼が高校時代に経験した、人の感情を揺さぶるという行為を無意識にしてソレに気付かされた時。
普段は意識していない、脆い心が一気に割れてしまうだろうから。
そして何かの殻に自分の感情を押し込めて…なんて。
よほど辛かったのでしょうけど、かわいそうでたまらなくなる。

そして、そんな頑なな安藤を引っ張り出してあげた大島。
本当に悪いやつ。
安藤にのみ甘い言葉をかけて、かけてかけて、ふわりと包んで許してあげちゃうような男。
全身全霊で、安藤に感情を注いで貢いで、気付かせてあげるんです。

大好きな作品・作家さんだからこそ言います。
正直、悪い意味で作り込まれた感があるなぁと感じる時があるんです。
要はスッと心に入って来ないと言うか、台詞やモノローグに突っかかってしまうというか。
けれど、流れの中の辛さや痛さが独特で、それを溶かされる時にはもうどの登場人物も大好きになってしまう。
感情移入もしてしまうし、涙腺崩壊してしまうし、どうにかしてよもうと思う事が多々ある(笑)
何でこうも、魅力に取りつかれてしまうんだろう。


そして、決して珍しくはない設定ですが、安藤の妹・真由の存在も大きかった。
兄の安藤が大好きで大好きで、妹で居る事が自慢で誇りで、そっと宝箱に隠しておいたのに『メガネかけた意地悪カラス』に連れて行かれる恐怖。
わたくし事ですが、末っ子でブラコン気質だった自分と重なり、それはもうえらく感情移入しました(笑)
分かるんですよね、自分しか知らないものを、他の誰かが気付いてしまう動揺。
指の隙間からサラサラとなくなる感覚のような、そんな感情。
けど、最後がこの子は気持ちが良かった!
笑顔で大島に言ったあの台詞は、大島じゃなくてもキュンと来た!


最後の最後で、〆方が『幸せになるのさ!』と少々似た感じが否めず、そこでトーンダウンしたのは否めないので、「神」寄りの「萌×2」に。
いやしかし、雲之助さんは私にとってハズレが無さ過ぎです。
読み返して気付く面白さがあって、読んで居て本当に飽きません。
先に述べた『作られた』感のところも、何度も読んで噛み砕いてじわりと浸透する事も多いので、「読み甲斐があるなぁ」としみじみ。

正にこちらの作品がそれにあたります。
胸が締め付けられて、まだ痛いです。

5

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