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山田・D・米蔵
__モコ__
ネタバレ
眠傘に弱い。 寒さに弱い。 そんなお話。 真矢は相当寒がりらしく、教室で身を縮めて震えている。 そこに女子があっためてあげると言わんばかりに真矢の上に座る。 真矢は温もりが心地良くて身を委ねる。 そんな真矢の姿を眠傘が観て――という感じです。 もう無意識なのか意識的なのか、完璧にこの頃の眠傘は「ヤキモチ」を覚えます。 勿論その場で言ったりはしないけれど、思い返しては「それな…
テスト結果、真矢大ピンチ。 ……と思うのは、多分家庭教師の彰であり、いつも傍に居た眠傘で、真矢本人はまーーーったく呑気。 でも彰の本気の怒りを見て焦る眠傘は、出来る事であれば僕も手伝う、と言う。 言ったが最後、真矢は自分の願いを叶えてもらうべく、本気で追試90点以上取ろうと努力する――というお話。 まーまー、真矢は本当に眠傘が好きですね、といつも思うのですが。 この時はまだ眠傘は真矢…
私の月刊BLお祭り雑誌(笑)のこちら。 今月は何と、ヤマシタトモコ先生の描き下ろしペーパーがつくという事で通販利用させて頂きました。 『泣けるBL』収録の【ストロボスコープ】の描き下ろしだそうです。 (上記雑誌は未購入だった事を今思い出した…不覚) 前月はペーパー&作品掲載のねこ田先生目当て!という意気込みで手にしたものですが。 読み終わっての感想。 「今月の【溺愛イト…
高永ひなこ
説明のしようがない程有名なのでしょう、私の周りも皆知っておられる【恋する暴君】。 先輩と森永のつかず離れずな関係にヤキモキは当然あるのですが、今回は同時収録された、【ぼくたちの失敗】のお話を。 ゲイに対し、死ぬ程嫌悪感を露わにしていた筈の森永兄。 自分の弟の恋人は、自分の親友・真崎だった。 セックスしている所を見かけ、兎に角揉め、仕舞いには真崎は自殺未遂。 2人は離れ離れになるし、親…
安曇ひかる 金ひかる
こちらでお教え頂いて読んだ作品です。 BLジャンルの小説はほぼ読んだ事がない為、こちらの作家さんも勿論初でした。 読み終えて、一つ深呼吸しました。 山あり谷ありでもなく、ハラハラドキドキがある訳でもなく。 いうなれば淡々と、ストーリーが進められていく感じ。 勝手な私の価値観と言うかイメージと言うか、映画も殆ど観ない私が最後まで観た数少ない作品の中で、【ベンジャミン・バトン】や【鉄道員…
ガリ勉奨学高校生・眠傘と、チャラ金持ち高校生・真矢の商業誌同人誌第1弾。 本編は【酷くしないで】ですが、こちらの表紙には【冷たくしないで】番外編と描かれています。 真矢との関係を持ち、それが持続され、しかし眠傘には恋愛感情がない時のお話。 私的には、好きと自覚していない、というより「それそのものがない」のだと解釈している時期です。 真矢がオーストラリア旅行で3週間不在になり、眠傘が…
ヤマシタトモコ
ヤマシタトモコさんの短編集。 外国系の物があまり得意ではない(答えは単純、カタカナのお名前がいつもすんなり読めない阿呆脳だから・笑)んですが、しょっぱなからアラブ的?な物が。 表題作の他、【the turquoise morning】【さようならのお時間です。】【ラブる。】【浮気者!】【嗚呼ボーイフレンド】【絶望の庭】の6作。 更にヤマシタさんありがとう的な描き下ろし、【薔薇の瞳は盲目】【欲…
まず初めに。 日傘さして、フリフリ服着て、高速回転なのに無表情でコーヒーカップに乗るのはやめて下さいお母さん(笑) 第3巻。 今回のメインは表紙通り、殆ど相良と会長です。 少しだけ距離が縮まった相良と会長。 会長は相良を好きだけれど、相良は勿論まだハッキリ分かりません。勿論会長を疑っているし。 そんな時、相良のお母さんが手術の為入院。 家の事だって出来る、勉強だってする、お見舞い…
【不器用なサイレント】第2巻。 大人しくて中々感情を表に出せないから誤解されがちだけど、田宮への情熱はそこはかとない美術部所属の智。 そして、明るくてスポーツ万能、誰にでも好かれるタイプで智の恋人・田宮のお話。 いやー、清く正しく美しくな学生からは、割とかけ離れているギャップ感がタマラナイ(笑) 相変わらず表に感情が出にくいけど、田宮と付き合うようになってからは、自然となのか努力な…
私の中の高永さん作品、第2弾。 何せ画の安定感が凄いなと思います。 以前、他作品でのレビューでも書かせて頂いたのですが、繊細な中にも華があり、それでいて見せ方がお上手。あっぱれ。 読んでいて飽きさせない構図等々あるので、「実は自分は高永さんツボなんだな」と改めて知らされた事になりました。 連載物の1冊目、丸々表題作です。 思いを伝えるのが苦手で、苦手だからその行動から徐々に遠ざか…