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雲田はるこ
御影
ネタバレ
雲田はるこ先生と河内遙先生の対談が読みたくて手にした1冊です。 両先生が『いとしの猫っ毛』の中のキャラクターや、作風、またたび荘のイメージになった場所などの事を対談形式で載っていて、雲田先生の世界観が垣間見えた様な気がして興味深かったです。 コミック部分は、より抜きのお話が再収録されているということで、これまで読んだお話の復習という感じが強かったのですが、名言集やCD収録風景レポー…
原作を一度読んでいるので、すでにストーリーは知っていたのですが、音声化されたものを改めて聞いてみると、これはこれで胸にくる発見がありました。 彰広を近藤さん、匡を鳥海さんがそれぞれ演じられているのですが、原作同様、匡の後輩である彰広に追い抜かされる「焦り」やこれからのことへの「不安」が、リアルに演じられているので、聞いている私まで一緒に不安になりました。 二人の関係が進むほど、匡…
新藤まゆり
CMの企画、映像制作を行う「ヤナギダワークス」で働く黒木と、新入社員の大和とのお話です。黒木と大和は愛し合う恋人同士ではなく、体だけの関係なのですが、大和は積極的に攻めてきます。 大和は新入社員と言うことで、普段黒木とは先輩、後輩の関係になります。だけど、体の関係になると二人の主導権が逆転するのが面白かったです。仕事では、黒木の方が指導することになるのですが、新入社員の大和に、どこまで仕事を…
佐々木禎子 兼守美行
音楽クリエーター基とやくざの清瀬のお話です。虫取り網を手にしていた基の元に、基が全く知らない男、清瀬が現れ、清瀬はいきなり家捜ししていくのです。 清瀬は基の親友であるジャーナリストの桜庭が送った「鍵」を探しに来たのですが、基もそんなに簡単に鍵を渡すほどお人好しではありません。 基はしっかりしているより、だらしのない人のほうが好みなのだそうですが、清瀬は結構しっかりしていそうな感じがし…
月村奎 宮城とおこ
父母を早くに亡くし、施設や親戚の家を転々としながら暮らしていた空と、あかね亭を経営する隼人のお話です。 空は就職活動の帰りに隼人の父、昭介と自転車で接触してしまいますが、あかね亭に呼ばれ温かいもてなしを受けるのです。祖父である昭介、隼人の姉のかなえ、かなえの子であるひなたと佑太。天涯孤独な空からしたら、隼人の家は恵まれた家庭ですが、彼の家は、両親の離婚や再婚でできた家庭で、血の繋がりは極め…
ごとうしのぶ
「タクミくんシリーズ」は前作『Station』で完結と聞いていたので、まさかその続編になる『BLUEROSE』が刊行されたことに正直驚きました。それと同時に、どんな話になるのか読むのが怖くもあり、楽しみでもありました。 やりたいことは全てやり尽くして、今は快適な隠居生活のギイと、桜ノ宮坂音楽大学で、井上佐知の助手をしているタクミくんですが、気がつけば二人とも20代後半です。 佐知に届…
こうじま奈月
『束縛プログラム』はプログラムシリーズ2作目に当たります。やはり、昇陽にどこまでも反発する春真ですが、実は二人ともドレッドに追いかけ回されているような気がしてなりませんでした。 久しぶりに福岡の実家に帰省する春真と昇陽ですが、昇陽が暴漢に襲われて初めて春真は、自分の気持ちに気づくのです。いつも一緒なのが当たり前、守られるのが当たり前だと気づかないのも当然なのかも知れません。二人の気持ちが確…
学校、バイト先など、全ての生活の範囲になぜかついてくる、SPの昇陽と大学生の春真のお話です。 春真は資産家の家に生まれ育ち、大学入学を機に親元を離れたのですが、親の都合で昇陽をボディーガードとして付けたのです。何でも自分でやってみたい春真からすれば、気の毒だななんて思いもするのですが、やはり春真はお坊ちゃまだなと思うことも多いのです。昇陽が熱を出さないようにブランケットを掛けたら自分が風邪…
隆巳ジロ
中学、高校時代と応援団に所属していた喜一ですが、後輩の朗に再会するのです。中学校で同じ応援団の先輩、後輩という関係ですが、大人になった朗は、喜一に対してとっても積極的です。むしろ喜一の方が先輩、後輩関係を重んじるようなところがあるのに、朗はまるで恋人に接するかのような態度で喜一に接するのです。 喜一が怪我をすればお姫様だっこをしてみたり、喜一に食べさせてもらって満足してみたりとまんざらでは…
中村春菊
新社屋への引っ越しと雑誌校了の締め切りが重なってしまい、ただでさえ忙しい律ちゃんがさらに忙しくなります。その上、体調不良で倒れてしまいます。 高野さんに介抱される律ちゃんですが、高野さんは律ちゃんの部屋の片付けに追われることになるのです。翌週、会社で律ちゃんの部屋を片付けたという高野さんですが、それはやはり愛ですよね。サファイア文庫のみなさんと一緒に納得してしまいました。 律ちゃんの…