御影さんのレビュー一覧

春雨トンネル コミック

銀川ケイ 

何かが欠けて分かること

 旭の姉、真朝と英司は婚約中で、結婚式のことを相談しながらとても幸せそうです。
ところが、真朝は帰らぬ人になってしまいます。

 真朝の弟、旭と彼の義理の兄になるはずだった英司が取り残されるのですが、旭は朝、英司を起こしたりと、まるで本当の兄弟のように、英司の面倒を見るのです。

 英司も旭の向こうに姉の真朝を見ているようなところがあるのですが、私にはそれが少し辛いことのように感じました…

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ルールそのいち 完全版 コミック

村上左知 

せっかく出会ったのに…

 どこか影のある塚本と、どちらかというと可愛いという感じの理央の共通点は、二人が同性しか愛せないということ。その上、二人とも受けだったということ。
 
 せっかく同い年で出会えたのに、ともかく残念で仕方がないと思ってしまいました(笑)

 自由に人をつながろうとする塚本は、時として自分を大切にしない人なのかなとも思ってしまいましたが、理央の気持ちを知りながら、理央の優しさを素直に受け入れて…

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是(7) コミック

志水ゆき 

離れにいるのは

 琴葉と言う子どもは、本来ならば、三刀家の大事な跡取りなのだから、大切に育てられるべきなのに、琴葉は離れに閉じ込められているのです。

 そんな琴葉の親代わりをするのは、紙様の近衛です。一見、面倒見がいいようには見えなかったけれど、結構世話焼き体質だったんですね(笑)

 琴葉がすがるように「この」と言えば、きっと情が移ってしまうかも(笑)
 月斗と星司の意地悪にも負けず、琴葉を守り通す…

1

是(6) コミック

志水ゆき 

ちょっとした疑問が解決

 隆成の紙様になれるかどうかの盛夜ですが、そんなとき、隆成の仕事仲間の子供、洋次が突然いなくなり、その後、体に傷を負った状態で発見されるのです。

 洋次に暴力をふるった人間が程なく分かるものの、私は、隆盛が洋次のことになると、態度を変えることがちょっと意外でした。もしかしたら、かつての母と自分ができなかったことを、洋次にはそうあって欲しくないと願っていたのかも知れません。

 言霊を使う…

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東京心中 上 コミック

トウテムポール 

そんなに好きだったんですね(笑)

 これまでの人生、何をやってもそれなりにできてしまう絢と、テレビ局で働く矢野のお話です。

 絢が思っていたテレビ局の仕事と、実際の雑用に似た仕事はきっと想像と違っていたはずなのに、さすが絢は適応力が高いです(笑)

 絢には付き合っている女性がいるのに、それを飛び越えてまで矢野に心惹かれるのだから、よっぽど魅力的だったのですね。ただ、矢野の方も、絢に主導権を撮られたくないのかなと思うよう…

1

是(5) コミック

志水ゆき 

言霊を使わないこと

 主をなくしてしまった紙様の守夜は、新たな主になってもらうべく、隆成の元を訪ねるのです。

 隆成は一族から離れて暮らしているのですが、ある事件がきっかけで彼は二度と「言霊」を使わないと決めているのです。

 日常の中で、ほんの少しの悪意や皮肉があって、深く考えもしない言葉がそのまま言霊になって、望まない結果になるのはとても怖いことだなと思いました。

 紙様と言うだけで、人間から好き…

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好きのきもち 小説

高峰あいす  穂波ゆきね 

ひとりにしないで

両親を交通事故で亡くした真穂は、姉、志乃の駆け落ちでとうとうひとりぼっちになってしまいます。
 一方、志乃の勤務先である「プロムナード」でも、志乃の駆け落ち失踪で頭を悩ませているのです。

 「プロムナード」とは、散歩のお相手、案内役を派遣する会社なのですが、内容が内容だけに、人に説明するのが難しいお仕事です。

 姉、志乃と一緒に駆け落ちした高科の代わりに、案内役をすることになった真穂…

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それでは今日もいただきます。 コミック

橋本あおい 

いただきますってそっちだったの?

「それでは今日もいただきます。」
 
 洋食屋「キッチン」で働く高匡と、ラーメン屋「浅の」で働く恵のお話です。

 二人は幼なじみで、共に実家の飲食店を継いでいるのです。
 私は、「幼なじみ」というのがつぼに入ってしまったのですが、恵の恥ずかしい思い出を高匡が言うのに、押し倒されるときは立場が逆転するのには笑ってしまいました。

 「SUNNY&CLOUDY」

情…

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好きにならなくてもいい 小説

椎崎夕  葛西リカコ 

不感症でも愛することができるのか?

大和は、桐島織の版画を専門に扱うギャラリーで働いているのですが、ある日、田宮という男が、版画を買いに来ます。

 版画を見た次の日も、またその次の日も、田宮はギャラリーに通うようになり、大和は田宮の真意を測りかねるのです。そんなとき、大和がかつて告白された相手、手嶋から声をかけられているところを、田宮に知られてしまうのです。

 冒頭から大和の「低体温」とも言うべき、いろいろなことに反応が…

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宇田川町で待っててよ。 コミック

秀良子 

そうなる日も近い

 クラスの中でも、明るくて、勉強もできる男子、八代の「女装」という秘密を知ったとき、クラスメイトや友達はどんな反応をするのかな?と考えてしまいました。
 
 その秘密を知っているのは、八代とは反対に、冴えない男子、百瀬です。
 脅されているわけでもないけれど、二人だけの秘密と言うだけで、怖いものを感じました。
 それでも、百瀬も八代のことをよく「似合っている」「かわいい」と言っていたので、…

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