snowblackさんのレビュー一覧

愛のマタドール 小説

華藤えれな  葛西リカコ 

美しい挿絵と、臨場感溢れる闘牛場面。

マタドールシリーズの新作がランクインする中、
まずは第一作からと手にとってみたのだが、
ドラマチックな表紙の美しさにウットリ!
構図も、マタドールの衣装も聖職者の衣装も、素敵。


夜の酒場で出会って身体を繋ぐ、二人。
一人は、自分の過去への贖罪の為にだけ生きている日本人神学生・颯也。
もう一人は、スペイン中を熱狂させている若きマタドール・ユベール。

それぞれ経緯も向け方も違…

9

壁の中の嘘と秘密 小説

高遠琉加  小椋ムク 

高校の寮もの、ですが。

高遠琉加さんは、雰囲気が好みで作家買いする作家さんのお一人。
その新作。
「これ書くより、皆が待っている続きをさっさと書いて下さい!」と思わなくはないが、
それはともかく、タイトルのつけかたも高遠さんらしいと思いながら手に取る。

壁……といえば「刑務所」だが、今回の壁はさにあらず。
山の中にある寮制男子名門高校の壁。

高遠作品らしい、切なさはある。
まぁ、悪くないけれど、ツボ…

7

涕涙まくら コミック

池玲文 

死にゆく夏……におくる短編集。

5作品収録の短編集。
表題作「指喰い、月の色人」「シューカツ」「宵越しルーガルー」「夏に死にゆく物語」
兄弟もの、吸血鬼?もの、地獄もの、獣人もの、そして最後はメッセージ漫画か。

池さんの絵は相変わらず美麗で、カバーそでのカラー画が表裏とも頗る好み。
表は「指喰い、月の色人」から、裏は「夏に死にゆく物語」から。

地獄物はBLテイストの結構エグイけれどコメディ、
獣人もの(あっと…

5

OPERA vol.8 働く男(アンソロジー著者他複数) コミック

淡い色彩のポップな表紙

旧装丁時代のOpera。
Vol.10からは現在のスタイルだけれど、この頃のは題字が違い
さらには、カラーのカバーがかかっているんですよね……

この号のテーマは、「働く男」。
明日美子さん、結構な頻度でこの雑誌の表紙をお描きですが、
これも淡い色彩の作品キャラクターではない作画のあすみんの表紙。
それと、bassoさん、同級生の原センの話が目当てで入手したもの。

bassoさ…

1

恋は育って愛になる コミック

木下けい子 

私もトマトは苦手なんだが……

中学生の頃、一時期暮らしていた田舎に営業に赴くことになった
バイオ肥料メーカーの櫻井くん。
そこで出会ったのは、元ヤンキー、今は有機農法の若きマエストロw
つまりは畑でトマトや野菜を作っている、逞しいイケメンの中道くん。

この中道くん、昔から桜井を可愛いと思っていたらしい……
そして、再会して好きとか言っちゃっているが、そんなの信じられっこない。

どうも中道くんラブらしいイタリ…

2

朱い熱 私立櫻丘学園寮 小説

橘紅緒  北畠あけ乃 

この暗くて熱い痛みは、頗る好み!……だけれど。

私立櫻丘学園寮シリーズ三作目。
「櫻丘寮の悪魔」と呼ばれる、美貌の松嶋理利(マサトシ)が主人公。


一作目は王子とツンデレ、二作目は健気で可愛い中学生の恋、そして三作目は……
松嶋が主人公ならば、それはそれなりに痛くてドロドロだろうな、と予想はついたが
その通りだった。

彼は一作目からすごく気になるキャラで、二作目でお気に入りキャラとなり、
そしてこの三作目で主人公。

4

Lovers - 白衣シリーズ総集編 - 小説

浅見茉莉 

白衣の恋人たち

「白衣は愛に染まる」(全2巻)「白衣の熱情」「白衣は情熱に焦がれて」の、
通称白衣シリーズの番外編同人誌の総集編。

本編後長崎の救命救急センターに行ってからの、宇堂将悟と朝霞洵がカップルが主だが、
他に「熱情」の浅倉と敦希、「情熱に〜」の築城と日下の話、
更には、スピンオフで、将悟の在米時代の同僚の町田と英国籍の中国人医師ヴィック。

メインの将悟×洵は、あまあまあり妄想話あり家族…

0

ノーカラー コミック

夏目イサク 

ひまわりのモチーフ、爽やかな一冊

明るくて騒がしいカメラマンの卵の飯田と、
勉強して成績を上げることで存在意義をみつけてきた大学生の坂本。
アパートで隣同士の部屋だった二人だが、
飯田の部屋で起きた事故をきっかけに1週間同居することになる。
最初は嫌々だった坂本だが、徐々に飯田の気がつかなかった面に触れ、
見方が変わり、そして世界が広がっていく……

やっぱり、胃袋を制すものはハートを制す!だね。

坂本が何とも…

3

楽園は甘くささやく 小説

神奈木智  サマミヤアカザ 

洋館と、トラウマと、家族愛と

18歳の貴史は、たった一人の身内だった母親の死後、
突然現れた親戚の青年・冬杜の家に引き取られることになる。

心身共に不安定だった母と二人、
引きこもるようにして暮らしていた生家と似た雰囲気の洋館。
そこに暮らす冬杜とその兄弟達との賑やかな生活は、
社会とふれ合う経験が極端に少なかった貴史を戸惑わせる。

個性的な冬杜の3人の弟妹達が、それぞれに貴史との距離を縮めようとし、
戸…

0

また あした コミック

町屋はとこ 

かわいい おとな

榎田先生とのコラボ作品恋愛シリーズで、初めて読んだ町屋さん。
優しい雰囲気で悪くないけれど、と思いながら他の作品に手を出す程でもなく
そのまま日が過ぎていたのですが、偶然このデビュー作と出会ったので
読んでみました。

感動もしないしツボりはしないけれど、好感が持てる。
印象を一言で言うとそんな感じ。
心優しくピュアな大人の王道恋物語。
だけれど、Hは露骨で結構ボリュームがあります…

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