snowblackさんのレビュー一覧

抱きしめて離すもんか 小説

髙月まつり  こうじま奈月 

ラノベっぽい、ファンタジーBL

これはシリーズ物だったらしい。
人外の話で、戦いなども出て来てファンタジーなんだけれど、
生活ぶりが庶民的で軽いノリで読めるし、この一冊から読んでも十分分かる。
今までのカップルが登場してくるので、
シリーズで読んでいた方が美味しいかなとは思うけれど。

ある日いきなり見知らぬ男に抱きしめられてしまう蓮双。
男は神獣・麒麟の白遠で、
長い年月愛おしい伴侶の九つに砕けた魂の欠片の最後…

0

金のフォークに銀の匙 小説

かわい有美子  麻生海 

大きな萌えはないけれど……

事故の加害者と被害者として出会った二人。
最初は全然違うものと思っていたのに、知り合ううちに互いを意識し
戸惑いながら共感して心が繋がって行く……、そんなお話。

父親の倒産後、苦労して公認会計士になった実力主義の不破。
方や、大学生のカフェバイト君の三谷。
事故でひっかけたこをきっかけに、
不本意ながら三谷に食事を作ったりと世話をしてやることになった不破。
まずは、不破が心の中で…

3

カフェオレ・ランデブー 小説

栗城偲  藤たまき 

大喜利コーヒー

29歳の誕生日、恋人が実は既婚者であることに気がついてしまった久能。
男同士、日の目を見る事は難しくても
普通に恋をしているつもりだったのに……

そんな時に出会った、昭和の香りの純喫茶。
雇われマスターのまだ若い男性と常連達、美味しいコーヒー、
そしてそこに漂う空気に癒され、通うようになるが……

こんな恋には見切りをつけようとするのに、
相手はなんとも悪びれることなくうまく別…

7

百日の騎士 小説

剛しいら  亜樹良のりかず 

仕掛けのあるタイムスリップもの

タイムスリップして千年の昔からやってきた騎士と
父が甲冑製作の専門家で、自分も服飾史を勉強している学生。
普通は千年前から来たなんて信じられるはずもないのだが、
そういう素地故に理解とコミュニケーションが成り立つという設定は
なかなかよく出来ていると思う。

アーサー王伝説が関わる話なんだけれど、そこにもう一捻りあって
なかなか大掛かりな道具立て。
単純にアーサー王の騎士のランスロ…

3

世界でいちばん愛しい翼 小説

神奈木智  桃月はるか 

まあまあだけれど、ダメ教師が地雷な人は注意。

神奈木先生の作品は適度にいかにもにドラマチックで、甘くて……
ツボど真ん中とか感動して涙……とかじゃあないのだけれど、
少女漫画を楽しむような感覚で、はずれなく読めるので時々読みたくなる。

今回も古本屋でみつけて、そんな感じで気軽に手に取ってみた。
設定は先生と生徒。

ハンサムでなんでもそつなく出来て、ちょっとズルい男の有沢が
映画館で偶然助けた生徒の夏那に惹かれていく話なんだ…

0

鳥は象牙の塔にいる 小説

きたざわ尋子  陸裕千景子 

この2作目の方が好き。

全4冊のシリーズ2作目。
前作の「啼けない鳥」の脇役がメインのお話。
こちらの方がずっと良かった。

LOVEだけならば、前作を読まなくても味わえるし
全体のストーリーは正直言って割に
どうでもいいと言えばいいが、
分かるか分からないか?と言えば、
前作を読んでいないとあまり理解できない。

天才養成機関のアカデミーで育った加室充絃(みつる)は、
極秘の研究を任務として、長和…

3

啼けない鳥 小説

きたざわ尋子  陸裕千景子 

漠然とした雰囲気の一冊目

四冊シリーズの第一弾。

表紙も挿絵も綺麗で幻想的なのだが、物語全体が薄靄がかかったような
……と美しくも言えるが、なんともぼんやりした印象の話。

主人公の冬稀の影の薄さも一因だろう。
天才育成機関で育てられたという特殊な育ちで、
あんまり喋らず感情が出ないという設定だから仕方ないともいえるが、
そんな彼が愛を知って性に目覚める、というドラマチックさには欠ける。

相手の賀野…

2

富士見二丁目交響楽団シリーズ外伝 虹の橋 小説

秋月こお  後藤星 

シリーズ50巻目にして、外伝第5弾

完結後に、ちょっとした裏話に留まらない外伝を続けるやり方には
結構反発を持っているけれど、でも結局読んでいる自分に溜め息。
そういう読者も多いのではあるまいか?

前半1/3の『楽園の雲雀たち』。
教師業3年目の悠季が壁にぶちあたり、福山師の許を訪れる。
『檻の中』に収められていた『むずかしい弟子』もそうだったが
私はこの名伯楽福山先生に深く感銘を受けているのだが、
しかし……、全…

2

あなたの好きな人について聞かせて 小説

小林典雅  おおや和美 

爆笑にはいたらず。

ある日道を歩きながら妄想していた路郎(小説家志望、童貞)は、
あわや車にひかれそうになったところを、
蓉平(イケメン高校生)に助けられる。

足の骨を折る怪我を負って入院することになった蓉平の提案で、
毎日与えられたお題でSSを書いて見舞いに行く事にさせられた路郎。

まぁ、実は蓉平は前から路郎に好意を持っていて
これをきっかけに近づくべくこんな約束をさせたんだけれど、
このSS…

4

欺かれた男 小説

英田サキ  乃一ミクロ 

作者への期待値未満

英田さんの刑事物で、レーベルはキャラ!
乃一ミクロさんの絵は雰囲気があるし!
……という期待していると、ちょっと肩すかしな作品だ。


有能な刑事なのだが、ワケアリで郊外の所轄に飛ばされていた沢渡。
周囲に馴染まずに過ごしていた彼の前に現れたのは
時ならぬ移動でやってきた、どうもちょっとトロそうなキャリアの槙野。

前半はちょっと端折った感じもあるし、
事件自体もホームドラマレ…

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