haruko4869さんのレビュー一覧

食うか食われるか 小説

ふゆの仁子  円陣闇丸 

お腹がすいて困ります

攻・椿修一郎 シェフ
受・芦澤真幸 経営コンサルタント

椿は30代、芹澤は20代後半と思われます。

少女漫画の王子様のような外見の芹澤、しかし中身は猪突猛進な二者択一の人物。
好きか嫌いか、良いか悪いか、YESかNOか。
ハッキリしないと気がすまないタイプです。

その芹澤が通いつめているのが椿のレストラン。
経営コンサルタントとしてフレンチ界の大御所から依頼を受け、新しい…

4

たかが恋です 小説

坂井朱生  あかつきようこ 

されど「恋」なんですよ

攻・美作良彰(29) シェフ
受・下綱育人(19) フリーター

育人はフリーターと言っても、コンビニバイトとかではなくて。
頼まれてファイアーウオール破りをやったり、機密性の高いシステム設計を手伝ったりといったトコをフリーでやっているフリーター。

優秀すぎる育人は、子供の頃から周囲から孤立し、また保護者である大人たちに争いの駒のように扱われてきました。
自分には当たり前に分かるこ…

1

龍と竜~銀の鱗~ 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

年の差、32歳!!

攻・高科次郎(45) ヤクザ
受・石神颯太(13) 中学生

颯太は乙部姓から石神姓に変わっています。
龍一郎の養子になったんですね。
竜城は乙部姓のままです。

兄・竜城と義父・龍一郎のセックスを見てしまった颯太。
前々から怪しい様子はあって、子供心に不思議に思っていたのですが、13歳になって初めて、兄と義父のそれが「セックス」だと分かってしまったのですよ。
颯太は叔父の次郎の…

7

愛の弾丸 小説

小川いら  九號 

世界が色を取り戻す

攻・国木田哲夫 フリージャーナリスト
受・宇佐美英志(29) 経済ヤクザ

国木田は英志の大学の先輩に当たるので、30歳以上だと思われます。

ヤクザの愛人の息子に生まれた英志。
母親が亡くなった後に父親に引き取られたが、本妻の虐待と同い年の兄からの残酷な仕打ちに、生きることを諦めているようなところがあります。

組員のシノギである倒産寸前の会社から手を引けと乗り込んできた国木田。…

0

ディア・グリーン 瞳の追うのは 3 コミック

富士山ひょうた 

ゆっくりと、幸せ

攻・矢島縁
受・音海紘

同級生の、友達から始まった恋です。
ゆっくりゆっくりと進展してきた2人の関係が、ここにきて一気に強固なものに。

年をとって、周囲が「結婚」を望むような年齢になると、2人だけの関係ではコトがすまなくなってきますが、この2人はちゃんと家族にも認めてもらえるようにと、地に足のついた恋愛をしてる。

こんなに日常的なBLマンガ、他には無いのでは?
ゆっくり好き…

2

俺と奴の対峙する関係 小説

義月粧子  朝南かつみ 

結局、初恋同士なのね~

評価が高かったので読んだのですが…皆様に同じくの評価でした。
面白いです~。

攻・黒田剛士
受・志岐顕之

幼馴染で同級生。
子供の頃からのライバル関係。

人当たりがよくオープンな性格の黒田と、神経質で他人を寄せ付けない志岐と。
正反対の2人です。

高校時代、黒田がゲイであることを知ります。
志岐はそれに対して特に何かを思うことは無かった。
「ふうん」てな程度。

7

no reason -恋に堕ちる- (表題作 no reason) 小説

可南さらさ  カズアキ 

ツンツンがツンデレに変わるとき

攻・高宮一成 高2
受・小島柚木 高2

クオーターで線が細い柚木は、自分の容姿と、音楽家である両親の才能を受け継がなかったことにコンプレックスを持っています。
帰国子女の柚木は小学生のとき、同級生の男の子・一成に酷く虐められます。

一成は…柚木と親しくなりたかったんですよ。
好きな女の子を虐めてしまうというヤツで、柚木に他のヤツよりも自分に目を向けて欲しかった一成。
が、ガキだ…

4

夜にくちづけ 小説

名倉和希  真生るいす 

甘い、あまいあまい、あっま~い!

攻・永野浩一郎(36) パイロット
受・緒川純理(17) 高校生

純理は映画監督の父親の影響で芸能関係者と顔をあわせる機会も多いのですが、ゴマすりやおべっかの大人たちにうんざりしています。
常々自分の性癖に悩んでいて、それが原因で「目立ちたくない」という思いがより強いのかな。

大晦日のカウントダウンパーティーでしつこいスカウトらから逃れたところで、結婚披露宴に出席していた永野と出会…

3

世界を壊しても 小説

火崎勇  志十獄 

跪いて靴をお舐め!

攻・男鹿隼人(30) 大手フードチェーン「禅華」社長
受・雲居紺(28) グレナディン所属の空間デザイナー

大学時代に付き合っていた2人ですが、男鹿は雲居を「都合のいいペット」としか思っておらず、あっさり捨てて渡米してしまいます。
向かってくる根性が無かったから恋人にはしなかった、と男鹿は言ったが、もし逆らったり意見していたら、もっと早く男鹿は自分を捨てていただろう。
男鹿に必要なのは…

3

隣人に恋の降る 小説

火崎勇  北上れん 

ミステリ仕立てがいい味だしてます

攻・渋谷潤一
受・羽曳野佑

隣のおじいちゃんから「東京に行き、ある会社で働いて欲しい」という依頼を受ける羽曳野。
超一流の商社にコネで押し込まれ、配属された課ではツンケンな隣人の渋谷と、やけに馴れ馴れしい宮川がいました。

渋谷は羽曳野を胡散臭げな目で見ています。
偶然隣に引っ越してきて、偶然中途採用で自分の課に配属されてくる…アヤシイ、と。
同じように宮川も、羽曳野の存在を奇妙…

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