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華藤えれな 梨とりこ
茶鬼
ネタバレ
白夜のロシアが舞台のお話。 テロ、軍、マフィア、政治的汚職、フリージャーナリスト、臓器売買、 結構主人公たちを取り巻く環境は、かなり物騒です。 しかし、中心は主人公たちの恋愛で、そんな深い設定も結構てんこ盛りなのに、わりとさらっと解決してしまって、一体どんな技を使ったんだ?とちょっと不思議に思わないこともない。 却って、その設定にあまり疑問を感じてしまうと上滑りしてしまう危険がありました。…
和稀そうと
細長~い人物が特徴的な和希そうとさんの絵ですが、本を開いて扉の表紙、シングル描写なんですが一言「ながっ!!」 だけど、作品の中に入り込んでいくと細長いとは思うけどさほどきになりませんw さて、2冊目の単行本は表題のシリーズとその高校時代の番外編、他短編2本の構成になっています。 題名が「妄想アタッチメント」になってるんですが、実際エッチな妄想をするのは3話目の「フライングスタート」表題の”妄…
ななせかめ子
以前読んだ本が短編集で、今ひとつパッとしなかったので今回迷いましたが1本1冊でしたので、読んでみました。 ・・・びっくり!! 結構内容的には重たいものなのです。 悪い男がいて、それのせいで踏みにじられた純情、そして大好きな人たちの死、 家出とか、子供を育てるための必死の手段とか。 なのに、主人公は明るいのです。 ダメージを受けながらも、本当は苦しいのかもしれないのに、それを感じさせない…
凪良ゆう 高久尚子
凪良さんの、暗くて重い方のお話です。 お話の本筋がそれですから、エンド後は苦労はあるだろうけど二人にとっては幸せが待っているはず。 マイナスから始まったそのグラフが波打ちながら緩やかに上昇していく流れを見せます。 読後思ったのは、この本に登場する主要な人々は、皆何かに囚われて抜け出せないかわいそうな人たちだったということです。 それを打破できなかったり、しようとしなかったり、方法を間違って…
吉原理恵子 円陣闇丸
まず最初に装丁の事。 chara15周年記念作品として「二重螺旋」が選ばれたのは、そしてその中でも詳しく描かれることのなかった長男の雅紀視点が描かれるのは嬉しいことでした。 お値段も一般書籍並の1470円ですから、過去書籍になった作品もそうであったように、シンプル装丁ではあるかとは思いましたが周年記念であるから、せめて、カラーイラスト集とか付けて欲しかったとか思うのは欲張りでしょうか。 …
宮本佳野
宮本さんのファンタジーものって、すごく引き込まれるものが大きい自分です。 今回も、まだ恋だの愛だの、そんな部分はかなり薄いですが、廃神社に開く異空間(パラレルワールド)への門、そこで起きる出来事がなかなかに面白いのですが、それぞれのキャラクターの魅力が大きくて、夢中にさせられてしまいました♪ この1巻を読み終えて、なにげに何パターンかの展開とカプリングの予想が付くような気がしますが、果たして?…
九重シャム
なかなかに意味深なモノローグから始まります。 「もしこれまでのことが全部悪い夢だったのだとしたら・・・これで悪夢は終わるのだろうか」 クローンの研究をしているトビは恋人で同僚の研究者市柿と待ち合わせした場所に向かう途中事故に遭い死んでしまう。 しかし、クローンとして記憶のいくつかの欠落はあるものの、再生され、自らが被検体になったような形で研究所に必要とされる。 彼の恋人であるという市柿、ト…
甘甘の番外編でした♥ 陸斗は映画出演後も所属劇団の公演に出ています。 それで忙しくて、恋人の大悟とも中々会えない日が続いていたのですが、その千秋楽、大悟は花束を抱えて楽屋を訪れます。 そして、劇団の主催者とも知り合いということで一緒に打ち上げに行くことになるのですが~ モテる大悟に、せっかく一緒に飲めると思ったら取り付く島もなく、つい飲みすぎてしまった陸斗。 気がつくと大悟に送られて…
洸 香坂あきほ
結構正攻法で、複雑でなく簡潔。非常にストレートでわかりやすいお話でした。 最近はあらすじもみないでぶっつけで読むことが増えたため、最初読み始めたときに ずっとファンで憧れていて、彼がいたから入った役者の世界という、主人公がその彼の監督作品の映画主役に抜擢され、今まで本気の恋をしたことがなかったために、「俺を誘惑してみろ」という演技指導も兼ねた課題をこなすうちに憧れが本気の恋モードになって、…
六路黒
作者さん2冊目のコミックですが、絵の綺麗さといい、お話のまとまり具合といい、こなれていて新人な感じがやっぱりしませんね~♪ 前作もそうでしたが、ちょっとひとひねり効かせた人物設定が、派手ではない話にピリっとスパイスを効かせている。 そんな面も優れている点ではないでしょうか。 今回は表題が、前中後編の3連作+後日番外という構成。 主人公の要は大学生の時両親を亡くし、弟は親類の家へ、自分は…