茶鬼さんのレビュー一覧

略奪者の弓 小説

春原いずみ  Ciel 

そうきたか!

弓道の宗家を舞台にしたお話ですが、最初まるでお姫様のような世間知らずの主人公と、主人公命の世話役、そしてまるで正反対の男、冷徹な宗家という登場人物展開に、前半イライラさせられ、中盤やっぱりそうきたかと思わせ、終盤こういう選択肢を選んだか!
と、読んでいると幾タイプにもお話がつくれそうな前哨展開が、ユニークな作品だったと思います。
結局のところ、恋愛というよりは主人公の成長物語。
そして、年寄…

1

ヒミツは快感×霊感 コミック

津賀みこと 

ゲイでネコの霊限定w

時代モノだったりファンタジーが多い作家さんですが、今回は舞台が現代でも霊とかアヤカシとかが出てくるものが2本、そして珍しい全くの現代モノが1本の合計3本です。
絵がノスタルジックで今風でないので、ちょっと好き嫌いが出るかもしれないのですが、お話としては面白いのですよ♪

表題は、”ゲイでネコ”の霊限定で憑依されてしまう大学生・日雪と、彼の幼馴染で、憑依され出した中学の頃から彼の受け皿になって…

0

優しい夜 小説

高岡ミズミ  水名瀬雅良 

え!?そうくるかの意外性

すっごく王道路線だったんです。というか王道だと思います。
両親と兄を事故で亡くし、自分だけ怪我はしたものの生き残ってしまい、そんな主人公を引き取って世話をしてくれた家族の歳の離れた兄の存在の人。
優しく接して面倒を見て、それは10年経った今も過保護なくらいに主人公を気遣い思いやり、
そんな年上の人を好きなんだけど、言えない主人公。
まるで大事なモノを扱うような、その優しさと、彼に近づく者に…

4

Extra Book 特典

刺青と虹

「蛇淫の血」「蜘蛛の褥」の新装版が発売されたのを記念して応募者プレゼントになった小冊子です。
この2作品、ヤクザ絡みなので共通するのは ”刺青”
今回のこの番外小冊子はテーマが 刺青と虹 になっておりました。

『虹雲』
自分と相対する検事である神谷と恋人になったヤクザの久隅。
本編で彼は神谷の為に蜘蛛の刺青を焼いてしまいます。
それを叔父の桜沢に見せに行き、帰りに神谷に出会うという…

1

シガレット 小説

羽生有輝  湖水きよ 

お兄ちゃんは実はONLY ONE思考?

前作『チョコレート』で、主人公の小早川純に振られてしまった、彼の恋人・堅司の兄・飯田が主人公のお話。
前作の最後に、この飯田の相手になる牧とのボルダリングジムの出会い編があり、それから半年くらいの先の始まりになります。

この飯田、チョコレートではおしゃべりで人のよい面倒見のよい人の印象がありましたが、このお話では結構な意地っ張りでヘタレで、そして意外にも愛情欲求の強い感じの人の印象を受けま…

4

欲望スイッチ コミック

鷹丘モトナリ 

どこに~あるのかな~君の○○スイッチ~♪

「好き人に触られるとエロく豹変します」
そんな受けに翻弄されてしまう小学校の先生ということですが、何となくもう今一つ変化の豹変ぶりが欲しかったような~
そして、その豹変する受けちゃんのお兄ちゃん編のほうが設定的には面白かったりと、
まあ、このスイッチを持つ兄弟が出てくる二組が絡むお話だから、これらで一本となっている表題はそれはそれで面白かったです。

新しい赴任先の学校へ向かう途中に見え…

2

悪魔との赤ちゃん 小説

樹生かなめ  加賀美炬 

こちらの出産はとんでもなさそうだw

いや~きましたね♪
婚姻ときたら次は出産!はずしてくれませんよ樹生センセ
政界に大きな影響を持つ父親はじめ家族を殺されて、大悪魔公爵のアスタロトに見染められ、妻となった人間の俊介。
天使長ミカエルの加護も受け、サタンにも気に入られ、天界と地獄の争いの種(?)にまでなるほどの(?)俊介の産む赤ちゃんですから・・・やはりすごい赤ちゃんが誕生いたしましたv

今回も導入は人間界の俊介からしぼり…

1

優しい星 コミック

モモ花 

こそばゆいほどの可愛さ

モモ花さん2冊目はやはり描き下ろしで、前作『春の雪』で登場したあのちびっこが高校生になって登場するお話。
前カプの”パパとお父さん”も、もうあれから10数年経っているのに愛も変わらずラブラブのアマアマで、、(こっちが恥ずかしいよ~w)
しかし、こんなラブいカップルに愛情一杯で育てられたから、名前のとおりの優しい”優太”に育ったんですねv
その優太のお相手は年上の男性なんですが、甘い・可愛い・…

2

B×P Anx (1) コミック

蛇龍どくろ 

それに意味を見つけること

「運命」と言う言葉はこの二つの漢字であらわしてしまうと実にお手軽になってしまってあまり好きじゃない。
それはきっと当人が強くどこかで望んだからそうなったのだと思う。
ここで使われるのは「スピリチュアル」運命より一見軽そうでいて、オカルトめいて見えそうだけど、この本にはそのシチュエーションが意図として使われているためにピタリとはまる。

パンクスの陽が肌身離さず持っていた石を拾った相手。

3

インターバル・ゼロ コミック

渡海奈穂  鈴倉温 

結局とどのつまりは・・・

自分の事の他に人の世話をするのは大変だと思う。
働きながら子育てもするお母さんは、介護をする人は、本当に頭が下がる。
このお話の主人公は高校生。
彼は学業と他に家に下宿している同じ年齢の高校生達の食事とか身の回りの世話一切をやっているんです!!
最初、その設定で読み始めてなんで投げ出さないんだよー!どうして反抗しないんだよー!と、何だかかわいそうになってしまいました。
おまけにどうも過去…

2
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