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相楽ひまり
茶鬼
ネタバレ
ただケモ耳モフモフというだけで手にした本だったのですが、これが、ヒットです!! こういう掘り出しモノ作品を見つけると嬉しいですね~♪ S-lash2で10~11年にかけて掲載・配信された作品だそうなのですが、この掲載レーベルから想像するにエロ系?と思いがちなところ、実はじっくりと気持ちが育つのを待つという段階を踏む話であり、 そんな点も意外ながら、時代が平安くらいの設定で、妖狐が主人公、それ…
小嶋ララ子
可愛らしい絵柄がキュンキュンさせるララ子さん作品、いつもその中にとても切ない感情や状況が組み込まれていたりするのですが、今回は、チクっと痛い。 特に2本目の『7度目のごめんね』はバッドエンド気味のとても悲しい展開が待っているので、その後の2本も救われてはいるけれど、そのラストに至るまでが痛い場面を通過するので、かわいらしさだけを見て表紙でこの本を追ってしまうと、中には地雷を踏むことになる人があり…
碗島子
このカラー表紙、案外地味です。 だけど中を開くとそこには・・・とても素敵な世界が待っていた!? 中の絵柄は、帯に描かれているような絵柄で、白っぽい画面の中、多用されない黒のトーンがとても印象的に、何故か吸い付くようなもっちり感を感じる絵なのです(個人的感想です) パターンとしては、どれも片方が想いを持っていて片方がほだされるという展開なのは同じなのですが、だけど、そのキャラクターのそのアプロ…
凪良ゆう 金ひかる
また新しい凪良さんを読めて幸せです。 最初、本の帯をみたら「呂久さんは野菊みたいな人だ」ってあるから、「野菊の墓」なのか!?と思ったら本当にこの言葉が(笑) 本当にただゆっくりと、出会いがあって恋があって、何気ない日常の中でゆっくりと気持ちが育っていく様が展開されるだけなのに。 だけなのに、って言ってしまったら味がない。 読んでいるうちにまるで自分が、ときに月浦くんになり、ときに呂久さんに…
茨芽ヒサ
松本ケンタローさんとかたりらびーさんみたいな印象的な絵柄の作家さんです。 表題はなく、配信されていた漫画2シリーズと、描き下ろしで構成されています。 この2シリーズ、登場人物の性格が痛い設定があり、もう痛いよー辛いよーと読んでいて苦しくなるのですが、そこに正しいか間違っているか、でも救いのあるラストが待っています。 そういう意味で考えさせられながら読んでしまいます。 絵柄も物語も非常に個性…
朝丘戻 麻生ミツ晃
これはBLじゃない!と真っ向否定しまうには非常に惜しい作品。 萌えってどこにあるの?って言われてしまうと返答に困るほどに恋愛の話ではあるけれど、単純に恋愛の話じゃないんです。 元々恋愛にその人の生き方や背負ったもの、性格や価値観、色々なものが加味されて物語が構成されていくんだけど、ウエイトはどこにあるかといえば、全編をとおしてその恋愛に至る以前のその付随するものが中心になっているような気がする…
5万レビュー突破記念でこんな太っ腹な小冊子を刊行してしまうちるちるさん。 その苦難の道のりを実はそっと見守らせていただいていた自分からは、よく頑張ったなと思います。 google先生の検索でトップに上がってくるほどになりましたもんね。 今度は百合式をオープンされて、頑張ってください ちなみに、自分百合も足つっこみましたが、どうにも普通のは面白くなくて、男性作家が描くエロエロ百合が面白いです…
谷崎泉 陸裕千景子
骨董屋「尾形」の店主・邑をはじめとして、一癖も二癖もありそうなキャラが織り成す、骨董にまつわる色々なおはなしの第4作目。 今回はなんと!福引で一等賞=豪華ホテルでのペア宿泊券とお食事券が当たった三本木と邑が、ちょっと甘い雰囲気になる? いつもよりラブ多め? 邑が三本木が好きで仕方ないんだよ~な男の純情を見せる部分がいつもの飄々とした作務衣にドテラの無精者から想像できない繊細さをみせて、思わず…
榎田尤利 茶屋町勝呂
この表題作の終わりに 「玲、たとえ明日が世界の終わりでも、僕はきみを待ち続けている」 という文でおわっております。 このあとに書き下ろしで【約束】【集い】という主人公を表題の友人に変えた作品が載っているのですが、ここでこの冒頭の文が回収されていました。 「もし相手の命が明日までだとしても、世界は続く。その続いている世界に相手がいないだけ。 もし、相手が死んでしまったら彼がいない世界で自分…
ヤマシタトモコ
3年ぶりの単行本というこだが、昨年頃からボツボツと単発掲載をされ始めて、このたび他紙であるが連載が始まったことからも、凱旋的意味合いの単行本なのかもしれませんね。 そういう意味で、この本は過去と現在が混在して、彼女の変遷を見るようです。 エッセイ漫画の中にも当然含まれていて、そこの中で彼女のbl感が語られるときに、今年OnBLUEで見た、先日BLTで見た、彼女のいんたびゅーの文面が思い出される…