茶鬼さんのレビュー一覧

天球儀の海 小説

尾上与一   

愛する人を守りたい

戦争末期の特攻を背景にしたお話。
そう聞いただけで、脳裏には過去june作品にあったような魂との再会や、生き延びてしまった恥を感じて病むとか、または体が不具になりという、悲しいお話を想像してしまいます。
しかし、これは現在のBLです。
戦争・特攻という背景をうまく使い、互いの、互いを想う気持ちのスレ違い、しかし深い想いという、愛情をきちんと真ん中に据えた安心して読めることのできるお話です。

18

女王様と犬 小説

中原一也  立石涼 

ベストカプを割れ鍋に綴じ蓋と呼ぶその心は・・・

ベストマッチングするカップルはついこの一言で表現したくなる。
それほどまでに、いいコンビ(カプ?)
テンポよく進んでいく展開も、軽すぎず重すぎず、丁度いい具合。
立石涼さんの色気ある絵がこれまた意欲をそそって、あきさせない一冊。
なんといっても、この攻めキャラのワンコデフォルトが素晴らしい!
ちょっと変態チックなストーカーワンコは、超意地っ張りのツンデレ様にはぴったりだったのです。

5

初恋 食物レンサ コミック

ヤマヲミ 

キャラがどれも光ってます☆☆☆

Qpaで配信されていたシリーズが1冊に!
なんだかヤマヲミさんの画風とかエロさとか麗人にぴったりきますよね♪
リブレにあることがちょっと逆に意外だったりw
ちょっと古風な画風に今回学生服の若者が登場して、なんとなくユギ氏の絵を思い出させます。
そして~!全編大満足☆☆☆
ああー、なんかBL読んだな♪っていう満足感が読んでいる最中も読み終わってからも感じます。
題名通りに”肉食”と”草食…

7

クローズ・ゲーム コミック

カシオ 

追い詰めて、追い詰められてわかること

サシオさんの初期の作品の頃、どうしてもかわいらしい独特な絵柄が気になって、今ひとつ流している感があったのですが、
ある雑誌の1昨年~昨年の連載を読んで、とてもストーリーに引き込まれる作家さんだと印象が変わりました。
それをはっきりと自覚させてくれたのは、前作の30歳DT小津くんの本。
そして今作の単行本の表紙でもわかるように、かわいらしいから脱却して、子供っぽさの抜けた主人公たちの絵柄が、こ…

7

COMIC Be vol.9(雑誌著者等複数) コミック

激しく興奮!

1ヶ月間が開いていよいよ期待する色々が詰まって発売された今号!!
もう興奮してしまって目がすべる、すべる、、、まともに読めなくて(泣)そのくらい嬉しい発売でした。

大好きな牧さんのお艦の擬人化は【ザハロフの晩餐】としてまた違う擬人化を見せてくれます。
今回の表紙がそうですが、なんたる魅惑的なことか!(私だけ?)
艦を作った会社が擬人化して艦たちのお父さん、お母さんとして登場なんです!?…

2

わがままな男 コミック

松崎司 

変態バニーちゃんじゃありません(笑)

この表紙、右の眼鏡男性が何げに某ヒーローに似ているような気がしますが、この作品が描かれたのは10年ですから、そのアニメが登場する前ですからねw
しかし、松崎さんも二次で描かれてるんですよね~♪・・・というのは置いておいて!
休刊になってしまった「肉体派」収録作品が1冊になりました!!
よかったねー嬉しいねー何かこうして単行本になると報われた気がしてね。
だけど、表示に「成年向」の印がないで…

4

担当の官能作家が変態でめんどくさい コミック

むら咲たかすず 

かわいいヘンタイさん☆

題名が実にインパクト大きくてとっても期待していたんですが、やっぱりそうだったか!(爆笑)
実に自分好みの、アホ展開。
だけど、根底に流れるのはとても可愛らしい(?)純情な(?)愛情(?)
ちょっと古臭い丹精な絵柄が繰り出すアホギャグ展開も、ベタで古臭い感じがするのだが、この味が実に好きなのです。
ちょっと違うけど、永井三郎さんのあのギャップに似たものがあるかも?
と、どんな作品なのか?と…

4

いじめっ子 小説

丸木文華  日吉丸晃 

子供がゆえの・・・

ビープリにしては珍しい黒使いの題字囲みと帯。
帯文句には「お前見てるとムチャクチャにしたくなる」
幼馴染再会モノでレイプありと、なんとなくビープリにしては珍しいブラック作品なんだと、期待!果たして中身は・・・
苦しいですよー、痛いですよー。
互いが自分の事しか考えてなくて、自分本位の考え方で全く交わらないから、
そして学園設定ゆえの、「いじめ」みたいな存在もあって、
イタタタタ。。。

7

悪しく妖しい従属者 小説

犬飼のの  三尾じゅん太 

狼王といえどもやっぱり犬w

これは個人的好みもあるのかもしれないが、やっぱり犬飼ののさんは上手いなーと思う!
場面描写の臨床感、設定のオリジナリティあるユニークさとか、エロ描写のエロいところとか、そして甘さを添える部分とシリアスのバランス。
どの作品も微妙な差はあれど、自分のツボをついてくる。
今回も人外モノで、今まで書きたいと言われていてちょっと連続してるじゃない?どうなのかな?と少し心配気味に読み始めたのですが、

3

龍の不屈、Dr.の闘魂 小説

樹生かなめ  奈良千春 

あっ!っと驚く展開へ

龍Dr.シリーズもすでに20冊近く展開してきましたが、展開に緩急があるんだな~と再確認。
ここ最近、深刻ではあるけれどちょっと諸国漫遊風味が取り入れられたりして、軽さが目立っていましたが、今まで出ていた話はそれぞれの布石になる。
今回の話ではそれが、実にタイトルの如く驚愕の展開を見せて、もうハラハラしっぱなし!
久々に行き詰まる緊張感を感じながらページをめくる手が止まりませんでした!!

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