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茶鬼
ネタバレ
マザーグース自体がイギリスらしい暗黒な面の、ブラックを含んだとても意味深な伝承歌謡なのではあるが、その世界観はBLにふさわしい! 各作家さんとも、それぞれの歌詞を独自に解釈してちょっとぞっとする、もしくはかわいらしく仕上げている。 自分がひいきするからというわけではないが梶本レイカさんの「クックロビン」あまりに有名なあの唄は、代原の急な依頼で仕上げたとは思えない素晴らしい出来に、感嘆するのです…
榎田尤利 紺野キタ
絶版になっていた作品が新装版ではあるが、入手できることになったのは大変に嬉しい榎田作品です。 この作品を読み終わって、最初に感じたのは榎田さんの持つ、枠にとらわれない一般小説としても成立できるその凝り固まっていない柔軟性に、この作家さんは別格、と位置付ける所以なのだと、改めて実感させられたことでした。 このお話は、下世話な言い方をすれば、ゾンビに陰陽師に、と、普通ではありえないとんでもな設定で…
小野塚カホリ 団鬼六
団鬼六氏の「鬼ゆり峠」を小野塚カホリさんが、その設定を土台にBLに仕立てた作品。 原作では親の仇討に出る剣士姉弟が、その仇に囚われて凌辱の限りをつくされるお話でありますが、 それを弟と、食客の剣士を登場させて絡ませることによりBL要素満載の作品に仕立て上げた小野塚さんの力には、頭が下がります。 江戸時代設定のため、言葉遣いなど言いまわしが独特ですが、それも世界観の一つでありますので、時代物と…
緊縛の美学の神様ともいえる団鬼六氏の私小説ともいえる本を、比較的忠実にマンガ化した、すぐれた作品に仕上がっています。 昭和の香りの漂う世界を、小野塚さんの現代風の、かつノスタルジックを感じさせる絵で表現されている部分は、とても作品に溶け込み易い雰囲気をだしていて成功していると思います。 ジャズバンドに熱中している「私」が出会った美少年、菊雄。 彼の女性よりも女性らしい、その魅力のとりこに…
彩景でりこ
今月でりこさんの新刊が出たので、引っ張り出して見た。 この本、すげーラブ作品なんですぅ~~☆☆☆ まだ、腐に足つっこんですぐの頃だったので、「そっちが受けー!?」みたいな、ヒゲ受けがツボで、、 陰毛が、体毛がツボで、、 ヤンキーが、こんなにかわいらしいなんてというのがツボで、、 どれもこれも愛おしくて、可愛らしくて(?)しかも笑いもばっちりだしw 大事な大事な本なんですv 清志郎…
梶本レイカ
この巻で、うっすらとイケダに何があったのか見えてきます。 夏休みはイケダと一緒にいられるとはしゃぐ小野に、イケダは身体のメンテに行かなくてはならないと言う。 しかし、小野はずっと側にいるよと言うとイケダは実に幸せを感じるのだ。 ツチヤ・・・ 小野はツチヤになるのだろうか? 多分、ボロボロになったイケダの救いになっていなくなった男。 高3限定の意味は、とても深く、ただのガセではなく、実は…
この作品、商業で発売の予定があったのですが、流れました! そのため、webで全話を読むことができなくて、同人で入手いたしました。 一作目の『ミ・ディアブロ』でとても衝撃的な印象を残した作家さん。 この作品も、また違った意味で衝撃的、そして痛い!苦しい!悲しい!やりきれない!! 心臓がバクバクして、汗が吹き出しました。 謎はまだはっきりと明かされずに、予想するばかり。 しかし、その予想す…
西田ヒガシ
何冊もBLを読んでいると、ちょっと頭が鈍ってくることがある。 そんな時の心を洗う、とっておきの中の一冊がこの本だ! 激しい感情のぶつけ合いが頻発するわけでも、ドラマティックな劇的展開があるわけでも、甘~いラブエロがあるわけでもないのだが、 ひたすら深く、心に染みいって、泣かない主人公の代わりに自分が泣いてしまうのだ。 下世話な表現をすれば「親子どんぶり」 父親の不倫相手だった男を好き…
『ミ・ディアブロ』の番外編で、商業誌にも収録されている。 注目はやはり表紙w 本当は俳優のミゲルがモデルのように格好つけている、その裏表紙は・・・ ヘタレでファザコンのジェイクがお気に入りのミゲルの黒いセーターを着て、ちょっとカマっぽくポーズしている、他の表紙に比べ実に明るい絵v ミゲルの帰りを、ミゲルのセーターを着て待つジェイク。 ジェイクはミゲルが愛しくて恋しくて仕方がない。 …
商業誌で衝撃を受けた作品の元の同人誌。 元々webで発表されていたが、商業誌が出たことで撤去されてしまい見られなくなったところ、運よく同人誌を入手。 最初の1話が収められている。 感想は、商業誌のほうに書いてあるので割愛するが、 やはり、この1編だけより商業で補完され彼等の世界が重厚に語られることになった意味はとても重要だったと思えます。 本当、bebyの編集部さんはイイ作家さんに目…