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高遠琉加 茶屋町勝呂
茶鬼
イラストレーターが変わるとこうも与える印象も変わるのかと思うほどに、重苦しさが押し寄せて、胸がつぶれそうになる。 1作目も切なさが押し寄せて苦しかったが、今作もどうしようもない、やりきれない2人の想いがひしひしと迫ってきて、思わず悲しくなってしまう。 そこまでして、2人が追い詰められるほどに警察と一般人の溝は深く、自分の中に気持ちを抑え込んでいる黒澤が、どうにかしたいのにどうしようもできない雪…
羽生山へび子
表紙の絵がチビキャラになっていて、何気にノスタルジックな雰囲気を醸し出しているので、ついギャグマンガではないか?と疑ってしまいそうな装丁なんですが。。。 中身はコメディよりではあるのですが、シリアスがうま~くMIXされて、ギャグにはなっていません。 きちんと先輩と後輩のラブの行方が楽しいキャラクターに盛り立てられ、そしてちょっぴり切なく、ちょっぴりあったかく、ほのぼのキュンをもよおして、それは…
えすとえむ
2010年のワールドカップはスペインが優勝し、それを記念して(?)スペイン&サッカー大好きの作者さんが、自らの作品のスペイン野郎達のその日をドキュメント的に描いています☆☆☆ マドリッドでは『ULTRAS』の表題カプとおじいちゃん、『ショーが跳ねたら逢いましょう』のダンサーとアメリカのスター、『作品№20』のおっさん達、もちろんボケちゃったおじいさんも。 ヨハネスブルグでは『愚か者は赤を嫌…
ネタバレ
このケンタウルスシリーズは色んな愛の形が、その都度表現されていて、ものすごく楽しみなシリーズなのです。 今回のケンタウルスは大学生、、なのかな? 一見若いんだけど、どこかジジくさいw 年齢を聞くと、何と50歳!!! その寿命は彼にも不明で、中には鎌倉時代から生きているものもいるらしい(汗、、) そんな彼が、友人達とキャンプに行くのだが・・・ 人間の友人達は車に乗り合っていくのだが、彼は…
佐伯真魚 遠藤りさを
縄師と風俗で働く少年と緊縛絵師と、まるでストーリーのあるゲイビのような物語は、遠藤りさをさんの絵がとてもよく合っていて、映像が頭の中で流れ出します。 そういった意味で、ある種異色なんですが、とても楽しめるしキャラクターも魅力的で、エスエムスキーの自分にはとても満足な一冊でした。 父親が結構有名な縄師の二代目の縛斗は、修行なのか父親の気が向かない仕事を回されがちで、その日もホモ系の撮影の縛り…
草間さかえ
という表現が、草間作品にはよく合う。 何度でも読み返すほどに味わい深く、新しい発見をしたりもするのです。 この本もまた一見シンプルなのに、「恋文」を通して何人もの人間が交錯した関係を見せて、実に奥が深いなぁと思わせるのです。 ノスタルジックな雰囲気を持つ草間絵には、終戦後という時代設定は実によく合う。 題名の『マッチ売り』隠語で、身体を売る人のことだ。 トンネルでヤミでマッチ売りをし…
西田ヒガシ
今回は好きな人にはただ見つめるだけ、キスとセックスは好きでもない人と、という臆病なゲイの弁護士が、普通の枠からはみ出て生きている人たらしの男と出会い、逃避行をするうちにいつでも離れられるのに、離れられなくなってしまうという、その弁護士が一皮むけて正直になるお話だったのかな?と思います。 弁護士の浅野と逃避行するヤクザもの田中、カラー扉では渋いオヤジなんですが、本編では若者!?というくらいの若…
椎崎夕 佐々成美
キタキタキターーーーーー!!! オラオラオラ、、、の極地かもしれません♪ 登場人物全てがろくでもない人ばかりで、痛いを通り越えてもうド根性入った筋金入りのひとでなしで、酷いけれどそれが快感~v 甘さは一欠片もありません、まるでハバネロ喰わせられてる感じで、一切好きとか愛してるとかありませんからwww こういう作品、大好きです。 ちょい、興奮しましたよ☆☆☆ 妻の不貞、離婚、左遷、そ…
ホコ
最近有名どころの先生方の推薦が帯について、それは販促効果を狙ったものだとは思うが、この本に「三浦しをん氏熱烈ラブコール」と書かれた帯が付いているのは間違いない!! 本当にどの話も、まるで小説の短編集を読んでいるようで心に染み入って涙がホロリ、ホロリ、、 きっと大人にしかわからない人の心というものがあるとしたら、これはそうではないかと思ったんですよね。 とにかく、感動、感動です!! 絵は表紙…
ミナヅキアキラ
表紙の絵だけで心臓ぶち抜かれました! 一色のトーンの濃淡だけで表現された人物のみの表紙、何て素晴らしい♪ デビュー作は、バラエティに富んだラインナップで、白と黒のコントラストの特徴的な作家さんだなと思っていましたが、前作が黒が目立ったのに対し、今作は白がベースに黒が印象的な、ハーフトーンをほとんど使わないモノ黒表現が冴えわたっていました。 架空の国と時代。 政治家の私設護衛の姿は実は護…