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西条公威 小菅久実
茶鬼
同じ作者による『現のヤマイ』にも表現されていたことですが、この一冊は”支配”と”隷属”がよりわかりやすく、さらに具現化して表現されているように思えます。 それぞれの本の後書きに、作者が過去隷属を強いられた立場であったことが綴られ、その恨み(なのだろうか?)が隷属の立場からではなく、支配する立場の表現でどうやって隷属させられていったかをまざまざと見せつけることに成功しています。 単なるハードコア…
西条公威 烏山千歳
ネタバレ
一冊の中におさめられている全ての話が怖いホラーです(霊とかではなく) 以前、木原作品に心のホラーの表現が云々、、と書いたことがありますが、あちらはそれでも救われるのですが、こちらには救いがありません。 暗闇へまっさかさまに堕ちて行きます。 それが、まだ未成年の少年達の姿で表現されるのだから怖いのです! 出版元は今はない会社ですが、今なら作品として出なかったであろう作品が96年にこうして世に…
田亀源五郎
上巻だけでもすさまじかったのに、まだまだ繰り出す凌辱の数々。 上巻なんか、かわいいもんだった(?) どうして神をつけたかというと、ラストで泣いちゃったからです。 それもまたどうして泣いちゃったかというと、「戦場のメリークリスマス」にはあった情けがなかったからです。 ↑意味不明? 再び薬の為に米軍中佐に身体を差し出す椿中尉ですが、 ここで、おや!と思ったのは、中佐が椿にキスを要求した…
崗田屋愉一(岡田屋鉄蔵)
ワタクシが初めて肉体系にのめり込んだ初めてになった作品。 これで目覚めさせられましたデス! 肉体のぶつかり合いのエロティックさ。 それがタンゴという肉体を使った会話とも言える心も体も解放する踊りを通して、男を結び付ける。 濃い、熱い、ただそれだけなのに、色気がムンムンしているのです。 唯一女性キャラのベネの肉体でさえ、マッチョですw そして坊主萌えという引き出しを開けてくれたのもこの作…
高緒拾 神室晶
ゲイビの会社を舞台にしたラブコメなんですが、どうにもこうにも大好きな作品です! 色んな意外性や、若干リバもあったり(適正を見るためだからしようがない)3連結があったり、エロももちろん楽しめて自分的お宝本なのでありますv 主人公・涼は早漏っていうか、タチなんですが感じやすくてすぐイっちゃうので、恋人の直己に不満を漏らされ、勉強しろよとAVを渡される。 っていうんで、涼はいきなりゲイビ会社へ…
木原音瀬 藤田貴美
やっと、絶版だった作品が新装版で出て嬉しいーー!! そして、何と旧版になかったラストその後の二人の様子が第三者を主人公にして語られる『others』が入っているのです。 新装版の醍醐味は、こうしたその後が入っていることですよね。 多分、旧版のままのラストでもきっと二人の未来は予想できるものだったかもしれませんが、それを裏付ける、不器用なままだけど、きちんと心が通じ合っている幸せな二人を見るこ…
榎田尤利 町屋はとこ
うわ~!!どうしよう、どうしよう、オロオロオロ、、、 評価に迷いました、神にしようか、すごく神に近い萌えにしようか・・ 町屋はとこさんのマンガは読んだことがないのですが、こんなに間の上手な作家さんなんでしょうか? 例えセリフのない、絵だけのシーンでも感情が伝わってきてジ~ンとさせる。 「恋は落ちるもんなんだよ」 このセリフから中盤から胸がドキドキして、ラスト近く思わず主人公と一緒に泣いて…
紺野キタ
エロもエチもない、ましてや恋愛と呼ぶものは少なく、それは少年の時代の甘い記憶だったり、思い出だったり、後悔だったり、進化の過程であったり、 様々な少年達の姿、男性の姿に、自分は男性でないのに「あ、そうそう!」ってノスタルジックな共感を呼び、胸をキュンキュン締め付ける。 今よくある作品のキュンとは違うキュン(わかるかな?) JUNEの世界に近いかもしれない。 どの作品も短編小説風で、一つ一つ…
雨隠ギド
これ、たまにディアプラスで読んでいてすごく大好きだったお話v えっ!?初BL単行本だったんですか? この作家さんもいい仕事してますね~。 基本はコメディなんだけど、そこの中にいっぱい見せ場があって、 何より、こだわりの部分”兄貴”という設定が、ただの兄貴じゃなくて、色々な意味を持った兄貴で、そんな幅の広さもちゃんと作中に収められている。 主人公・小太郎も、花屋の虎二も、登場するみんなが魅…
アユ・ヤマネ
ジュネットの新レーベル「チェリーシリーズ」から出た第一弾。 エチもエロもないアユヤマネ作品がジュネに!?っていうんで違和感たっぷりなんですが、実はこれ掲載雑誌はゲイDVDが付いている「恋ジュネ」なんですねv あの雑誌は小椋ムクさんが載っていたりとか、エロばっかり!って思っているところにものすごく意外なツボがポロっと落ちていたことがあってびっくりしたのですよね~ この方の絵は、まるで絵本の…