茶鬼さんのレビュー一覧

ジャイブ 小説

いおかいつき  國沢智 

終わりよければ・・・

といっても、これでシリーズ最後というわけではないと思いますw
もう8冊も迎えて安定の神宮×一馬です♪
本当にね、回を重ねる毎にこの二人の互いを信頼しあう安定感はどっしりと増していき、とてもとても男前カプに仕上がっていて、今回はそれがより顕著に出てたような気がします。
最初のきっかけでもあり、見せ場でもある攻め×攻め攻防戦も、これもすでに言葉だけの二人の刺激的なプレイの一環になってると思いませ…

1

獅子の双飛 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

お久しぶりな遊佐とヨシュア

ウエルネスシリーズで今一つようわからんカプがレオン×梶谷だったりするんですが、今回もこの彼等か~!と思いつつ、大好きなティエンと高柳が出るんじゃないかと期待してしまってwww
舞台が日本だっただけに、出てまいりました全員というわけにはいきませんでしたがひとまずヨシュア×遊佐、ティエン×高柳。
ひょっとして「高柳の食いしん坊ばんざい」が見られるのかと期待しておりましたらキャンセルしておりました!…

1

爪先に光路図 コミック

青井秋 

細密な画に目を奪われる

作者さんの初コミックのようですが、表紙からしてもその植物の絵といい、動物の絵といい、細密画(ボタニカルアート?植物の絵でありますよね)を見ているようで、まずそちらに目を奪われてしまいました。
ただ、作中の背景などは、背景ソフトをつかっているのでしょうか?写真を加工したもののような感じを与えます。
その細密なのに淡々とした雰囲気は、物語にもあふれており、激しい熱い情熱ではなく、湿り気を帯びた森の…

5

下北沢カフェ・エモート~恋の味も知らないくせに~ 小説

千地イチ  奈々村花世 

萌えより先立つものが大きすぎて・・・

千地イチさんの2冊目!
やはり、BL色というよりは青春群像小説っぽい中にラブがあるという骨組みのしっかりした小説は上手いな~という感想。
はっきり言って、萌えとかそういう次元ではないような気がする。
この作家さん、ひょっとして一般小説書いてらしゃる方なんでは?と思うほどにこなれてます。そして某作家さんの文体に似ている・・・
このペンネームはBLネームなんではないでしょうか?

と、まあ…

3

左手が接吻 コミック

山田2丁目 

なんだよ!コイツら♪

剃毛とかヤンキーとか、キャラクターのやりとりがユニークで注目された作家さんですが、その作品の変化が顕著に出たというか、進化途中なのか、そんな一冊になっていたような気がします。
何だかうまく言えないんだけど「チクショー!!なんだよ、こいつら」みたいなw
カプの出来あがる様は少年みたいなんだけど、関係性はすごく大人な雰囲気がします。
以前と違って、読み終わってしばらくしてから冒頭の「」の言葉が出…

0

遅咲きの座敷わらし 小説

海野幸  鈴倉温 

座敷わらしというよりはお嫁さんに向いているw

海野さんの人外もの、”座敷わらし”ということで楽しみにしてました。
遅咲きと付いてるからには、きっとダメっこなのかな?なんてw
そういえば、その前は淫魔の駄目っ子で、その前は封印されちゃった狐でしたよね。
って、よく考えたら駄目っ子が多い!
ただ、読み始めてあああ、、、、これは、これは、、、
人間×妖怪である為に、きっとあるとは思いましたが、思った通りに全てが展開してしまって意外性が自分…

3

相原主任はストロベリークリームパフェが好き! コミック

右野マコ 

お!おもしろい!!

思わず作家さん名を”石野マコ”と空目しました(爆)
右野さんでした(汗)
どちらかというとお笑い系の作品です。思いっきり笑っちゃいます。楽しいです。
そして、こんな楽しさが自分は大好きです♪
楽しい&面白いと萌えとはちょっと違うかも?というのはなく、これは充分にどの作品にも萌えがありました☆☆☆

厳しいので有名な相原主任を喫茶店で見つけてしまって「しまった!」と思った伊野田くん。

3

兄さん、恋の噺をひとつ コミック

おく田チカ 

イケメソ揃いの落語BL

新人作家さんの作品で、多分同人誌のものを商業収録にしたものと思われます。
世界観は面白いと思います。
落語ですしね♪
落語の魅力といったら粋でいなせな、な他に着物、そして兄弟子弟弟子の関係。
着物の魅力がここにはあるのかさておき、ものすごく乗りは同人の乗りです。
いかにも3次元で、こういう噺家一門があって、そこから妄想膨らませてな、生ものっぽい雰囲気をだしながらあくまでも創作であるという…

2

ダイア・ゲーム コミック

白コトラ 

ヴァンパイヤは猫?

白コトラさんの画風に人外はよく合いますということで、今回はヴァンパイヤが主人公。
猫みたいなかわいい天然ツンデレヴァンパイヤと、それを追いながらも守るハンターのある意味ラブゲームめいた結末はラブハッピー。
多分明治維新くらいの日本を舞台に、西洋と和風がコラボして不思議なファンタジー風味をかもしてます。
お話としては、よくあるあるなので、キャラクターとそれを表現する絵にツボったら萌え萌えという…

0

願いごとはひだまりで コミック

かつらぎ 

シルバーラブがまるごと1冊!!

”シルバーラブ”紺野キタさんの作品の中に、国枝彩香さんの作品の中に、それを見たことはありますが、何と!!
この本まるまる1冊シルバーラブでした。この驚きと、感動と(?)
かつらぎさんは、最初の頃小椋ムクさんに絵が似ていて、ワンコ攻めなんかを描いた時にはムクさんなのか?と思ったほどでしたが、冊数を重ねるにしたがって作者さんの独自のカラーが見え始めて、何と今回は雲田はるこさん風味も!?
そんな変…

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