茶鬼さんのレビュー一覧

しあわせっていうのかな コミック

嶋二 

ツンデレへたれてぐ~るぐる

嶋二さん初角川でびっくり!
作品は表題とスピンオフが10~12年、もう1本が初登場の09年作品なのですが、この09年作品のほうが、今の他誌で出ている切ない系のお話に近くて自分的には好きなのです。
表題及び関連は、片想いやツンデレヘタレが登場して悩んだり落ち込んだりしてはいるものの、かなり明るいトーンで軽め。
”描き分け”というのを1冊に見た感じのする作品達でした。

親友にずっと片想いし…

1

花丸漫画 Vol.4 コミック

苦手が克服できるかも?

新連載も読み切りも、連載中作品も、どれも全部読み応えがあり、ユニークで、今回も満足させていただきました☆☆☆
突出して、これに激しい萌え~!!といった作品はないのですが、どの作品も自分的評価基準を満たしているのがすごいと思う。
ただちょっと今号は小粒感で安定の、といった感じがするかもしれません。

今回巻頭で新連載が始まった立野真琴さん。
実はこの方のいかにも少女漫画っぽい絵柄が苦手で、…

1

onBLUE vol.5 コミック

大人なBL表紙に注目

いつも、BLとは判別できないような女性漫画誌の表紙のonBLUEですが、今回はがっつり裸の男の絡み表紙で堂々とBL(ML?)をアピール♪
この表紙は、今回の特集の黒娜さかきさんのイラスト。
この作家さんもアート系の作家さんだとは思うのですが、今回のインタビューを読んで、かなり自分というものを持たれた一本芯の通った方だなーという、強さを感じると共に、どの作家さんもそうだとは思いますが、チャレンジ…

2

あと一息で愛 コミック

まさお三月 

何か、どっかおかしな人?と言われると・・・

まさお三月さん1年ぶりの単行本♪
まさおさんといえば眼鏡キャラv今回は4カプのお話中1カプ眼鏡がなく、1カプは読書時のみという、全編眼鏡ではありませんでしたが、さりげなく眼鏡キャラなのであとになって、あ、そうだった!というくらい自然です。
相変わらずイイですね~♪
派手な華はないけど、堅実だけど地味ではない。
すれ違いとか勘違いとか、キャラに上手く投影されていて、クスクス笑いを引き起こす。…

7

俺と上司の恋の話 コミック

ナナメグリ 

ゲイ容認の会社です。

デビュー短編集『恋を語らない唇』でエチなし、キスなしと、しかもアテ馬主人公みたいな、しかしとても心に残るいい作品を描かれた作家さんの2冊目は表題シリーズと、一本学生モノの短編と、そして書下ろしが入った充実した内容になっています。
またまた、何だか素敵なお話でしたよ♪

新入社員の高梨の教育係になった徳永は会社の面々も認めるゲイで、社長の古谷さんが大好き。
徳永がゲイと聞いて、ちょっと引いて…

4

エキセントリックホビー コミック

いつきまこと 

最強のハイテンション♪

普通の作品もハイテンションで突っ込みの爆弾を落としまくるいつきまこと作品の、
ギュギュっと濃~いギャグが4コマ漫画で展開されると、それは笑いの高速回転メリーゴーランド♪あれ?ここは遊園地☆
な、感覚の味わえるアトラクション的単行本!(と勝手に命名w)

もうね、ストーリーとかとはどうでもいいんですよ。
彼等のかますキャラクターの濃さを堪能します、っていうか勝手に飛び込んでくる(爆)
最…

3

OPERA vol.32 ジェラシー(アンソロジー著者等複数) コミック

ローリング萌え萌え発動!

今回のOPERAのテーマは”Look Only Me!”私だけを見て!でいいのかな?
OPERAのテーマはさほど縛りがなく、緩めのものなのでそれを表現する手法が色々。
しかしながら、今回は巻頭に集約されている 中村明日美子、イシノアヤ 松尾マアタ作品で読み始めからいきなり、うぉぉぉぉーーーー!!!と身もだえ&ゴロゴロ&ジタバタしまくってしまいましたとも♪
他の作品ももちろん、なかなかによい出…

3

恋愛年齢(2) コミック

直野儚羅 

あなたのものは私のもの、私のものはあたなのもの♪

バリタチだったはずなのに、勃たなくなってしまって、自分よりひと回り以上も年下の部下の倉本と恋人になっちゃった北斗部長。
意外にも乙女なおやじがとっても楽しかった1巻のその後は、同棲生活を始めた二人のあれやこれやの愉快なすれ違いやハプニング。
豪快なくせに、たまにうろたえてみたり、ふてくされてみたり、百面相を見せる北斗部長のエロの時のエロエロ具合もまた楽し♪
安定のおやじ本な感じがしますv

3

チョコレート 小説

羽生有輝  湖水きよ 

手のかかる組み合わせw

二カ月連続刊行する大洋図書大プッシュの新人作家さんのデビュー作品のようです。
実はですね、これを最初に読み始めた時、最初は風景描写や抽象的な色々な描写から入るのですが、自分が苦手とするセンテンスの短い1文の連続で展開されるその文体に、まるで漫画のひとコマひとコマを1センテンスにして見せられているようでとても読みにくいと思ったのでした。
しかし、物語が展開し会話が成立して場面が動きだすと、それは…

5

部長の男 小説

鳩村衣杏  佐々木久美子 

ビバ!リバ♪

きっと苦手な方もいらっしゃると思い、思わずタイトルで叫んでみました。
リバ好きにはたまらない、なんちゃってリバとか一回だけのリバじゃない、理想的なリバでありました♪

そんなつもりじゃなかったのに、40手前のおじさんが、好みじゃなかったはずなのに、ついついうっかり好きになってしまって、
しかも上司と部下で、その部下を引き受けたのには裏があり。
しかもその部下はゲイの童貞だったのものだから…

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