コミック

  • OPERA vol.32 ジェラシー(アンソロジー著者等複数)

OPERA vol.32 ジェラシー(アンソロジー著者等複数)

  • 紙書籍【PR】

表題作OPERA vol.32 ジェラシー(アンソロジー著者等複数)

アンソロの為割愛
アンソロの為割愛

その他の収録作品

  • 中村明日美子 「o.B1」
  • 新井煮干し子 「ふしぎなともだち 第2話」
  • イシノアヤ 「room share ~silly couple~」
  • 雪路凹子 「Nightmare Catalogue File:02」
  • 松尾マアタ 「How to Fry an Egg Over Hard #2」
  • ともさくら 「熊と小熊 (後編)」
  • 語シスコ 「ぼんくら日記エボリューション」
  • 鴨川てるち 「11度目の夏」
  • 森雅子 「ダンス・ホール」
  • ルネッサンス吉田 「KAIKAIKIKI(芥灰欺生)」
  • びっけ 「先輩 単行本発売企画」
  • 河井英槻 「Thank you my God 第5話」
  • 夏糖 「ひかりのとおり 後編」
  • 阿仁谷ユイジ 「ミクとネオ (10)」
  • 三崎汐 「はるのうららの 第1話」

あらすじ

「卒業アルバム」発売後と、「空と原」終了後、読者の皆さんからその後の話を描いてほしいと熱いラブコールがたくさん、たくさん寄せられました。
そんな皆さんの声援にお応えして――たぶん、さいごの、アンコール。
「空と原」「同級生」「卒業生」ワールドの愛すべきキャラクターたち、その後のオムニバス連載!
中村明日美子「O.B.」
カバーイラストで登場!


cover illustration:中村明日美子
pin-up:森雅子

【O.B.】  中村明日美子
【room share】  イシノアヤ
【How to Fry an Egg Over Hard】  松尾マアタ
【ぼんくら日記エボリューション】  語シスコ
【ダンス・ホール】  森雅子
【『先輩』単行本発売企画】  びっけ
【Thank you my God】  河井英槻
【ひかりのとおり】  夏糖
【ミクとネオ】  阿仁谷ユイジ
【はるのうららの】  三崎汐
【ふしぎなともだち】  新井煮干し子
【Nightmare Catalog】  雪路凹子
【熊と小熊】  ともさくら
【11度目の夏】  鴨川てるち
【KAIKAIKIKI】  ルネッサンス吉田

(出版社より)

作品情報

作品名
OPERA vol.32 ジェラシー(アンソロジー著者等複数)
媒体
漫画(コミック)
出版社
茜新社
レーベル
EDGE COMIX
発売日
ISBN
9784863492912
4

(1)

(0)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

ローリング萌え萌え発動!

今回のOPERAのテーマは”Look Only Me!”私だけを見て!でいいのかな?
OPERAのテーマはさほど縛りがなく、緩めのものなのでそれを表現する手法が色々。
しかしながら、今回は巻頭に集約されている 中村明日美子、イシノアヤ 松尾マアタ作品で読み始めからいきなり、うぉぉぉぉーーーー!!!と身もだえ&ゴロゴロ&ジタバタしまくってしまいましたとも♪
他の作品ももちろん、なかなかによい出来で、満足な今号なのです。

来月ハラセンスピンオフ「空と原」が出る中村明日美子さんは同級生メンバーによる『O.B』がオムニバス連載。
表紙に草壁×佐条、ハラセン×空、ハラセンの初恋の相手の先生とその恋人の元教え子が載っていましたので、この3組のその後オムニバスになるのかな?一人後姿がいるんだけど、これは・・・?
さて、初回は草壁と佐条の話。
遠距離恋愛模様なんですが、これが、これが、これが!!本当にこの二人には萌え殺しさせられるんじゃないかっていうくらいに、佐条フェロモンの反則技です(w)
佐条を訪れる約束の日、確かこの日が約束のはずだったのに、佐条はレポートに追われていて、草壁はただその佐条を見守るしかない。
時にコーヒーを淹れてみたり、肩をもんでみたり、触りたい欲求も我慢して。
佐条がまだおわらないから先に草壁が寝るんだけど、寝られるはずもなく・・・
ラストの佐条の殺し文句に、そしてラストカットに心臓バクバクしました!!!

イシノアヤさん、大学生同士の同棲生活の連載ものですが、このカプの組み合わせが
やんちゃでお調子者でワンコの攻め×ツンデレ受けなのです。
いつもワンコに振り回されて仕方ないな~といいつつも、このワンコがラブラブ甘え上手なんでそれが愛されてる印になってたんだですが、このワンコが最近帰りが遅い、すれ違いが多くバイトも増やしたようで、あまりにそれが続くから不安に思いだした頃、電話で女性と話をしているのを、外で女性と歩いているのを見て、ショックを受ける。
このいつもツンツンしてる受け君が、すごく切なくてね、あのいつものは?っていうくらいに。。しかしオチは。。。やっぱりワンコだったか(爆)

松尾マアタさんのハスキンス教授とジョナサンのお話は、面白くて愉快なほどのすれ違いが発覚してまいりました(爆)
音楽の趣味から友達になったジョナサンとエヴァンですが、彼等をこっそり遠くから(双眼鏡で)見ている輩が一人・・・そう、ハスキンス教授ですw
あいつは、何者だ?と二人の仲を邪魔しに入ったり、口をはさむ行動に、ジョナサンはハスキンスの浮気性な事をしっていますから、てっきりエヴェン狙いだと思いこんで。
そしてエヴァンはジョナサンに演劇の勉強でゲイを演じるから恋人の役をやってほしいと依頼してくる。
はてさて、ハスキンスに宣戦布告(嫌がらせ?)したジョナサンですが・・・次回超期待!!

もう、この3本だけでも1冊の価値が充分にあるっていうくらい満足させてもらったのに、まだあります、他掲載。ざっと行きますと~
◆先日「先輩」の単行本がでたびっけさん、先輩のショートが2p・・・閃が煌の予備校に迎えにいくようになったのは、マルスに相談したから!?←珍しく爆笑編
◆森雅子さん『かごめの君』から10年後、彼等は男夫婦として応援してる人もいて幸せなようです。
◆夏糖さん『ひかりのとおり』後編で完結はやっと片想いが実りました♪先輩の周りにはお花のオーラがポンポンと☆
◆阿仁谷ユイジさん『ミクとネオ』ミクの記憶が戻るのか?彼の過去をしっているようなネオ兄はミクに酷い言葉をなげつけるのですが、、ぼちぼち終わりのヤマでしょうか?
◆ともさくらさんはとうとう最終回。
極北の地に父親を探しに来た少年が出会った二人の男の話。ストーリーも絵も実に抽象的ながらとても印象深い物語でした。前回も書いたと思いますが、是非フルカラーでこの方のマンガを見たいです!!白黒なのに美しい
◆鴨川てるちさんは読み切り短編(?)或る町に一年に一度やってくる金持ちの子供と彼と仲好くなった一般庶民の街の子供。
毎回毎回カラーの違う作品をこうも見せつけてくれる非常に引き出しの多い素晴らしい作家さんですね♪
◆ルネッサンス吉田さんは、幽霊とやってしまった漫画家がそれを結局ネタにして漫画かいてしまったという??なお笑い話
-その中で連載として注目したいのが下記の作品-
◆三崎汐さん『はるのうららの』は新連載、兄がオカマだったことで周囲から苛められる小学校の少年が、引っ越してきた家庭環境に何かありそうな少年と仲好くなり、そして高校生・・という連載の序章です。思いっきりショタの始まりなんですが、何かとても目を引きます!これは期待できますよ。
◆新井煮干し子さんのオタクと友達になった大学生との、愉快な(?)交流を描く『ふしぎなともだち』連載第二回は、和がオタクの由岐の家を訪れるようになり、由岐は雑魚寝ではかわいそうだからと奮発して布団を買ったのだが、素直にお前の為に買ったんだと言えない。
電車に乗るのが好きという和と江ノ電に載ることになったのですが、、、このオタクならでは微妙なやりとりとか、間の悪さとか、そんなものが楽しい本作品、一体何がどうなるのかな♪楽しみです
◆雪路凹子さんのすぐ死んでしまわない恋人を求めるヴァンパイヤの話(爆笑)
今回はみずから売り込みに来た淫魔♪甘美で淫靡な夢のひと時を、実際にも官能があるのに、ヴァンパイヤは駄目だという。結局セフレとして採用することになるが、果てしない我儘なヴァンパイヤの恋人探しは実に愉快だ♪

今号はよかったよ~そして新連載も面白くなりそうですし、楽しみです。

3

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP