茶鬼さんのレビュー一覧

スイーツキングダムの王様 小説

砂原糖子  二宮悦巳 

お互い初恋だったんだ!

題名からして甘そうv
でも砂原さんだからどっか痛いんだよ、、と用心しながら読み始めると。。
何とヤンチャで蓮っ葉をふるまう高校生と、宇宙人のような天然社会人。
え、コメディなの?
でもね~、大体高校生の設定も宇宙人みたいな性格っていう設定も一つ裏返せば痛い性格ってことだよね。
等と思いながらもグイグイ引き込まれる面白さ!
むしろ、それぞれの言動のすれ違い、気持ちの取り違えが胸に痛くて、…

2

僕と兄さんと馬鹿犬 小説

成瀬かの 

弟目線で見たバカップル

商業単行本『若と馬鹿犬』が大変に面白く、その馬鹿犬がとっても魅力的だったために、この同人誌もまた大変面白く読ませてもらいました!
こちらは、御門が一緒に住まわせるようになった異母弟の美嗣目線の物語になっています。
本編では『負け犬エレジー』から登場した、その素性を姐さんに知らせない為に秘密にして御門の家に住まわせた、キレイモノ好きな御門の愛人と噂された弟です。
ここで、彼が乾の家を訪れた理由…

1

だいがくせいにっき コミック

松木加斎 

ただ本当の恋愛がしたかっただけ

ブサメン童貞大学生と、それを歯牙にもかけない高飛車な金持ち大学生のカプリング。
ブサメンの一途な健気さと、トラウマから脱出したい、一見相反するこの二人の求めていたものは、実は全く同じものだったのだな。

二浪のあげく第二志望の美大に入った林は予備校で一緒だったイケメンの坂元がモテて、しかも今は彼女がいるのが実に羨ましく思っている。
林はブサメン童貞が何よりのコンプレックス。
そんな時誘わ…

1

彼方のエデン コミック

梶本レイカ 

冬のロシアでの千夜一夜物語

そのドラマ性に毎度毎度釘付けにされてしまう梶本レイカの新作は、近代ヨーロッパナポレオンの時代の軍隊が舞台。
再び激しい執着愛が展開されていくのでしょうか?
今回はその導入部とも言える、主人公達の始まりの物語。

略奪されるばかりだった農民上がりの外人部隊の伍長ガロが、負け戦から逃げる途中に通訳等の雑務をしている貴族上がりの中尉・アレクシスを浚って山小屋に隠れる。
凌辱の日々の中、表わにさ…

3

懺悔の値打ちもないけれど コミック

宇田マキ 

もっと見たい!

「組長といっしょ」他作品など、オヤジ・スーツ・エロが際立つ作家さんの、商業誌番外編。
あの本編は、マル暴刑事の陣に執着して追い回す乙女な組長という、多分に色々ストーリーがありそうで、その一部分だけを切り取ったかの短編でしたので、すごく欲求不満な結末だったのですよね。
それが補完される形の同人での番外。
かなりシリアスです!
「懺悔の値打ちもないけれど」って題名、北原ミレイかよ?と思ったらw…

5

失楽園のトリニティ 小説

藍生有  カワイチハル 

兄弟3Pモノですw

血のつながらないお兄ちゃんを弟二人が愛しちゃう3Pモノです♪
こういうのって「わっ、何かすごいデジャブ」っていうくらい似てるんですよね~。
まあ、シチュが似てれば展開も似ても仕様がない。
この作家さんなりの、どこが抜きんでた特徴はあるのだろうか?と思いつつ読みながら、、、それは弟二人に嫉妬させる原因となったお兄ちゃんの親友の存在?
自分としては、4角関係のほうが面白かったとも思うのww

0

Bloody Heaven コミック

坂本あきら 

ゲームのルートの一つみたいな展開でした。

吸血鬼ハンターと吸血鬼のお話はかなり血が飛び散るは、首はとぶわ、手首も跳ぶわと、エログロな要素が満載なんですが、絵がきれいなせいか(今どきのよくある)全然怖くないです。
しかもその方法が、必殺仕事人ばりだったので、思わずヒデさん~!と叫んだかどうかは内緒にしておこうww
あだ全体を読み終わると、非常にわかりにくい、ある種の「世界観」を重視したゲームのようなファンタジー仕様です。
年寄りな言い…

1

東京怪談new コミック

那州雪絵 

将来を期待して

ニアBL?匂い系ではないな。
キスはちょっとだけ、エチもない、だけどその未来には何かありそうな予感と期待を充分にさせうるものを持っている。
99年の作品ということで、那洲さんのかなりこういう微妙なラインにある初BL作品ということで、懐かしさを醸し出してしまうのが、今読むとまた一興なのです。

幽霊病院と噂される建物を解体するために現場監督に抜擢された堂島が、その現場でオバケに育てられた自分…

2

恋ってやつは… コミック

高尾ふゆ希 

ちょっとヒドイ攻めたち

表紙が一人だけっていうのがすごく新鮮で一見BLってわからない。
初めて目にする作家さんだったのですが、もう筆を置かれてしまっている作家さん!?
確かに、表紙を開けると扉のイラストは、昔流行ったとんがった口にしゅっとした線の絵で、出展を見ると05年とかかなり昔の作品でした。
作風はジュネっぽくて、何か小野塚さんっぽい感じがします。
でも、こういうの嫌いじゃない。

ツンデレ先輩と鬼畜後輩…

3

愚者の恋 コミック

九州男児 

大ボケを真面目に語る

九州男児さんのコメディは、最初はアホアホで進むんだけど、シリーズが後半に入ってくると何故かシリアスを含みだす。
すごくアホアホでおバカなんだけど、それを登場人物たちが一切笑うことなく大真面目に考えて行動して、真剣に語るから何だか痛々しくなってしまう。
そんなシリアスとコメディが表裏一体化している作風は、この作家さん独自の確立された世界であり他の誰にも真似できない唯一のものだなとつくづく思うので…

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