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293/456(合計:4552件)
砂原糖子 高久尚子
茶鬼
ネタバレ
まさか続編が出ると思いませんでした! なぜなら、1作目の時実はとってもとっても不安だったからです。 絶対まだまだこれから不安な要素が満載なカプであろうから、もうあとは妄想でいいよー、きっと色々予想はできるし、、、と。 しかし1作目の終わりが「愛するになる予定」でしたから、「愛しています」にしなくちゃいけなかったんですね(涙、、) 今回はそんな不器用な二人のスレ違いが見事に不安要素になっ…
杉原理生 木下けい子
星空をイメージして作られたというこの作品は、その意図が確かに伝わったのではないだろうか。 元々、この作家さんには映像的、色や風景を連想させる文章もさることながら、登場人物自体がそのイメージを持って存在するので見えやすい。 ただ、今回「星空」というイメージには、主人公の一人である圭吾はどこまでも吸い込まれそうな深い夜空を、星空というには余りに暗い、どちらかというと暗闇を連想させ、 むしろ、蒼の…
水原とほる 和鐵屋匠
最初この本を読んだとき、あまりに「蛇」にこだわりすぎて、何だか悶々としたものを抱えてしまったので、寝かせてみました。 改めて読み返すと、あまり蛇にこだわらなくてもいいんだ。 蛇というのはあくまでも揶揄であり、実態のないものに対する仮の呼び名なんだということがわかると、実にスムーズに自分の中に入ってきます。 まさに、自分がこの言葉に囚われてしまったように、主人公もそれについて自分を見つめ直すお…
真生るいす
02年、03年の作品で構成されているので、現在の絵と比べてその変化にびっくりすると共に、何となく当時の雰囲気を感じる作品に懐かしさを覚えます。 でも、決して古臭い感じじゃないんですよね。 充分今でも通用するとは思うんですが、いわゆる雰囲気で魅せる、登場人物の内面に重点を置いた作りは小説というか短編映画っぽい作りなんですね。 しかし、それらが具体的に会話として表わされているわけではないので、読…
名倉和希 一馬友巳
やっぱり名倉さんのラブコメは面白い! この作品4年前の雑誌掲載作品に書き下ろし2本(そっちのほうが長い)を入れて、ようよと単行本化になった作品だそうです。 多分、表題の1作品だけだったら甘~いラブコメね、ってなくらいで、ちょっと不満が残りそうだったんですが、書き下ろしがついたことで、魅力がUP♪ 滅茶わらかしてもらいました。 野菜くらいしか食べられない超偏食のサラリーマンが、カフェのコ…
近衛舞香 鵺
この本の一番何に萌えたかというと・・・ソレです(爆!) 一見真面目で禁欲的な、組長ひとすじらしい男のイチモツ表現。 ドヒャー!! そのページを目にしたとき、主人公の受け以上にドビックリこいて、思わず突っ込むは、爆笑するは、激しく興奮してジタバタしてしまいましたww 性格とのギャップ萌えですな~♪ ひょっとして、いつか、慕っている組長を自分のものにできるかもしれない時が訪れた時、組長を満足…
basso
OPERA誌上では、このアルとネーリシリーズはこれで終わりのような事がかいてあったのですが単行本にその記述はなく、果たして? 政治家シリーズが続けばまだきっと脇役で出てきますよね? ということで、『クマとインテリ』『アマート・アマーロ』から3冊目。 お話としては、一冊目の『クマとインテリ』を読んでいるとその関係性が特によくわかっていいとは思うのですが。 1作目と比較すると、その絵の変化は一…
桜井りょう
上司・長野のその手に惚れて、押せ押せで突っ走るウザメンこと犬飼の、いちいちの姿はとっても愉快で、その余りにもポジティブな姿勢にとってもハッピーになれる作品♪ この犬飼、名前のごとく犬です(爆!) 待て、お座り、お手、おあずけ!もこなしますww ・・・あ、ちんちんはしなかったか!?(汗、、) この犬飼に振り回される上司の長野がほだされ攻めなんです。 思わず、いや、この長野のほうが犬飼に…
樹生かなめ 奈良千春
今回の表紙!いつもと違うんですよー!! 何と、いつもは清和くんと姐さんだけの2ショットが、カードで祐、サメ、ショウ、諸々、、今回のお話に関連する人物が!! そんな表紙に合わせて、何気に今回はもちろん眞鍋組も関係することなんだけど、姐さんの勤務する病院が舞台で、姐さんが大活躍(?)するお話はちょっと、番外編ぽい要素も持っていました。 舞台が病院だけに清和のできることは、陰で見守ることだけ。…
坂田靖子
坂田靖子氏の作品は実に久々に目にしたのですが、ここにレビュするのにすごく時間を要しました。 一言で言いつくせない、もしくはたった一言・・・ 「素晴らしい!」 BL的言い方をしてしまえば、じつにJUNE的でした。としか大雑把なくくりにしてしまうのはとまどいを覚えるのですが。 かの昔「バジル氏の優雅な生活」の熱烈ファンだった自分には、有閑貴族のバジル氏にそこはかとなく英国らしいバイの匂いを感じ…