total review:290700today:21
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
347/456(合計:4552件)
高遠琉加 金ひかる
茶鬼
ネタバレ
『犬と小説家と妄想癖』のスピンオフ新装版で、一編、旧版に載っていない話が挿入されています。 本編で、不破に恋する鮎川の気持ちを乱すような意味深の行動をとっていたイケスカナイ編集者・沖屋の物語です。 そもそも沖屋の名前が「置屋のヤリ手婆ぁ」なんていうから、どんな狡猾な人物なんだろうと思っていましたら、意外や意外! すごく素敵な人物で、とっても好きになっちゃいました。 お話は、沖屋が編集長…
とりマイア
更紗のお父さんは学園の理事なんですが、更紗が無断外泊で遥希の元にいたということで、身体検査を受けるように言うわけです。 あえ、あのエスの間宮に!? 更紗は攻めですから、後肛は心配ないんですが、クスコ検査とかしちゃうわけです。 その後間宮が一成を襲ったことを知り、更紗は黙ってなくて、間宮の上を行く暴力魔ですから形勢逆転、間宮を包帯でミイラにしてしまい、責める責める・・これがとても倒錯的ですごい…
ここからは、更紗の従兄弟遥希に関係がある学校の保健医・間宮が絡んでまいります。 この間宮がエスの人♪ お道具を持って出張しては主人公達を責めてしまうのです。 更紗に振られ一成と揉め事を起こした小田が仕返しをしたいと間宮に持ちかけることから始まります。 一成の自宅にまで来て一成を責める間宮。 ここは尿道のカテーテル攻めでしょうか。 そして小田に一成を犯させるのですが、そこへ更紗がやっ…
ボンデージにエスエム。 ベタではありますが、攻め受けの意外性もさることながらそのぶっとんだ思考の方向性がとても興味深い一冊なのです。 更紗は性的興奮を覚えると傷つけずにはいられない加虐嗜好の持ち主。 生徒会副会長の一成は、ずっと更紗が好きだったので、その加虐に耐えようとするのですが・・ ここで一発目!! ヒエーッ!いきなりフィストですか、次には木刀を口に入れ奥まで差し込み・・・!? …
寿たらこ
コメディでもあるのだけれど、段々と切なさが押し寄せてくるようになった第三巻です。 前半が ハブ×マングース、後半が 国政×ノリ夫 胸にズキンときて、思わず涙してしまった! まさか、この本で泣くとは想いもよらなかったのです。 ハブ(大将)×マングース(シマ) は、家柄的に天敵なのでロミジュリ状態。 しかも、シマには双子のウメもいて、ウメも大将が好きで。 高校のころから続いた、何とな…
毬田ユズ
この本は一冊の中に、腹黒ドSとネガティブ野郎がぎっしりと詰まっていて、内容的にも充実しているんでは?と思います。 初読み作家さんでしたが、満足度は高いです♪ 表題は、ミイラ取りがミイラになる的な、大人を騙すつもりが、すっかりペースに引き込まれて、、という、大人が大人げなく高校生相手に駆け引きを仕掛ける部分がほの暗くていいのです(え、ドM?) 養護教諭の三浦がホモらしいということで、モテ高…
綺月陣 梨とりこ
軽いおバカコメディも書くと思えば、やはり綺月さん作品は、こうしたずっしりと重くて痛くて、これでもかっていうくらいケチョンケチョンにされる受けっていうのがいいです!! しかも、へこたれない。 この本は発売日が延期になって、すごく待ったものだったので、後書きを読むにつけても、作者さんの気持ちの入れ込み様が伝わってきて、ガッツリ読み応えあり、一気にいってしまいました。 主人公の薫が就職面接の折…
ぱんこ。
表紙を見るに、余り派手でもないし、かわいいってわけでもないし、左側の少年なんか、ちょっと強面だし、正直余り期待してなかったんですが、読みだしたら面白い事このうえない!! 基本コメディですが、お話が進むにつれて、どんどん出てくるあれやこれやが、ちょっとしんみりさせてみたり、抱腹絶倒を誘ってみたり、きれいで済まされない青春っていうのもあったりしてみたり、本当、読んでて飽きない表題作でした。 学園モ…
井上佐藤
あの、田所×宮本の子連れ同士の子供たちの話がやっと一冊にまとまり、至極感激♪♪ 神にしたい!でも、表題より別のカタブツ×オネエがすごく良かったんですよねーー。(といいつつ全体評価でオマケの神♪) 一緒に暮らし始めた田所・宮本ですが、子供達は父親達が一緒に寝ている(しかも裸!)を時々目撃するわけで、大きくなるにつれ、それが普通の家庭とは違うってことを認識した時の子供たちというのをどのように表…
ヒノモト円時
短編8本のショート集ですが、どれもちょっとブラック風味で、題名に誘われると、地雷を踏む人が出る可能性があるので取扱注意!な作品集です。 8本のうち、バッドエンドではないものの、そこそこ甘いものは後半の3本(うちラストはネガです)のみ。 モヤっとするのを嫌われる方は避けたほうがよさそうです。 といいつつ、自分的にはこのモヤっと感といびつ感が好きなので評価は萌えです・・・ 表題は、犬として…