茶鬼さんのレビュー一覧

オリジナルボーイズラブアンソロジー Canna Vol.31 コミック

42歳マジおっさん♪

今号のCannaは表紙が実にうさん臭いです(笑)
カサイウカさん、新連載の主人公達♪
最近、BLのオヤジ年齢が35歳なのに若干の疑問を抱き始めた中、おおー!42歳設定。
しかも相手も元同級生で同じ歳w
高校時代からずっとずっと好きで、友達という立ち位置を失くしたくない超ヘタレおやじっす☆
相手は、彼の気持ちを知っているのかいないのか?
3カ月のスピード婚を15歳も年下の女性と果たした挙…

5

柏木兄弟の恋愛事情 コミック

古川ふみ 

かわいい☆☆

デビューコミックも「かわいい☆」だったのですが、今回もかわいいしか言いようがなく思わずタイトルに☆を2コつけてしまいました(汗)
ちょっぴりファンタジー要素もあって、かわいいに苦手も沢山ある自分ですが、この作品は思わずキュンも持ってるのです。
この「かわいい」は好きだな~♪ということで、ちょっと奮発した萌×2

表題【柏木兄弟の恋愛事情】はガチ兄弟モノ
ハルが小さい頃病弱で辛かった時、い…

3

もう翼はいらない 小説

水無月さらら  笠井あゆみ 

性モザイクの主人公です

ここにあるあらすじを見ると、花丸BLACKだしエロエロの監禁調教?と予想してしまいそうですが、かすっている程度で違います。
そして受け属性にもあるように「両性具有」、中性的といえばそうでもありますが、胸のふくらみ・一個だけの卵巣と子宮と女性性器を持ち、未発達な男性象徴と一個だけの睾丸、何より女性であることを求められてそちらの要素が身体にも現れ、そういった扱いをされてドレスを着用していますので、地…

5

玩具~Joy Toy~ 小説

水戸泉  相葉キョウコ 

擬態するbitchの玩具

痛くてドロドロで、とことん堕落していく内容にゾクゾクする作品v
見た目冴えない中年の男が実は根っからの娼婦で、ドMでドSで、全てを支配して玩具として弄ぶ様に、こいつは近い将来殺されるな、、、と間違いなく思う。
容赦ない汚い言葉で相手を罵るセリフ。
「らめぇ~」「おひり~」ろれつが回らなくなる快感の表現。
耐性がないと、ともすると気持ち悪いとさえ思う、醜悪な内面を見せるbitchに玩具にされ…

7

「爽秋の日に、ふたり」 准教授と依存症の彼番外編書き下ろしペーパー 特典

年上の独占欲

本編後、瞬が大学に入って2度目の夏も終わり秋の気配も増した頃の二人の様子。
昼休みになると必ず恭平の研究室で二人で一緒にお弁当を食べて一緒の時間を過ごすのですが、瞬が詩に没頭すると恭平は置いてきぼりをくらったような気持ちになるようです。
本編の中でも、恭平の気持ちが描かれていましたが、ほんとうは創作する側になりたかっったけどなれなかった経緯。
だから研究者として、瞬の出来あがったばかりの詩を…

4

准教授と依存症の彼 小説

四ノ宮慶  奈良千春 

愛って何?

作者さんの得意(?)設定歳の差モノですね。
ここ最近の作品は自分的に、う~む、、、なものが多かったので久々に読み応えを感じました。

親から虐待を受け、彼を救ってくれたと思っていた男から「食事の前にはセックスをするのは常識」という刷り込みを受けてそれが抜けない青年が、
後見人となった大学の准教授から、もうセックスはしないと言われ、苦しみもがきながら「愛」というものを見つけるお話でした。

10

Maybe Love 小説

高岡ミズミ  陸裕千景子 

町の人々に祝福されて(笑)

02年の新書版の文庫版での再販になります。
小さな田舎街に赴任してきた小学校教師が、彼に一目ぼれした町の人気者である役場の男性に餌付けされ、次第に気になっていつの間にか恋になっていたという、ライト目のラブコメなのですが、始終ほっこりほのぼのして、とことんハッピーな展開で進むので、暑くて重い文章が読めないこの時期にぴったり♪
陸裕さんのイラストもとてもコミカルでお話と共に一緒に楽しめました。

3

新宿ラッキーホール CD

苦味ちゃん@三木さんの圧倒的存在感

自分がCDを聴くときは作品ありきで、その作品の世界観に自分が持つイメージがどのくらい再現されるのか、またそのイメージを膨らませられるか、そして新たな発見とか、
声優さん萌えは特には持っていないので、そんな点を重視して聴きます。

新宿にあるゲイビ制作販売会社「ラッキーホール」の社長である元ポルノスター苦味と副社長サクマのお話
コミックスの全ての話が網羅されています。
声優萌えはないとはい…

9

神王の禁域 小説

桑原水菜  高嶋上総 

聖液グルメ

前作の『犠牲獣』もそうでしたが、古代を舞台にした神事を絡めたBLというのは、JUNE的な感じもありながら、ファンタジーとして純粋に楽しむことのできる好きな展開を見せます。
そこにあるのは、バッドエンドではなくて「永遠の愛」のような気がするからです。
またこの作家さんのイチモツの表現が蛇神だけにコブラ表現されていたり、神であることから金剛杖とか、中々にユニークな表現がされていてそれもまた楽し♪

6

ステップファーザー 小説

砂床あい  桜城やや 

お互いだからこそ

『ダブルファーザー』のその後、実父と養父と子供の3人が養子縁組・入籍して、名実ともに本物の家族になるまでのお話。
作者さん後書きによれば前作の後番外が色々出たそうで、それでこの作品と時間軸などにずれが生じているとのこと。
純粋に前作ダブルのその後として、番外は抜いて読んだ方がいいということかな?

栄司の要望で知章は養子縁組についての説得を自分の親へ地道に行っていたみたいです。
今回は、…

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