茶鬼さんのレビュー一覧

蝶宮殿の伽人 小説

沙野風結子  稲荷家房之介 

作者さんらしいユニークなアラブもの

08年にアルルノベルスから出た作者さん初アラブの新装版だそうです。
表紙が新しく稲荷屋イラスト描き下ろしで、少女を少年にしたり主人公の過去を変えたりなどの改稿と、短編【蝶宮殿の魔人】が入っています。
自分、アラブ苦手なのですが確かにお約束の様な傲慢強引俺様・媚薬等もたくさん盛り込まれています。
背景をかなり踏み込んだものにしているところが作者さんらしいオリジナルアラブになっているのではないの…

4

光木八尋の甘美な憂鬱 コミック

深井結己 

ギュギュっと濃縮、あれもこれもリバもありマス♪

滅茶萌え萌えする1冊でした!
krovopizzaさんもおっしゃられてますが、深井作品は断然麗人のほうがいいですね、っていうか好みではあります。
短い1~2本で、普通短編だと感じる物足りなさや尺足らずを感じずに見事にそのページの中でズバリと見せる的確な萌え。
この本の中には、ツンデレすれ違い愛もあれば、オヤジ受けもあれば、リバも登場☆
実に実に楽しめる詰め合わせとなっております。

【…

3

六月の丘のひなげし 初回封入ペーパー 特典

なるほどコラボ!

こちらのペーパーですが、竹書房刊の『光木八尋』の書下ろし漫画ペーパーがあると一層楽しめます。
全く同じシチュで、こちらはピエールとルイスの様子が描かれているからです。

日本のレストラン(=イングリッシュローズの受けである怜也のおじいさんがやっている)にピエールとやってきたルイスですが、入口で鉢合わせたのは日本のヤクザ=豪太郎(笑)
オラオラでいちゃもん付ける豪太郎に、初めて見た日本のヤク…

0

カミナリの行方 小説

海野幸  南月ゆう 

守りたいもの

海野さんのファンタジーものは、とても素直でわかりやすいですね。
この作品もとても表現したいものが明確で、その目標に向かってまっすぐとお話が展開されるさまがいっそすがすがしい。
ひねってない、複雑にしないというのもシンプルです。
鎧・具足・太刀など、時代設定は昔ながら、カタカナ語がないだけで口調は現代風だし、イラストも。
変にかしこまらなくていいフランクさが見えます。

森に囲まれた山あ…

4

ラブコレ 9thアニバーサリー 小説

その後が読める素敵な1冊☆

ラヴァーズのラブコレは本当に良い企画本だと思う(何度も言うが)
応募券を集めて、400~800円の為替を買って、送って半年位待つ。
そんな事しなくても、読んですぐにその番外編が3本もレーターさんのラフ画や漫画も一緒に掲載されて、お値段420円で書店で買えちゃうのです♪(文庫だから収納サイズも楽)
他社もこういう風にすればいのに、っていっつも思うんですよ。
そして今回は、いつも本に挟み込まれ…

6

年上マスターを落とすためのいくつかのマナー 小説

花川戸菖蒲  山田シロ 

おじさんはトランクス派でした

ラヴァースの高岡ミズミ作品も35でおじさん設定だったが、この作品も35でおじさん。
いや、35じゃぁおじさんじゃないから!!!
どんなにもっさかろうが、超絶美形だろうが、やっぱり40超えてないとだめだとおもうよ。
でも、この作品については自分を「おじさん」と呼ぶ理由があったのです。
この作家さん実のところ好みでない作家さんだが、山田シロさんが好きなのと「オジサン」に惹かれて購入の本です。

5

六月の丘のひなげし コミック

深井結己 

丘の上ひなげしの花で~♪

『情熱のイングリッシュローズ』のスピンオフというか、英国貴族アレックスの義弟編になる本作。
筋的には関連してこないので読んでいなくても問題ありません。
ただ同時収録にこのイングリッシュローズカプの番外編が載っているので…という感じでしょうか。
Drapの深井路線はロマンチックドラマティック路線?
巡り合い再会愛で乙女心をくすぐるような展開(或る意味ベタ)が待っていました。
だけど何でしょ…

3

鳳凰の片翼 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

先生の怖い愛情

これの前に当たる『鳳凰の天翔』が09年でしたから約4年ぶり!
その間に、先生と龍の対決の『龍の覇道』があったものの、時系列的には天翔の半年後という形になるので、どちらかというと”遠藤君、久しぶり!”感でいっぱいです。
このシリーズの中で一番地味キャラかもしれない建築士の遠藤くんですが(なして勝手に遠藤君呼びw)かなり健気です。
最初に書いてしまいますが、龍に高柳の存在は欠かせないように、鳳凰…

6

落椿 小説

四ノ宮慶  宝井さき 

何を楽しむか、どこを見るかで違ってくる

作者さん初シャレードは今までと雰囲気がカラっと変わって大人なしっとりとした淫靡なそして厳しい世界。
ヤクザ設定で、主従・下克上・調教など色々がテンコ盛りで見せてくれるそれは同人誌からの文庫化なんだそうです。
こういう話を読む時、その設定背景と萌えのシチュというモノの融合具合というのを見てしまう。

先代が亡くなり後を継いだ新橋一と言われる芸妓である母親の美貌を継いだ息子の晴也が二代目を襲名…

6

天才は総じてどうしようもない ~百鬼カントクと凡人たち~ コミック

カサイウカ 

おっさんには棒

デビュー単行本『いつか友達じゃなくなるとしても』とはまた違った雰囲気の作品でした。
あちらよりコマが大きいのと、線がすっきりして、男っぽい雰囲気がましてより絵柄に青年漫画っぽい雰囲気が増しています。
題名は『天才は総じてどうしようもない』ですが本当!どうしようもない男(笑)
とうてい凡人には理解できない、、、というわけじゃなくて、
良い言い方をすればセンシティブ?悪く言えばガキ。
そんな…

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