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山田2丁目
茶鬼
ネタバレ
お久しぶりの山田2丁目作品は、勇者と魔王なんてゲームの世界の設定のようでありながら、実は庶民的だったり。 何と言っても魔王がちょい貧乏の何でも屋で、勇者は会社の社長。 魔王がいい人っぽくて、勇者が魔王っぽい外見をしていたり。 また性格も魔王になんてなりたくないと否定的な魔王であって、勇者は魔王になりたかったとか。 その持つ特性は、受け継ぐ血から魔王は人を下僕化してしまう能力が、 勇者は人…
新井煮干し子
OPERA掲載時から注目して、大好きだったお話が1冊に! 本編後の描き下ろしが入って、ラブ甘を魅せてくれてはいるけれど、彼らなりのマイペースでした(笑) この話の何がいいって、二人の距離感です。 主人公の片方、由岐は同人活動でエロマンガを描いてはイベントに参加し、大学は自主休講しちゃうような本物のがっつりオタクです。 もう片方の和は、お洒落な男子でオタクへの偏見のない間口の広い男子です。 …
モモ花
主人公達の泣き顔が印象的なイメージがある作家さん。 今回もピュアな6本の短編が表題の「花追い人」にかけて、各話の後に花言葉を添えて演出してありました。 1冊をとおして、ちょっぴり胸にチクっと痛いものもありながら後でよかったね、ってあったかい気持ちになれる作品ばかりだと思います。 短編ばかりのせいか、1冊展開のものに比べてとても読みやすくポイントが明確なので伝わりやすいのかもしれません。 何…
志水ゆき
この巻では、火弦と曜明の関係が、大輝と沢斗の出会いがメインで描かれました。 切ないものをそれぞれに抱えているんですね。 親に売られた火弦が、その元から逃げてきた時に助けてくれたのが吉利谷。 彼はヤクザの組長なのだが、火弦は、吉利谷から与えられた「犬」 この曜明が、感情がどこか固まってしまったとても可哀相な人だったのです! 可愛がっていた猫を殺してしまって、その可愛がり方は間違っていた…
本編のシリアス路線と趣向を変えて、1巻のラスト。 過去を打ち明けて、一見が家族になろうって言ってくれて、これから甘い恋人の時間! という時に、快感でイって寝落ちしてしまった一人に、お預けをくわされた一見が親指を結びつけて抵抗できないようにした朝のお話(笑) これ、体をキレイにしてあげるからね、って滅茶ドSです。 サービスのドS♪ 優しく手洗いと、体の隅々まで洗ってあげている一見はとっ…
新たな連載が始まりました。 この作家さんの作品としての見せ方のうまさは固定したカプで1作品を構成し、更にスピンオフなどで展開していくのではなくて、ひと作品の中に数カプを登場させ、それが密接にリンクして人間関係であったり事件であったり物語の展開に必要な要素を構成して見せて行くという、一つの入り口から奥行きの深さを演出して物語に深みを与える点だと思う。 今回も、山奥の田舎町を舞台に3カプ(今のとこ…
英田サキ 奈良千春
3巻は、渋澤の心の謎が明かされて、晴れて旭と恋人になる。 そんな前進した回でした。 詭弁が立つ、売れっ子作家。 そんな表の顔とは違って、親と上手くいかない道明を、色々あった友人でもある薫を、そして母親を亡くし引き籠りになってしまった弟を抱えて苦労していた旭を家へ住まわせる優しさも持つ半面、恋人は作らないと本当の心を頑なに閉ざす、まだ34歳なのに老成したような何ものにも執着しないような顔を…
木下けい子
久々のオムニバス短編集ですが、全部働く男たちです。 表題は身につまされながら、世の中の夫婦ってこういう感じだよ、と変なところでリアル感。 ラストの短編は、大爆笑! 長さも程良く読みやすく、短編もいいな~と久方ぶりに思いました。 【今日も月が綺麗】 先輩が卒業の時に告白して、それからお付き合いを始めて、後輩が社会人になって同居を始めた恋人同士。 互いに別の会社で畑違いの仕事をして、働…
高昌ゆり
『毎朝8時に、3両目で』から2冊目のコミックになる作家さんです。 表紙から見て、コミカル路線の坊さんとやんちゃ者のお話を想像したのですが、 確かにコミカル路線でもあるのですが、 おおー!何かすごくいい意味で裏切られた予想外の展開で、ガッツリと寺と僧侶という土台がしっかりしているので軽すぎない。 キャラクターの魅力もしっかりと表現されていて、とっても好感の持てる主人公達。 デビューコミック…
名倉和希 基井颯乃
一応893設定ですが、表紙からもわかるように、ラブコメ893ものです。 滅茶苦茶緊張感に欠ける893です(笑) 作者さんいわく、なんちゃって893だそうですが。 こんな893だと街も平和だね~かどうかは不明ですが(w)とにかく、楽しむの一言につきる♪そんな作品でした。 突っ込みどころ満載、デレデレのメロメロ攻めが発するウケを狙ったかのような一言が真面目に語られ 受けは受けで、前編と後編で…