茶鬼さんのレビュー一覧

ごめんねダーリン コミック

北別府ニカ 

ツンデレヘタレのラブバカップル

1冊まるごと楽しいラブコメで、そしてかわいい♪
甘くて、もう勝手にやってなさい!って思うほどあてつけれるラブバカップル。
表紙カバー下本体に作者さんの川柳「ツンデレとヘタレわんこのど定番」に思わず吹いたー!

大学生のヨコと菊ちゃんは、同じ寮で恋人同士何ですが、菊ちゃんはわがままなんです。
それで夜中に突然ヨコちゃんを起こして何かと思えばアイスを買ってきて~って。
その翌日、ヨコちゃん…

3

ばらのすべて コミック

山田酉子 

不毛地帯に咲くばら

個人的に山田酉子さんは好き作家さんなのだが、今回はとても複雑な気持ちに。
やばい事をしているチンピラと、元アイドルのドM青年。
それに絡む、アイドル達。
光の世界と闇の世界の交わりに起きたこの本の内容は、奥が深いのか浅いのか?
愛情の形もまた、まっすぐと歪んだものと、
人間もずる賢さと純粋さと、
対比して存在するその世界を描いたこの中に読みとれるものは、いくつもの方向があって、多分太い…

4

お手をどうぞ 小説

水壬楓子  雨澄ノカ 

王道マイフェアレディ

帯にも「セレブな紳士×仕事を干されたモデル、BL版マイ・フェア・レディv」とある通り、そのまんまの実に王道でした。
あれ?やけにベタコテだし、作家さんぽくないと思ったら01年の作品の新装版なんですね。
旧版に書き下ろし【good morning?】が入っています。
本当に何も書くことがないくらいに、ズバリなんで困ってしまうw

再婚した母親の夫とそりが合わず、大学の学費を手切れ金のように…

4

このよのはじまりこのよのおわり コミック

たうみまゆ 

短編小説のような・・・

ほぼエッチなしのたうみまゆ作品が麗人で!?というのが驚きだったのですが、
掲載された作品は、デビューコミック『隅田川心中』に収録されていた【赤菊のうた】そんな系統のお話で埋められていました。
あとがきにて”一昔前の王道お耽美BL”を目指したと書かれておりまして、収録作品は全て江戸時代~昭和までの、古典的背景とノルタルジーあふれる時代背景となっておりました。
たうみまゆさんの絵自体が、実は色気…

9

デキすぎ君とヤンキーちゃん コミック

春野アヒル 

個性的組み合わせでした

春野アヒルさんといえば、ツンデレ♪
今回は主人公のヤンキーくんがツンデレで登場です。
そして、ヘンテコな設定がある!?
…いいよね、あらすじにもあるし…
何と!ビックリしたり感情が乱れるとチビッコに変身してしまうという変な体質。
対して相手は、超頭のいい優等生でモテる同級生なのだが、これがまた一見まともなんだけど、微妙にどっかおかしい人w
超個性的な組み合わせが出来あがっておりますヨ。…

3

お父さんは悩ましい コミック

吉池マスコ 

お父さんルビコン川を渡る(爆)

お久しぶりです、マスコさん♪
何だか最近のマスコ作品、キュンキュンさせる話が多い感じがします。
もちろんマッチョも登場して、笑わせるお笑い要素もあるんだけど、ちょっぴりエロが減って寂しい感じもなくはないんだけど、
でもとっても主人公達が近しい存在感で、ほっこりさせる要素もあって、
その色々全てが絶妙マッチングして魅せてくれるのです。

今回のお話は、妻を亡くし息子と二人暮らしの父子家庭…

5

溺れる コミック

恋煩シビト 

三角関係が魅せる友情のボーダーライン

よく、友達同士の男子がつるんでワイワイしている姿を見て萌えるとか、妄想するとか口にすることがあるのですが、
単行本の後書きなどで作者さんが妄想を巡らせる話を書かれていらしたりしいてる、この男子の友情というものへの萌えと妄想の具現化した作品。
友情のボーダーラインは一体どこにあるのか?
馳男、次郎、ハチ、の三角関係を通してグサリと心に突き刺さる話でした。
毎号毎号読んでいる時、ハラハラしなが…

8

俺サマ吸血鬼と同居中 小説

楠田雅紀  Ciel 

何だか色々ともったいないような?

設定とか部分部分が面白いのに、何だかサラサラサラ~と終わってしまった。
意外性を求めるわけではないが、全てが予想通り。
そして何となく”運命の出会い”で全てが始まってしまって、決着がある。
読み終わって、悪くはないんだけど、何か残念な気もしてしまう。

啓太は両親と共に事故に遭ったが一人だけ生き残ってしまい、叔母の元で過ごし、そして大学生になって一人暮らしを始める。
幼稚園の頃、”お城…

1

彼氏とカレシ 小説

水原とほる  十月絵子 

倦怠期の夫夫は犬を飼いました!?

水原作品の3Pです!!
といっても、さほど濃くなくあっさりと。
本当に水原作品は最近変わってきてますよね。特にCharaのものは1作前のはおいておいても、その前の「The Barbar」とかそんな感じの雰囲気路線です。
作者名を隠して読んだら水原作品だってわからないかも?
主人公達、登場人物の関係がかなり特殊であるので(感じ方によっては背徳的?)ユニークな設定ではあるのですが、きっとダメな…

6

エースの休日 コミック

西田ヒガシ 

野球選手の魅力は ”尻”

作者さんが描いていて楽しいと言われるとおりに、本当に楽しい1冊になってました。
それは、ギャグが多いとか、いつもの何だか不明の生物が登場したり、ボケたセリフが多いとかそういう楽しいじゃなくて、思わずニヤリとするような「ザ・おやじ」の楽しさ。
主人公達が元自衛官と野球選手というだけあって、がっちりした引き締まった筋肉の体という魅力と、部分で見せるエロさも相まって、その性格も含め見所が詰まっていま…

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