Krovopizzaさんのレビュー一覧

忠犬秘書は敵に飼われる 小説

不住水まうす  幸村佳苗 

切なくも甘くコミカルなオフィスもの

あらすじ:
叔父との権力争いに勝利し、大手洋菓子メーカー社長の座に就いた有川(受け)。
有川に辞任を求める叔父の秘書・忠村(攻め)の弱みを握り、逆に自分の秘書にしてしまうが、やがて彼に惹かれていき…

秘書×社長で、年上攻め。
攻め受け両視点あります。

有川は、一見クールな美人ですが、実はなかなかの苦労人。
愛人の子で一族から見下されていたり、
学生時代、元彼にキュウリを挿れら…

8

狐の嫁取り雨 小説

四ノ宮慶  高星麻子 

雨男の成長物語

四ノ宮慶さんと言えば、エロ濃いめでちょっとエキセントリックな話を書かれる作家さん…
そんなイメージでしたが、本作はかなり王道寄り?のファンタジー。
お稲荷様・モフモフ・花嫁…とBLファンタジー定番の要素が詰め込まれています。
それでいて、舞台となる田舎町の情趣ある風景、主人公の内面の成長など現実世界の描写にも力が入っていて、なかなか読み応えある作品でした。

主人公は、高校を卒業して間も…

12

復讐の枷~それでもお前を愛してる~ 小説

矢城米花  DUO BRAND. 

元いじめられっ子×元いじめっ子の心理サスペンス

元いじめられっ子(攻め)が、元いじめっ子(受け)に復讐する再会モノ&サスペンス。
アンビバレントな心理描写に注目です。

日本人とアメリカ人のハーフで、13歳のとき日本の小学校に転入したアーサー(攻め)。
3歳年下の同級生たちと打ち解けられない中、唯一仲良くしてくれたのが臨(受け)でした。
しかしある日を境に、なぜか臨はクラスメイトと共にアーサーをいじめるように。

その後、…

8

麗人 2016年7月号(雑誌著者等複数) コミック

読者に優しい表紙

笠井あゆみさん画の表紙、今回はいつもの5Pや3Pでなく二人きりですこぶる買いやすい!
受けの手練感と、攻めのチラ見え下着に注目です。

■草間さかえ「花に蜂鳥」
本誌初登場の草間さん。
巻頭カラー28ページの読みきりです。
主人公は、ゲイで男運のない探偵(メガネ受け)。
依頼を受け、女から金を騙し取った男を探しますが、その男は高校時代の同級生(攻め)で…という再会モノ。

パッと…

7

俺の財布に迫られています 小説

東町二丁目  みずかねりょう 

色物コメディかと思いきや!

第16回角川ルビー小説大賞の奨励賞受賞作。
出だしのテンションの高さに「ギャグ系か…自分には合わないかも…?」と身構えましたが、読み進めるにつれどんどん引き込まれていきました!

主人公は、焼き鳥屋で働く23歳の青年・千尋(受け)。
ある日、落とした財布を、神を名乗る怪しい老人に拾ってもらいます。
その老人の力で、財布が金髪のイケメンに変身し…?
財布の精こと宗一郎(攻め)との奇妙な同…

7

Cutting Age コミック

どつみつこ 

難攻不落のクズ受けが魅力的

どつみつこさんの初コミック。
表紙を見て、ZAKKさん?と思いましたが、中の絵はもう少し平面的。
でも表情や表現、コマ割りなど工夫されていて、緩急のつけ方が上手いと感じました。好みの作風です♪

あらすじ:
バーでバイトする大学生・樹生(攻め)は、ゲイで童貞。
ある日、バイト先の先輩・八木(受け)に誘われ、八木の彼女と3Pすることになり…。

インタビュー記事にあるように、
童貞…

9

もういちど、なんどでも。 初回限定版 CD

生っぽさが最高

原作未読。
前情報全くなしで聴いてみました。

あらすじ:
高校時代から付き合っている藤井(攻め:新垣樽助さん)と古藤(受け:佐藤拓也さん)。
ある日、藤井は交通事故で記憶喪失に。
2年分の記憶を失ってしまった藤井は、なぜ自分が古藤と同居しているのかサッパリ分からず、それでも何故か彼にドキドキしてしまい……そんな、切なくもコミカルなお話。

あくまでCDのみの感想ですが、
記憶喪…

10

センセイ・コレクション コミック

市ヶ谷茅 

オヤジ・アソート

デビュー作『けむにまかれて』で素敵なお爺様攻めを描かれていた市ヶ谷茅さん。
2ndコミックとなる本作は、色んな「センセイ」「オヤジ」が登場する短編集。

オヤジ同士(年下攻め)、
オヤジ×若い子、
お爺さん同士…など
様々な組み合わせを楽しめます。

■「つける薬がなくても」
オヤジ同士(年下攻め)。
海辺で開業医をやっている仁科(受け・40代)は、鶏料理屋店長でサーファーの柚…

8

年上の男性 小説

野原滋  小路龍流 

モラトリアム描写が秀逸

「大人の男性との甘い恋♥」との紹介文から溺愛モノかと思いきや、
実際は、大学生の受けの将来に対する漠然とした不安や、兄に対する反発、年上の男性と対等であろうとする必死さなど、この年代特有の悩みが丁寧に描かれていて、良い意味で期待を裏切られる作品でした。

主人公の知己(受け)は、雑誌モデルをやっている大学1年生。
美形ですが、モデルとしては背が低い方で、
人当たりは良いけど誰ともつるまな…

17

さいはての庭 小説

千地イチ  伊東七つ生 

心の再生

勤めていた会社を辞め、妻とも離婚した荘介(受け・33歳)。
死ぬため訪れた鎌倉で出会ったのは、敬愛する作家の孫で小説家のフジ夫(攻め・26歳)。
彼に家政夫として雇われ一緒に暮らすうち、自殺願望が薄れていき…

鎌倉を舞台とした静かで和風情緒漂う作品。
自殺願望を抱える荘介の生い立ちと心の傷とが、ほのぼの進行する物語の中で少しずつ語られていきます。

母子家庭に育ち、苦労の多い人生を…

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