忠犬秘書は敵に飼われる

chukenhisho wa teki ni kawareru

忠犬秘書は敵に飼われる
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×26
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
5
得点
53
評価数
14
平均
3.9 / 5
神率
28.6%
著者
 
イラスト
 
媒体
BL小説
出版社
三交社
レーベル
ラルーナ文庫
発売日
価格
ISBN
9784879198976

あらすじ

権力争いに勝利し社長となった有川は、ゲイであり秘密があった。そんな有川の前に敵対する叔父の秘書・忠村が社長辞任を求め、有川が恐れている秘密をネタに訪れるが――逆に忠村の弱みを握り、己の秘書にしてしまう。
だが忠村を奴隷扱いにするはずが、その忠実な仕事ぶりに有川は次第に心を開き、また忠村も有川が気になり……
二人の関係と想いに変化が現れはじめた矢先、叔父の魔の手が有川に!? そして忠村の取った行動とは!!
忠実な敵の秘書×美貌の社長。

表題作忠犬秘書は敵に飼われる

忠村直人,敵対する叔父の秘書,28歳
有川貴裕,大手洋菓子製造会社の新社長,26歳

その他の収録作品

  • ドアの向こうで二人は
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数5

受け攻めの性格が好感もてて読んで楽しい作品。

お話しの展開が面白く描き方が上手で、スイスイ読める作品です。

登場人物が感情豊かでわかりやすく、ギャグっぽい表現もあり、受け攻め両方とも好感がもてるので、読んでて楽しいお話しでした。

攻めの忠村は有能な秘書にしては間が抜けてる所があり、敵対する受けの社長有川に捕らえられ逆に弱みを握られてしまいます。

忠村は有能な秘書ですが、実は過去に前科のある人物で、そのために更生してからも辛い目にあい、受けの敵対している専務に拾ってもらった恩から忠誠を誓っていました。

一方、受けの社長有川は今でこそ社長ですが、ゲイであることと愛人の子ということで、後継候補者から外されたり中傷を受けたりと色々と苦労人です。

忠村にトラウマを蒸し返され激しく怒る有川。
忠村の恥ずかしい写真を撮るために、アナルプラグを挿入して秘書にするなど少々めちゃくちゃですが、有川のきゅうりに対するトラウマの気持ちを丁寧に書いてあるので、気持ちも分かる気がしてしまいます。

忠村も前科はありますが、根は優しい真っ当な性格で、そんな忠村と接しているうちに有川は忠村に恋してしまいます。

忠村も感情豊かで可愛いハリネズミのような有川が気になり、ミイラ取りがミイラになる展開に。

しかし2人は元々敵同士。おまけに忠村はノンケ。2人の思いはすれ違いがつづきますが、有川が拉致された事がきっかけに2人は恋人同士になります。

受けの有川はエッチでは好きな人限定のMで、攻めの忠村は普段は秘書として有川を支えていますが、エッチになるとドSで激しいという美味しい設定です。

忠村を前科ごと受け入れた有川を、忠犬秘書忠村はこの先絶対に裏切らないし、苦労人で人間不信で淫乱な有川は、有能なイケメンでエッチはドSな忠村にメロメロです。
2人とも幸せなハッピーエンドで良かった!

続編の「忠犬秘書は社長に貞操帯をつける」も2人の楽しいその後が読めてオススメです。

1

少々個性的

全体の流れは王道で、秘書ものや敵対同士が惹かれていくといった定番設定。シリアスとコミカルの丁度狭間といった印象の作品でした。

この作家さんは初めて読みましたが、流れは王道なのに、展開の仕方が斜め上というか一癖あって個性的。その個性が読者を選ぶかもしれません。
二人が惹かれあう所以は納得できるだけのバックグラウンドがあるけれど、設定がやや浮ついて落とし込めきれてないような印象です。全体的に、それが感じられます。
また、キャラに魅力はあるものの、受けに関しては序盤と終盤ではキャラがブレているように感じたのが残念です。

それと、脇役として登場する女性キャラがなかなかのキャラ立ち具合で、とても良いエッセンスでした。
全体的にエンタメとして読むには充分かなと思いますが、途中複数プレイなどあり、甘々なものを期待する人は気を削がれるかもしれません。

0

きゅうりとメロン

現在、新規開拓中で、これまで読んだことがない作家さんを試してみようと思っているんですが、これは無理でした。

これは秘書もの、下克上ものは好きだし、表紙がきれいだったので手に取りました。
ですが、冒頭から説明が長いし、文章が繁雑で目が滑る。
設定も盛り込みすぎで、くどいし、整理されていないような気がしました。
主人公にも、まるで興味が持てない・・・・・・登場人物も多いので、混乱しました。というか、前半で記憶に残ったのは、きゅうりとメロンだけでした。
きもい。

舞台は洋菓子会社なんですが、こんな人たちが上層部にいる会社の食品は口にしたくないです・・・・他にも読んでいて不快感を覚える描写が多くて、この作家さんは二度と手に取らないと思います。
他の方々の評価が高くて驚きました。
よっぽど萌えツボが合う方々なんでしょうね。わたしは無理でした。

0

忠犬秘書はプラグ入り

父の会社を継ぎ、洋菓子メーカーの社長になった受けの元に、敵の一派である叔父のスパイが送り込まれてくる。そのスパイ・忠村(攻め)は叔父の忠実な秘書で、受けの弱みを握るべく盗聴器を仕掛けようとしていたのだが、受けは逆に攻めの恥ずかしい動画を撮影。それをネタに脅し、自分の秘書にしてしまう。
敵の一味なのだが、有能で、かつ健気な攻めに受けはだんだんほだされていき…。


流れとしては、社長である受けと敵に送り込まれてきた秘書攻めという、割と単純な図式の話なのですが、これがすごくビックリな作品でした。
とにかく攻めのキャラクターが面白い。有能は有能なんですけど、詰めが甘いというか間が抜けてるというか…。
攻めは、出張ホスト遊びが大好きな受け宅に向かうホストを買収し、受けの住むマンションに乗り込みます。
でもインターホンを鳴らした途端に受けに怪しまれ、ボディガード兼秘書の女性を招集され、攻めはソッコーで女性秘書に倒されます。一瞬で女性に倒される攻めって…。
その後、女性秘書(胸がバイ〜ンなので通称がメロン)とともに取り調べられ、盗聴器を仕掛けようとしていたのもすぐバレる。その上受けのトラウマの逆鱗に触れてしまい、激おこな受けに恥ずかしい動画を撮られ、翌日から秘書として働かされる際は尻にプラグ挿入される。
念を押しておきますが攻めです。

ろくでもない目に遭ってる攻めですが、受けの叔父に拾ってもらった恩義で忠誠を誓ってたり、でも自分にとんでもないことしてくる受けを恨めなかったり、受けの女性秘書のメロンの働きがひどい(本職はボディガードなので)のを見かねて受けのスケジュール管理始めちゃったり、いちいちかわいい。ろくでもない目に遭って気の毒なんだけどおかしい。

ラブ面ではなかなか進まなくて焦れてしまいましたが、その他のシーンがすごく楽しくて、大ウケでした。女性キャラだけどメロンがとてもいい。受けにも攻めにも頭の中で「メロン」って呼ばれてるのがすごくおかしい。そして攻めを一撃で仕留める腕っぷしがかっこいい。

ギャグは楽しく、ツンツンハリネズミな受けや間抜けな攻めは可愛く、事件はハラハラで、いろいろ楽しめた本でした。

4

切なくも甘くコミカルなオフィスもの

あらすじ:
叔父との権力争いに勝利し、大手洋菓子メーカー社長の座に就いた有川(受け)。
有川に辞任を求める叔父の秘書・忠村(攻め)の弱みを握り、逆に自分の秘書にしてしまうが、やがて彼に惹かれていき…

秘書×社長で、年上攻め。
攻め受け両視点あります。

有川は、一見クールな美人ですが、実はなかなかの苦労人。
愛人の子で一族から見下されていたり、
学生時代、元彼にキュウリを挿れられ抜けなくなったことで病院に運ばれ、その事件がもとで会社の跡継ぎ候補から外されたり…
それ以来恋人は作らず出張ホストで性欲を解消しています。

忠村は、殺人未遂で服役していた過去があり、自分を拾ってくれた有川の叔父に忠誠を誓っている人物。
有川に社長退任を迫ろうとするも、彼のボディガードに返り討ちにされ、有川のトラウマ(キュウリ)を刺激したことで彼を怒らせ、逆に脅される立場になってしまう…
秘書として雇われ、アナルプラグを挿入したまま仕事をさせられる等、攻めにしては扱いが不憫ですが、そんな境遇でも秘書としての仕事を全うしようとする、真面目で筋の通った人物です。

敵対関係にある二人ですが、ある日忠村が酒の席でキュウリに怯える有川を助けたことで、状況が一変。
キュウリを食べてもらったくらいで忠村にニコニコする有川の純粋さにもびっくりですが、それにときめく忠村の反応も秀逸。
読み進めるにつれ二人ともどんどん可愛くなっていくギャップが良いです。

有川の抱えるトラウマはやたらと重いのですが、作品の雰囲気としては意外とコミカルで甘いのが本書の面白いところ。
物語後半で、有川が叔父に拉致され、忠村や手下に陵辱されるというシーンがあるのですが、忠村はやはりクロだったのか?と見せかけて実は…と忠村視点で真意が語られる展開が◎
シリアスな陵辱シーンがいつの間にかイチャイチャに変わっている意外性が良かったです。

なぜ叔父は忠村をスパイに使わなかったのか?とか、
忠村の殺人未遂にはどんな理由があったのか?とか、
腑に落ちない点もありますが、両片想いのオフィスラブとしては素敵な一冊でした。
年上敬語攻めがたまに受けを「あんた」呼びしてタメ口になる等、設定の萌ツボもしっかり押さえられていたと思います☆

8

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