ココナッツさんのレビュー一覧

センチメンタル・セクスアリス 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

砂原さんは大好きなのですが

個人的にツンデレが好きではありません。
この作品の受けさんは、かなりその傾向が高いのでちょっと苦手かも…と思いながらも砂原さんは好きな作家さんなので、読みました。


受けは顔だけが取り柄の売れないモデル、春巳。
無駄にプライドが高いです。

攻めは大学院生で春巳の幼馴染の仙介。
寡黙で無骨な男です。


高校卒業時、仙介が春巳に告白し、もう四年一緒に暮らしています。
春巳…

4

RISKY TARGET~愛の標的~ 小説

妃川螢  水名瀬雅良 

もうすぐ、スピンオフが発売かな?

『LOVE TARGET~恋の弾丸~』のスピンオフ作品です。
特殊捜査班SITが舞台。
前作で登場しました、攻めキャラ高須賀の兄が攻めです。
攻め兄弟…(苦笑


受けの葎は幼い頃の誘拐事件を機に警察官を目指し、念願のSITへの配属が決まった青年。

攻めの高須賀はSITでの葎の上司。
誘拐事件の折に、葎を救出しました。


高須賀に憧れてやっと転属したSITでしたが、高須…

1

奇跡のバランス 小説

坂井朱生  旭炬 

もう少し山が欲しいな

ノベルスから文庫化した作品。
2003年の作品らしいので、かなり以前のものですね。
イラストレーターさんが変わったようですが、調べてみたらノベルス版とは180度違う絵柄でビックリ。
今作は旭炬さんなんですが、若干少女漫画ちっくです。


受けの克貴は高校三年生。
細く小柄で可愛らしい顔立ちながら喧嘩っ早く、親の悩みの種。

攻めで華やかな雰囲気を持つ菱川は、ポスター等のデザインを…

1

小説家は懺悔する 小説

菱沢九月  高久尚子 

文体が読みやすかった

菱沢さんの作品は初読みです。
高久さんが好きなため、完全にレーターさん買いでした。
相変わらず攻めはカッコ良く、受けは可愛いです。


受けの律はコックで、24歳のゲイ。
幼い頃に両親とも亡くし、親戚に引き取られて成長しました。

ベストセラー作家の佐々原が攻め。
自分の興味のあることとないことの線引きが、ハッキリしている男。


律は不倫中の職場の店長に捨てられ、一気に仕…

3

その親友と、恋人と。 小説

渡海奈穂  北上れん 

攻めの最初の態度でダメでした

渡海さんの作品はなぜか薄い本が多いような気がするのですが、こちらも薄めです。
なので、さらさらと読み終えてしまいます。
渡海さんだったら、学生ものの方が好きなので、はじめから微妙な気分で読み始めてしまいました。
こちらの作品は、完全にレーターさん買いでした。


受けの朝日奈は26歳で、広告代理店勤務のゲイ。
学生時代に起こした出来事で、臆病になっています。

攻めの湯上は朝日奈…

1

蜜家族 小説

宮緒葵  青山十三 

甘過ぎる蜜は人に害があるか否か

宮緒さんの作風にはわたし合わないのかも…と思いながらも、イラストが素敵だったため購入いたしました。


受けの暁生は、父親に毟り取られ暴力を受けつつも、懸命に生きる高校生。

攻めは、同級生であり暁生に惹かれている康将と、康将の父親の勝将。
いわゆるセレブ親子です。


暁生に執着し、暁生の父親から買い受けるような形で彼を手に入れた勝将。
そして暁生を歪んだ愛情で支配・調教し、…

5

梔子島に罪は咲く 小説

綺月陣  高緒拾 

読み手をかなり選ぶ

気安く手を出して、軽く後悔した作品です。
綺月さんの作品は初読みだとは思うのですが、文章もカチッとしてますし、読み応えがあり、生意気な書き方ですがうまいのだなあとは思うのですが…


攻めは有名デザイナーの諏訪。
友人に連れられ、梔子島へ。

受けは梔子島の男娼・崇生。
島の外も人間としての暖かい関わりも知らない、美少年。


女には事欠かない諏訪は、訪れた梔子島で男娼である…

2

リロード 小説

いおかいつき  國沢智 

派手な作品

ネタバレなしで書きたいと思います。
『好きこそ恋の絶対』シリーズが好きだったので、購入してみました。


受けの一馬は警視庁の検挙率ナンバー1の男。
女好きで、ごくごくノーマル思考。

攻めは『科捜研の女』ならぬ、科捜研の男前、神宮寺。
ゲイです。


男前でサバサバした一馬なのに、なぜか男好きするらしい…わたしにはよくわからないんですけどね(苦笑
まさかそんな風に考えてみ…

0

終わらない恋の約束 小説

吉田ナツ  千川夏味 

ゲイ×ゲイ

久しぶりに、ゲイ×ゲイを読んだのではないかと思います。
結果的にえっち特化作品でない限り、やっぱり片方はノンケが良いかなあと思った次第です。
ゲイであることを開き直っていたり、悩んでいないのが苦手なのかなと。


攻めの柏原は31歳のゲイで、酒類販売会社を経営。
次こそは、長くつきあえる相手を求めています。

受けの智也は26歳だが、学生のように見える可愛い容姿。
バーの雇われ店…

0

いまさら「好きです」なんて言えませんて 小説

髙月まつり  駒城ミチヲ 

変人攻めは好きだったはずなのに…

高月さんの作品は初読みです。
なので、基本どんな感じの文体で書かれる方なのか知らないのですが、わたしには合わないかなあと思いました。
でも、実際はあと数冊読んでみないとわからないのでしょうね。


受けの勇輝は煎餅屋の跡取り息子。
幼馴染の灯夜に片想い中です。

攻めの灯夜はフードライターで、つねに女の影があるモテ男です。


立場的には兄弟同然な勇輝ですが、灯夜の女関係にヤ…

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