M+Mさんのレビュー一覧

肌まで愛して コミック

剛しいら  やまかみ梨由 

リーマンラブ?!

小南嗣巳(受け)は代表取締役なのでサラリーマンとは呼びませんが、バリバリ仕事しているというより名前だけ、形ばかりというところで何となく(笑)

出会って数時間でベットインするほど、互いに惹かれあっていた二人。だが、その翌日に、社長と新任部長という立場だと分かってから、ちょっとした誤解もあり、セフレのような関係になってしまいました。

黛森(攻め)と仕事面で対立することもあり、なかなか恋愛感…

2

ターン・オーバー・ターン 小説

火崎勇  麻生海 

あとがきは読後にお読み下さい^^

あとがきの序盤にネタバレがありますので、最後に読まれることをオススメします。あとがきで題名の由来を読んで、なるほどーと納得でした。

表題の「ターン・オーバー・ターン」は花川(受け)視点であり、50ページ弱の「ターン・アラウンド・タイム」は千原(攻め)視点です。

明るく分かりやすい展開です。途中で、千原が何を危惧して誰に嫉妬しているのかが分かるのですが、花川と行き違ったまま会話していくの…

4

秋田課長の憂鬱~御曹司に翻弄されて 小説

義月粧子  香坂あきほ 

社会人にオススメ?!

最初は決して好印象だったわけじゃない秋田(受け)と笹野(攻め)。

配属当初、笹野は、上司である秋田の厳しい叱責に反発を覚えて、おじの社長といとこの常務に愚痴ったりもします。(同意されるどころか、逆に秋田の凄さを語られただけだったのですが。)

笹野が、秋田の酔った時とか笑顔のギャップに惹かれていく・・・のはよくある展開ですが、とても自然に流れていき、読んでいて心地よかったです。

互…

4

片思い 小説

木原音瀬  伊東七つ生 

2カップルの恋話

旧作を読んでいない、新装版の初読みです。本のぶ厚さに一瞬怯えましたが、あっという間に一気に読み終えてしまいました。

1冊の中に、同級生カップル(三笠×吉本)と年の差カップル(松下×門脇)の話が入っています。

「片思い」「恋は盲目」は三笠×吉本、「あのひと」「それから」は、松下×門脇です。その後に更に「同窓会」三笠×吉本、「おかえり」松下×門脇があります。

作者の木原音瀬様の作品は…

4

そのキスの裏のウラ 小説

火崎勇  羽根田実 

主人公に好感が持てれば

主人公の百瀬(受け)目線で進んでいくので、主人公の言動に好感がもてれば楽しめます。私は彼の思考が好みでした。自分を卑下しすぎず、考えても仕方が無いことをぐるぐる考えたりせず。待ってばかりの消極的でないけど、かといって暑苦しい前向きさもなく。鬱陶しくなくカラッとした気質が好感もてました。幸不運の甲乙が付きがたい生活を送っている、という表現も面白かったです。

内容は、酔って記憶を無くした夜に、一…

3
非BL作品

卵の日(3) コミック

直野儚羅 

ようやくBL!

2巻の生命の危機に瀕していたジェイドの話が解決し、今度はオールとプラティーンがメインになります。
契約相手の「描き手」を失ってしまったオールは、生きる意味を失い無意味な自分の命を、常に狩人からその身を狙われる竜神種であるプラティーンを守るということで心の安寧を得ていた。
しかし、プラティーンがメス化することを知り・・・という話です。

それにしても、ここにきて設定破壊が甚だしいです。こうい…

2
非BL作品

卵の日(新装版) コミック

直野儚羅 

NL+BL

2010年発売の「Libre Premium」に番外編「卵の話」が載っていて、興味をもって購入しました。

ファンタジーものです。話によってメインになるキャラは変わりますが、主人公ヴァイスは女性です。オールとプラティーンのBLカップルも登場しますが、主人公と黒髪アートルムのNLカップルがストーリー的にメインだろうと思うので、非BLになると思います。

次空界からやってくる次界生物という化け…

2

彼の愛した翠色 小説

綾ちはる  松岡なお 

泣いた!でも・・・

結構なページ数にも関わらず、一気に読んでしまいました。ほろりと泣いてしまった場面もひとつではありません。読み終えた後で、最初からもう一度読んでしまいたくなります。いや絶対そうするはずだ!と言い切れるくらいの良い作品です。

ただ、贅沢を言えば、もう少し生々しさが欲しかったです。

周囲があまりに良い人ばかりだったので、スイと翠の違いがよく分かりませんでした。「スイならうまくやれるはず」と翠…

3

流されないでよ先輩 コミック

山田2丁目 

まだ読みたい!

「流されないでよ先輩」藤丸×守屋理太郎と「噓つきはきらい」守屋桐次郎×恵の話が入っています。

兄理太郎は引きこもりがちな受け、弟桐次郎は社交性のある攻め、と性格も役割も違うのですが、それぞれのシリーズの書き下ろしである「答えてよ先輩」「プレイ延長で」で兄弟とも好きな相手には可愛い一面を見せていて、やっぱり兄弟だなぁと思いました。

私は「流されないでよ先輩」の方が気に入りました。おバカな…

3

愛の言葉を囁いて 小説

いとう由貴  東野海 

思ったよりも良かった

あらすじから予想していたよりも、読後が良かったです。
私は「あの本と同じレベルの本じゃないと同じ評価にしない」というより、その本単独で判断するので評価が甘いかもしれません。今回は「予想よりも良かった」ので、萌2です。(ちなみに、「予想どおりの良さ」は萌です。)

お金持ちの攻めに見初められた受けがカラダから入ってメロメロになって…といういわゆる王道ストーリーなのですが、受けの思考がそれほどネ…

5
PAGE TOP