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本仁戻
ふばば
ネタバレ
「飼育係・理火」の原点、ヒロの兄・テツの物語、開幕。 テツとヒロのお母さんは、2人の目の前でレイプされ、自殺。 2人の心にはトラウマが植えつけられ、ヒロは「タスケテ」という言葉を聞くと咳が止まらなくなって自分がわからなくなってしまう。 テツは心が歪んで、小さな弟のヒロを愛する。間違ったやり方で。 近親相姦というより、明らかに「近親による性的虐待」。 何もわからず濃厚キスを受けていたヒ…
下巻。しかし。 未完でございます。嗚呼…… テツと関係してたリカは、ヒロとの同室生活を経てナニカが壊れたのか、無防備に独りでフラつき、襲われそうになったり。 リカが変わったことで「サロン」の均衡が崩れ、杏二、ジル、マキが動き出す。 まず杏二が陥れられ、リンチとレイプの罰に。 ヒロが助けに行こうと部屋を出る… …ここで「上・下巻」は終わりです。この先は読みたくもあり、このままでい…
本仁戻さんによる1999年発表のスクールカーストもの。 絵柄が美麗なだけに、その内容のなんとも言えない強烈さがより際立つ感覚です。 舞台は、中高一貫の全寮制男子校。 生徒たちには厳然としたヒエラルキーが存在し、一般生徒の「ジャック」たちに対して、裏の支配階級「サロン」が存在し、中でも「A」(エース)は幹部たちの事。会長・会長補佐・渉外・図書係・そして飼育係。 一般のジャックたちもおキレ…
第3巻、最終巻です。 高校生BL。でも初々しくもなく、甘酸っぱくもなく。 青くもなく、春でもない、でもやっぱりアオハルなセーシュン。 この第3巻はバタバタと事件が起きて怒涛の展開。 千秋(テル)に好きだって言ったミキ。 でも言われた途端テルは逃げて。 彼女を大事にする柏弟とも友達とも距離置いて。 …って離れたり。 また告白してくっついたり。 柏兄が遂にミキの動画見て今まで…
高校生BL。 ですが、よくある「高校生もの」とは一線を画してる。 一応ヤンキーくくり? 「秘密基地」でタバコ、 他校の生徒とケンカ、 慣れてるセ◯クス、 ちっともサワヤカでなく、青くもなく、春でもなく、のヤツら。 この作品は3巻ものなんだけど、はじめに全ての人間関係の説明があってそこから話が動くのではなくて、読んでるうちに段々コイツとコイツの繋がりはコレで、この子とあの子の接点はココ…
鹿乃しうこ
こちらは「Punch↑」4巻の後の、番外編のような楽しいエピソード2編。 プラス、 「兄貴上等」のスピンオフ的な「次男上等」。 …が、両A面としてのコミックスとなっております。 「Punch↑act.13」 浩太、風邪をひく。 …というエピソードです。 牧が熱を出した浩太のお世話をイソイソとします。熱っぽい体を拭いているうちにアッチの世話も… 事後、グッタリしつつ猫達と寝てる浩…
何の予備知識もなく読み始め、混乱…混乱… え、大和?この話はさっきと違う?この人どっから出てきた?ハテナハテナ? だったのですが。 原作は、BLPCゲーム、とのこと。 私は全くゲームしない&CD聴かないので元ネタがわかってないわけですが、元ネタがわからないなりにゲーム内で色んなカップリングでプレイするのだな、と理解し、コレはリバ好きにはオイシイじゃないの!と思い至ったワケです。 …
秀香穂里 緒田涼歌
秀香穂里先生の2006年発表の作品。 秀作品にてお馴染みの御茶ノ水の大手出版社・メディアフロントに勤める、週刊情報誌「イズム」のデスク・槇(まき)が主人公。 情報誌の人間としてグルメや流行に強く、その日も同僚のおすすめで六本木にニューオープンしたイタリアンレストランに行ったのだが… そこのオーナーシェフが高校時代に付き合って捨てた相手だった! …という冒頭。 あの時は酷いことを言い過ぎた…
梶本潤
梶本潤先生の2003年発表の短編集。 「CALL ME〜声を聞かせて〜」 目が不自由な、清楚なお花屋さん。 姿かたちではなく「声」に惹かれて恋をする…あら素敵、と思って手に取ったのですが、思いがけず重く哀しい背景が! それは過去の実父による虐待と、そこに端を発する弟からの酷い仕打ち。 花屋の客として出会ったノンケで大雑把な門屋がそんな一葉(いちは)を救う。 それほど長くないお話です…
梶本潤先生のピアス作品、「冴えんオヤジのフリしやがって」。 ドテラ姿で組み敷かれてるメガネに無精ヒゲの関根が「冴えんオヤジ」なのですが、今までの梶本作品によくいる「精力絶倫で女好きでガサツで」という人じゃないんです。 作家さんということで、インドアで、静かで、人のことを良く見てますよね。 見た目はドテラなんか着て確かに冴えないけど、インテリのニオイが。 一方、お料理上手の2代目大家・遥は、…