ふばばさんのレビュー一覧

美男葛の庭 コミック

松本花 

可愛さ8:切なさ2

幼い時にお祖父さんの家で時々見た「彼」。
誰かに話すともう現れなくなるかも、と思ったら誰にも言えない。それは僕だけの秘密…

ほのぼのしつつも謎がある筋立てなので、先入観なしに読まれることをお勧めします。

お祖父さんが亡くなって、残された家に住むことになった孫の航平。会えるかも、と思っていた「彼」に会えた!声聞けた!家で待っててくれた!笑ってくれた!……と距離が縮まっていく。
会える…

1

初版限定ミニ小冊子「帰り道Ver」 特典

7PのHエピソード

「帰り道で恋に惑う」の、佐久間x白木CPのエッチい小冊子。
多分、佐久間の家。
多分、隣の部屋で小さな息子・遊大が寝てる?

佐久間さんにフ○ラする白木先生。
『僕ばっかり気持ちよくて』、『佐久間さんも気持ち良くなって…』
佐久間が感じてることが嬉しい白木。
そしてゴックン。
そこから初の白木に「名前呼び」する佐久間。
『う…嬉しくて死んじゃいそう』と顔を赤らめる白木。
『じゃ…

2

帰り道で恋に惑う コミック

水渡ひとみ 

恋3つ、詰め合わせ

大きく3つの話が収録されています。

「帰り道で恋は始まる」
「帰り道で恋に惑う」
「それから」
子連れバツイチ・佐久間と、佐久間の子供が通う園の保育士さん・白木先生の物語。
ゲイの白木は佐久間さんに恋してる。でもノンケだから諦めていたが、ある日セフレと揉めてる所を佐久間に見られて…思わず告ります。
白木先生は見た目大人しそうなんだけど、佐久間さんに似た声のセフレとカラダだけとか、佐…

1

野良猫は愛を知らない コミック

梶本潤 

寂しいねこが懐くまで

「イマドキドノンケxガチゲイエロネコの最高ラブ!」のキャッチ。
イマドキドノンケとはなんぞや?と思いますが、ノンケ・慶太と女性との絡み、会話シーンはなく冒頭からゲイの水谷知(とも)と偶然の重なりでHになだれ込む。
頭では男となんて、と思いつつ、口が悪くて笑顔が可愛くて寂しげで、傷ついた顔をしながら大胆に誘ってくる水谷にどんどん惹かれていく慶太が描かれます。
視点はどっちかというと攻めの慶太。…

3

YOUNG GOOD BOYFRIEND コミック

ダヨオ 

いつまでも

前作あっての本作とは知りながら、前作未読で評価の高いこちらを読んでしまいました。

冒頭はまだ生徒x教師の関係性からはじまります。
ヘタレ高校教師受けは、あれも無理これも無理。イケイケ高3攻めは、キミの為に卒業まで我慢するよ的にすっかり主導権。
でもこの先生の気持ちわかるな〜。ずっと好きだった人、しかも20も年下の、自分の生徒。
こんなかっこいい子がなんで自分と?って疑心暗鬼なんだよね。…

3

アワーハウスラブトラブル コミック

おわる 

明るいです

H重視の作品ですね。
確かにこんな感じのコミックが読みたい時もあるから。
ストーリーはあるような無いような。
BLを初めて読む人がコレだったら……よろしくないような気はする。

大きく言うと、シェアハウスで繰り広げる3組の男x男CPのお話。
メインは、経営コンサルタント会社の社長・響さんと、シェアハウスの新しい入居者・のの彦君。
デリヘルと間違えていきなりヤっちゃう展開。でもヤられる…

4

ご主人さまペロペロ! コミック

吉池マスコ 

マスコ流動物ファンタジー

吉池マスコ様によるケモミミ・モフモフ!
……と思いきや、モフモフ具合はちょっと少ない。
動物が人に変身!というお話が3編と、ショタ系の短編1編が収録されています。

「ご主人さまペロペロ!」
表紙の2人の話。
元々女性の恋人がいたエロ漫画家の神田。バッハはその彼女の飼い犬だったが2人は別れ、バッハは神田が飼うことになった。バッハは神田に大きな恩を感じていて、ある日散歩中に車に轢かれそう…

2

無敵の探偵 小説

久我有加  蔵王大志 

強気すぎる攻めが好きな方にオススメ

同じ2人の話3編の収録。
舞台は大阪で、登場人物はみな関西弁です。

「無敵の探偵」
高校時代、訳も分からず自分・館野永人に絡み続けた長谷川涼が、大学卒業後の正社員見込みで永人の職場、村岡探偵事務所にバイトにやってくる、という冒頭。
涼は高校時代は永人を挑発しまくって、いつも喧嘩をふっかけてきて、永人は辟易とし、争わず引く態度を取ってはいました。嫌われていたはずなのになぜ今になって同じ職…

1

二月のエデン コミック

きゆひこ 

1ヶ月だけの恋

思ってたのと違う……かな。といっても別に失望したとかそういう感じではないのですが。
電子の試し読みで「刺青」!もうこれだけで読まねば!モードに突入しました。
物語は、美大生が怪我をした男の子を拾って世話してるうちにどんどん執着して…というストーリーが一応あるんだけど、この男の子・四季の正体というか存在というか、そういうものがはっきりしない。
顔も、登場のページは鋭い目つきなのにどんどんほんわ…

2

ワンダーフォーゲル コミック

草間さかえ 

「固定観念から自由でありたい」人たち

先だってレビューして下さっている皆様の、わからない、難解、のお言葉を噛み締めつつの「読書感想文」をば。
本作は、2つの物語で構成されています。前半の「みえない友達」と後半の「ワンダーフォーゲル」。両者はリンクしています。

「みえない友達」
小さな子供の時の仲良しだった友達、ゆうちゃんの思い出。
公園で会うだけで本当の名前も家もわからない。いざ別れの時と後日のおばけ屋敷、病院の先生の手に…

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