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宮本佳野
ふばば
ネタバレ
宮本佳野先生による和風ミステリーロマンス、完結の第2巻。 榊家の呪いに共にかけられているいとこの蓮はいよいよ本当に明彦にアプローチを始め、明彦は戸惑うけれど結局流され。 それはもしかして蓮と栄太郎が似ているから? また、幼い時にこの榊家で家の守り・お狐様に会っていた事を思い出す明彦。 栄太郎とは時空を越えて情報のやり取りを続け、蔵の古い文書にて新庄の先祖・佐吉が許嫁を殺した罪で斬首され…
宮本佳野先生による「和風ミステリーロマンス」BLです。 「タイムスリップ」というファンタジー要素と、「呪い」というオカルト要素の両方が絡まりあったお話で、怖い話大好きな私としては大変好みの作品でした。 主人公は小田川明彦。大学で比較宗教学を研究している。 17年ぶりに父の実家・地方の古くからの豪農榊家にやってきた。実は榊家には「呪い」がかけられていると噂され、直系の男子だけ30代で亡くな…
やっぱり宮本佳野さん作品はいい! 地味なんだけど… いつも感じるけど、繊細な揺らぎというか、そういう表現が本当にうまい。 表題作の「PLEASE」から始まる連作群は、ゲイではないけれどお金の為にウリのバイトをしている涼一と、涼一を買った高校教師・佐倉の物語。 涼一はあまり物事を深刻に考えず、あっけらかんとした性格。 一方佐倉はあまり感情を出さず、夏休みに1週間涼一を買い占めたくせに、一緒…
高久尚子
待ってました!第6巻! 私は加賀x金沢CPがすごく好きで、2人がどう進展するのか、どんな甘々展開になるのか、待ちに待ってたわけです。 この「僕はすべてを知っている」って、はじめは美チン美チンのコメディテイストでしたよね。 私は4巻が出たタイミングで1〜4巻まとめて買って読み始めた読者なので、犀川x歩の話から加賀x金沢の話へ移行していくに従ってどんどん引き込まれたのですが、多分リアルタイムで1…
梶本潤
いやはや、2000年頃のピアスは物凄いですね…久々にハードな作品を読んだという読後感ですよ。 こちらは梶本潤先生の1999年発表作品を集めた短編集です。 「恋愛化学実験室」 女性との恋愛に違和感を感じる化学の先生・越谷。ゲイクラブに行ってみたら学校の生徒・加藤に会ってしまい…! 翌日化学実験室に加藤がやってきて、越谷は自分の辛さを告白。すると加藤は自分の気持ちを怖がらないで、と男同士の…
「星の岡パラダイス」のスピンオフ。 元作品未読です。 勿論元作品を読んでおいたほうが関係性等わかりやすいとは思いますが、なんとなく推察しつつ読みました。 高校生時代に付き合っていた2人・伶と誠が、それぞれシングルファーザーになって同じ保育園に子供を預けている。 キャバクラオーナーの伶はオーバーワーク気味でお疲れの様子。 伶の親は医者・資産家?。勝手に伶の子供・瑠璃を里子に出そうとしていて…
神崎貴至
和風ファンタジー的世界観。 帝が大和を統べている。 帝は大和の国を7つに分けて、それぞれの領主に勢力を競わせている。その儀式が「七領代表の御前試合」… …という設定があって、それぞれの領主だったり軍の総将、また武人たちが、み〜んな男同士の恋に燃えてまして、御前試合を前にしてそれぞれの恋愛に苦悩したり絆を深めたり、というオムニバス形式のお話となっています。 「蜜濡れの刃」前後編 ①三峰…
「ドリーマーズ・ハイ」 こういうのも「宮本節」とでも言うのかな… だって、ずるい大人のいい加減なちょっかいで友情にヒビが入る友人関係も「寂しげな男同士の人間関係の揺らぎ」に読めてしまうのだから。 だってやっぱりこんな三角関係、ひどいでしょ? なのに「繊細な人と人との関わり」に読めてしまうのだから。 母子家庭で母親の男性関係が安定せず、そんな母親を見ていて恋愛なんてしたくない、と頑なに…
剛しいら 兼守美行
かなり奇妙な読後感。 で、そこが面白い。 主人公は、彫刻家を目指したがそれは叶わず、マネキン製造会社でマネキンの原型を作る仕事に就いている真砂(まさご)。 彼は芸術家肌というのか、精神が繊細に過ぎるのか、幻覚や幻聴を見るのです。 それらに悩まされるのではなく、幻聴と対話しながら、幻影と戯れながら、創作に没頭する真砂。 母ひとり子一人で母のペットのように育てられ人付き合いが苦手な真砂。…
「コーリング」シリーズ最終巻「エデン」にて、狂気の自爆テロを実行してしまった羽生の物語。 羽生は「コーリング」シリーズ第2巻の「ノーウェア」にて、一度は監禁した0課の浅岡に顔を撃たれて逃げられてから、段々周囲もついていけない異常性を表していきます。 テロリスト集団として警察からマークされ、一般社会からは恐れられていた羽生たちだけど、自分自身が傷を負い血を流してはじめて人殺しの意味を実感した…