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2/4(合計:37件)
あべ美幸
しの
ネタバレ
零がもう、可哀想で切なくて、胸がぎゅ~ってなります。 すっごくラブラブで仲良しでいちゃこらしてるんだけど、2人の想いの温度差みたいなのが切なかったです。 零の気持ちは1巻からずっとかわらずハッキリしてるんですよね。 本当に晴のことが大好きで、表情には出さないけど言葉や態度では真っ直ぐに気持ちを晴に注ぐ姿が、とにかくキュンとします。 だから晴があっけらかんと流すたびに、読みながら「ちがう…
びっけ
なんかっ!ラエルが男前にっ! そうすると際立ってくるのがアレクシのへタレっぷり(笑) 可愛いなぁ~、この2人。 ちょっぴり大人になったアレクシのカッコいいことカッコいいこと……。 そんで、ラエルにはなんか、大人の余裕みたいなのが出てきてるのかな? もう思う存分独り占めしちゃって!って感じで、この2人にはホント、ご馳走様って感じでした。 出会い編も、アレクシ初めてのお使い編も可愛かっ…
上巻では単純に「萌え~」とか思っていた設定だけど、実際の恋愛が絡むとこんなにも複雑なんだと感じました。 パートナー以外の人を好きになったとしても、その好きな人とのことは置いといて、パートナーとは毎日一緒に居てキスをする。 逆にパートナーのために、恋人とは唇にキスは出来ない。 パートナーと恋人、選ぶとか迷うとかじゃなく、恋人に対しては「パートナーと2人でいる場所に来てください」という選択肢…
萌える~~~! すっごいすっごい素敵なお話と設定でした! エッチな感じも全然なくてキスだけで、それすら「愛」じゃなくて「生きる手段」なのに、なんでこんなにキュンキュンすんの>< 「供給者」と「補給者」は生涯のパートナーとして子供の頃にセットにされて、キスはただの力の「充電」なんですが、それでもそのキスシーンに萌え倒しましたっ! 子供の頃に相手を決められてしまうってどうだろう。 …
楠田雅紀 南月ゆう
カッコイイ攻めにメロメロにされ、可愛い受けにクラクラさせられ、貧血でぶっ倒れそう! いや、ホント、もう、なんと言いようもなく可愛かった! 攻めは恋愛経験値が高くて、実際経験豊富な奴ならではのアプローチをするんですが、大事なところで馬鹿というか軽はずみというか、堪え性がないというか……。 せっかく受けの気持ちがグラグラしてるのに、待ちきれなくて「セフレで良い」とか、そのタイミングで言っ…
一穂ミチ 北上れん
いつものことだけど、一穂さんの作品を読んだ後は、どこが良かったとかどんなところが好きだったとかいう感想じゃなく、「好きな作品」としか言いようがないのです。 言い出したらキリがないというのもあります。ひとつひとつだと取るに足らない小さなエピソードの積み重ねで作品が出来上がっている気がします。 二階の雨漏り、日本にはない「ヴ」の発音、緑色のあじさいと左巻きのカタツムリ、のうぜんかずら、「腹へっ…
久我有加 草間さかえ
久々の久我さんらしい作品に出会えた気がします♪ いや、どの作品も大好きなんですがっ! やっぱりお笑い業界のお話を読むたびに「これが久我さんの真骨頂!」って気がしてわくわくします。 とは言え、表題作は業界のあれこれというお話ではありません。 夢破れてコンビを解散し、実家の旅館を手伝っている芝山を、元マネージャーだった時田が「舞台作家としてまた一緒にお笑いやろう」と迎えに来るお話。 …
木原音瀬 茶屋町勝呂
じつは木原作品の中で別格に好きなお話。 いやまあ、正確に言うと、【秘密】と【COLDシリーズ】と【箱&檻】が同列で別格なんですが(笑) 私は木原さんの作品を知らない人に何かをオススメしようとするなら、一番にこのお話を薦めます。 木原さん独特の、痛さ、苦しさ、ズルさ、醜さ、人の欠けた部分、それでも生きなければいけない葛藤と矛盾、そういうのが全部ぎっしりつまっていると思います。 (そして痛…
梅太郎
それぞれの決断、信じる気持ち、そういうのがギュッとつまっていて、胸がいっぱいになる一冊でした。 八木はやっぱりちょっと言葉が少ないと思うんですが、それでも態度に迷いがないから、小谷は本当に一生懸命、目を凝らして耳を澄まして、八木の言葉にしない言葉を聴こうとします。 信じるってすごいなあ…と、この2人を見ていると、本当にそう思います。 人を信じることで自分も強くなるってことが、本当にあ…
梅太郎さん初読みでした。 作品のタイトルも梅太郎さんのお名前も知っていたのに、なんで今まで読んでなかったんだろうと本当に自分の迂闊さが信じられない! もうっ、もうっ、すっごく良かったです。 萌えって言葉はちょっと使いたくないような、そんな感じ。 この読後感をどんな風に発散させればいいのか分からなくて、結局「よかった」としか言いようのない、もどかしい気分です。 自分のボキャブラリーのな…