ultimaさんのレビュー一覧

明け方に止む雨 CD

上品で知的な気配すら漂う丁寧な大人の話

新垣さんと興津さんが好きなので、
原作を買って待機するほど楽しみにしていたが、音声化向きだと思えず不安もあった。
そのあたりは工夫されていたので、思っていたほどわかりづらいことはなかった。

しっとりとした空気感も再現。
それでも原作を読んで補完してほしいと思うほど、安定の演技。

興津さんの感情の乗せ方は白眉。
阿部さんがいつものショタ声ではなく、青年声で素敵。
新垣さんは太め…

2

なんか、淫魔に憑かれちゃったんですけど CD

ほぼ緒方劇場

これは、原作のほうが面白い。
原作は特有のテンポで軽快。

38歳設定だから、せっかくの鳥海さんの受けなのに、
あの鼻に抜ける特有の甘さがなくて残念!

特筆すべきは、淫魔(オヤジ妖精)が緒方賢一さん!
演者さんたちも緒方さんとの共演を楽しんでいるのがよくわかる。

このCDは、ほぼほぼ緒方劇場。

妖精の変身後(キラキラ美青年)を演じるのは達央さん。
緒方さんに寄せた達央…

0

XY CD

耽美禁断、時代を感じる98年の良作

設定が濃い。

兄弟同然で育った同い年の従兄弟同士、10年同居で学校も同じ。
攻めの母と受けがやりまくり(母が迫る)
こういう近親相姦&親子丼もあるのか。

受けが6歳のときに両親が離婚、
捨てられた母が攻めの母(双子の妹)の目の前で投身自殺。

他にもこれでもかと家族設定をぶっ込んでくる。
攻めの彼女と母が出ずっぱり。

BGMが大仰で不穏。殺人が起きるかと思った。
メ…

1

愛なんて食えるかよ CD

フリトが本編!

前野さんの初絡み初攻め。そして一伸さんが初受け。

卒後の生徒(弟)×高校教諭、カウンセラー(兄)×音楽教諭。
後半の大人CPが聴き応え◎二人ともさすが。

原作未読なためシリアスとコメディのバランスが掴みづらい。

フリトが本編。

諏訪部さんの司会で妙なテンション。
和やかにNGや絡みのシーンについて話していて、あまり聴いたことのないものになっている。
ジャパネット諏訪部…

0

ウブ 男が男を愛する時シリーズ(7) CD

2001~06年の作品、鳥海さんの成長譚

6から2ヶ月後に出ているのですが、こちらの岩永さんはナチュラルで違和感なし。

櫻井さんはがらっぱち度↑

原作は10年、CDは5年をかけてシリーズ最終作の大団円…
キャストはしみじみしているが、話の結末はこれでいいの?
元サヤに収まったけど、新川&剣崎、鷹秋&岩城のほうがいいような…。

キャラの屈折している性格をよく描いているから引き込まれるし、
色気もあるし、これはいいホス…

1

ウブ 男が男を愛する時シリーズ(6) CD

鳥海さんのリバ。話は月9。

さすがに面白いな…。

鳥海さんが目当てなので、6と7だけ聴いた。

岩永さんの演技が浮いて聴こえる。
このキャラにはこれで合っている?のか?

他のキャストは脇まできっちり豪華に安定。

鳥海櫻井の両氏が低めワルめの声。
櫻井さんはあの独特のクセがなく、新鮮でした。

櫻井攻めも初めて聴きました。
櫻井×鳥海シーンが長くて満足。あまり甘くないのが残念だけど。

1枚…

1

1円の男 CD

色気はないかなあ…?

2編収録、繋がりあり。

1円の男(高橋広樹×杉山紀彰)
高橋さんの軽いノリはいいんだけど「~っス」という口調は興醒め。
杉山さんはきれいな声ですね。
それでとても間違った方向に積極的で、自分からフェ○したり上に乗ったり。
最後は普通に(?)します。
濡れ場もきれいな声のままかと思いきや、結構激しめ。
色気はないかなあ…。

放蕩と無頼(安元洋貴×鳥海浩輔、鳥海浩輔×安元洋貴)…

0

鬼の王と契れ CD

ファンタジーの設定だけ頭に入れて、声萌えで聴くCD

鬼×鬼使い、使役=契約テンプレのファンタジー。
内容は薄い。

世界観や設定の説明が多く、そこに尺を割いているし、展開が読めた。

斉藤さんは凛と清潔感のある声、そして時に艶やか。
若い時分ならではの線の細さで、
せっかくご出演頂くのだから、ストーリーに魅力のある原作を、と願わずにいられない。

小野さんは40cmの小鬼→成人男性の体格に変化するので、ショタ→イケボの2通りが楽し…

4

開いてるドアから失礼しますよ CD

地味だけど良作ではある

原作未読。

ド頭で混乱する。
正一(長男、置鮎)、俊二(次男、井上)、賢三(三男、森川)、
次男井上×長男置鮎の弟→兄。
実の兄弟じゃないよ!
様式美だね!(とはいえ従兄弟の関係)

濡れ場は無いに等しい。
若干喘ぎ声は入るけど何をしているのかわからないし、
「やっぱり俺はアンタを抱くけど」という台詞があったから最後に1回あるかと思ったら僅か数秒。

内容的にもBLという…

0

テンカウント CD

続きが楽しみだと思わせる出来

2巻までの内容を2枚組で出せばいいのに、という意見はわからなくないが、私はこれだけでも好きです。
ラストもイイ。

あまりに線の細い印象の原作。
キャストイメージも2周目には馴染んだ。

原作を読んだときは、リードする穏やかな黒瀬、内向的で過敏な城谷、と思っていたけど、
そうか黒瀬も無愛想だよな。それが豹変するのが2巻ですね。

続きが楽しみです。
そう思わせるだけの出来だと思…

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