香子さんのレビュー一覧

支配者の溺愛 傲慢な虎の伴侶 小説

秋山みち花  高星麻子 

諸仁が男前

天杜村もふもふシリーズの第4作目です。このシリーズの中では一番好きかもです。

今回は天杜村の殿様諸仁のお話です。サブタイトルに“傲慢な虎”とありますが、諸仁はさほど傲慢ではないような…。秋山さんの作品は王侯貴族や財閥など上流階級の人間がメインの物語が多く、中には受けに対して結構酷い仕打ちをしちゃう攻めもいるわけですが、諸仁はわりと甘やかすタイプです。受けに対してだけでなく、部下や一族の者に対…

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仮面の獅子王 隠された花園 小説

秋山みち花  Ciel 

仮面っていいよね…

前作、『仮面の皇帝・後宮の花』のスピンオフです。
今作は、病弱だったかつての皇帝、子明(紫香)のお話となっております。
前回、毒殺未遂の憂き目に遭いながらも、鴻琰の助けにより一命を取り留めた紫香。恙なく暮らしてはいたものの、たまに訪れる鴻琰と琇蘭に会うのを待つ他は琴を奏でるのみの毎日。そんななか、満月の夜に忍び込んできたのは、獅子を思わせる風貌の仮面の男。以来、頻繁に忍んで来る仮面の男、嵐王に…

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仮面の皇帝・後宮の花 小説

秋山みち花  Ciel 

イラストもろとも好みでした。

初めて会った幼い頃から惹かれ合いながらも、家同士が敵対関係にあったためなかなか結ばれなかった二人。明るく優しかったはずの鴻琰は、毒を飲んで醜い顔となってしまって以来、人が変わってしまう。お互いを信じきることができない弱さと、どうあっても愛する人を守ろうとする健気さがとても切なかったです。
Hは結構激しかったですが、甘いのは終わりの方のみなのがおしい!想いが重なる前から鴻琰に愛はあったんでしょうけ…

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狼王と幼妻 脩せんせいの純愛 小説

秋山みち花  高星麻子 

身分差恋愛

『真白のはつ恋』と同じ設定のストーリーです。
と、いってもそれぞれお話は独立していますし、時系列的にこちらのほうが『真白〜』より過去の話なので、前作を読んでいなくても問題ないかと思います。

幼い頃に出会い、種族や身分を越えて初恋を貫き通した二人の純愛です。
前作よりも、私はこちらの方が好きでした。脩はおっとりした性格かと思えば、意外と野性的な面もあり男らしいです。結局のところ、脩が医者に…

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王の愛した無垢な花 小説

chi-co  たつもとみお 

レッドバードシルフィ

信頼していた臣下や王妃に裏切られた過去から、心を閉ざしてしまったイザリアの国王オズワルド。彼が国鳥の世話係である青年と出会い、共に過ごすうちに再び人を信じ愛することを知るストーリーです。

chi-coさんの作品を読んで、私は自分が若干Sであることに気づきました。以前読んだ『指先の〜』の初Hシーンもそうだったのですが、“ウブな受けが初めてのHで痛がってるのは美味しい”と感じてしまいました。

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花冠の誓約 ~姫君の輿入れ~ 小説

秋山みち花  みずかねりょう 

おとぎ話BL

最近よく秋山みち花さんの本を読んでます。王道のシンデレラストーリーが得意な作家さんだと思われます。
今回は西洋ではなく中華風の甘いラブストーリーです。
あらすじは他の方が書いてくださっているので、感想だけ。
本心を必死に隠しながら愛する人を救おうとする璃炎が愛おしいです。
周りに振り回されながらも子供の頃より一途にお互いを想い続けた二人に感銘をうけました。
みずかねりょうさんの絵が美しく…

2

やさしい鬼とひとつ屋根 小説

安曇ひかる  街子マドカ 

君を忘れない

勤めていたスーパーマーケットが倒産したのを機に、鄙びた田舎へとやってきた史遠。飲み慣れない日本酒を飲み過ぎた史遠は、川へ転落してしまう。そこで彼を助けたのは左維と楽という名の親子。この二人の正体が実は鬼であるということにすぐ気付いた史遠だったが、それを隠し左維の元へ身を寄せることとなる。

ちなみに左維と楽は本当の親子ではありません。子持ち(実子)の設定に萌えられない私は、正直安心しました。

1

蒼獅子と百年の恋 小説

鴇六連  鈴倉温 

中華モフモフファンタジー

中華風ファンタジーなので、少々漢字が読みにくいという難点はあれど『十二○記』っぽい世界観が好きな私は一気に引き込まれました。
頭の悪い私は最後まで瑞芳(ルイファン)のヨミを覚えられなかった・・・。ま、それはさておき。

12年前に想い人炬仁を妖魔に殺された瑞芳は、妻を娶ることもなく妖魔の研究をする傍ら私塾を開き生計を立てていた。あるとき、妖魔に囲まれた瑞芳を助けたのは幻の霊獣蒼獅子だった。怪…

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マジで恋する千年前 小説

松雪奈々  サマミヤアカザ 

晴明がハイスペックすぎて寧ろドラ○○ん

平安時代とか、陰陽師とか、タイムスリップとか大好きなので楽しめました。で、何よりも萌えたのは、二人ともおぼこいから手探りで気持ちを確かめ合うところが可愛くて可愛くて!
人形の様だった佐久が、両思いになったあと情熱的になるところもニヤニヤしながら読みました。
私が大好きなBL作品のカミ様は、水がダメで確か精液も出なかったのですが、佐久はちゃんと射精するどころかマーキングまでできちゃうんですね。元…

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青龍の涙 ~神は生贄を恋う~ 小説

月東湊  陸裕千景子 

竜神は人間らしく、人間はまるで神仏の化身

賛否両論あるようですが、私は好きでしたね。
前半で、竜神はそれはそれは酷いことを彰にしました。よりによってあんなにいい子を脅したあげく、メチャクチャに陵辱したのは、許せないことです。
でもこの400年竜神が、とても寂しかったのであろうことは想像できます。信じていた人たちに裏切られながら、それでも村を潰すことはしなかった竜神は、やっぱり優しい人だと思うけどなぁ。そして、とても人間らしい。彰を陵辱…

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