kurinnさんのレビュー一覧

愛し方、ヘタ過ぎかよ!【描き下ろしおまけ付き特装版】 コミック

トリメ 

コミカルだけじゃ無いです

初読み作家さまでした。

想像よりギャグテイストが高かったですが、それも面白かったです。

一条が一見何を考えているのか分からないのですが、たまにフッと笑うのが意味深でワクワクしてしまうんです。

そしてそんな一条に上手く乗せられる形で、尚は実家の旅館経営の再生へと乗り出す事になるのでした。

尚と一条のやり取りが面白いし、一条が尚に旅館の経営に関わらせるのにはちゃんとした理由と考…

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彼と嘘と弟と コミック

せんみつ 

切ないけど暗くはないです

「のぞき、のぞかれ【描き下ろし漫画付き特装版】」を読んで、更にせんみつ先生の作品を読んでみたくなり電子で購入しました。

こちらは異父兄弟のお話で、弟に恋する兄の律の思いが切なかったです。
ちょっとでも律に似たところを探して、見知らぬ男に身を委ねる辺りは好き嫌いが分かれるかもしれません。

危うい均衡を保っていた律と連の関係が、連が大学を辞めて律の部屋に転がり込んで来てから崩れてしまうん…

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のぞき、のぞかれ【描き下ろし漫画付き特装版】 コミック

せんみつ 

繊細で大胆

せんみつ先生の作品は「未恋が満ちたら」をレビューした記録はあるんですが、たぶん「背伸びしてブルー」もレビューはしていませんが既読だと思います。

いつもの作品よりは元々電子配信だったせいか、エロが強調されていて大胆だったように思いました。

でも河合に好意を寄せる蜂谷の表情だったりだとか、そんな蜂谷が気になって行く河合の心の揺れなどかが、とても繊細に描かれていているんです。

蜂谷に対…

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「午前2時まで君のもの(下)」おまけペーパー 特典

上巻のペーパーからも分かるけど…

本編では道夫が灯さんと離婚して2人が恋人同士になった後に、恭一が道夫の携帯の記述を一部だけ削除していました。それは道夫にずっと償いながら生きて欲しくなかったからです。

終盤で道夫は父親に灯さんの事を結婚してた人と聞いてましたが、父親に「知りたいかい?」と尋ねられて断るのです。
それはリマインダーに残してないから必要無いものだと思っているのですが、それこそ恭一が望んだことだったのです。

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「午前2時まで君のもの(上)」おまけペーパー 特典

幸せそう故に…

こちらのおまけペーパーを読むととても切なくなりました。

道夫がまだ事故に遭う前の高校時代のお話なんです。恭一が日常的に豊島家に出入りしていたことが伺えます。

道夫の母親は明るくて笑顔が道夫にそっくりなんです。彼女は恭一を気に入っているらしく、夕飯に誘っていました。
道夫は「賑やかですまん」「飯断っていいぞ」なんて言っていましたが、恭一は「ううん」ととても嬉しそうにしていました。
そ…

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「調教性活 小冊子付き初回限定特装版」コミコミ特典リーフレット 特典

これは好きだな

ハッキリ言って「初回限定特装版小冊子」や「コミコミ有償特典小冊子」より、こちらのコミコミさんのリーフレットの内容の方が断然好みでした。

カラーでは無いですが、4P全てが描き下ろしの2コマ漫画でした。

1ページ目が金岡雅喜①にメガネとルビがふってあります。
サングラスをして車を運転する金岡に藤田が真っ赤になって「あっ…あっあっあ…」と、本当は「好きです」と言いたいらしいのですが、言葉に…

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アルファスクールの花嫁〜カシスショコラと雪割草〜コミコミスタジオオリジナル特典書き下ろし小冊子 特典

アダム!

このコミコミさんの小冊子なんですが、前半はルスランの誕生日でクリスマスのお話なんです。
レーリクが張り切ってカシスショコラのムースを作ったり、ロシアだけのサンタクロース「極寒のおじいさん」に扮したりと、大張り切りで幸せそうでした。

そしてそこから「極寒のおじいさん」の孫娘の雪姫役を誰がするかという話題から、ミーニャがアダムの名前を出して彼をオメガだと言うんですよ。レーリクもアダムは学院の帝…

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アルファスクールの花嫁 ~カシスショコラと雪割草~ 出版社ペーパー 特典

ミーニャは凄いw

こちらの出版社ペーパーのお話を読んでから、コミコミさんの小冊子を読むとミーニャの洞察力が凄い事が分かるんです。

「ミーニャ、初めての外泊」のタイトル通りにミーニャが初恋の相手である看護師のオメガのノーラさんと一緒に、レーリクが奪い取った屋敷に初めてお泊まりするお話なんです。

ルスランばかりかレーリクが張り切ってミーニャの為にご馳走様を用意しているんですが、夜中に読むと飯テロなので注意が…

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ガーランド -獣人オメガバース- 下 小説

葵居ゆゆ  羽純ハナ 

レムナントファンには読んで欲しい

やっと下巻を読みました。

ジュダの両親のお話なのでレムナントの世界観を理解する為にも読む事をお勧めします。ファンの方はとっくに読んでると思いますが…。

とにかくディエゴが紳士的で素敵でした。上巻はジルの初めての発情で終わっててどうなることやらと思っていたのですが、ディエゴの決してジルを傷付けようとしない覚悟とか精神力に脱帽しました。
ディエゴに惹かれて行くジルの気持ちが痛いほど分かり…

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辺境伯アルファと目覚めた眠り姫 小説

釘宮つかさ  みずかねりょう 

綺麗にまとまってました

攻受の両視点で語られているので、お互いの心情がとても良く分かるだけにとても焦ったく思いながら読みました。

攻のクリストファが弱冠20歳の辺境伯なので、もしかして国境付近で大規模な戦闘とか心配してましたが、小規模な小競り合いで済んでてちょっとだけ肩透かし感がありました。

このお話で大事件はやはりアシュリーの落馬事故なんです。
目覚めたアシュリーを取り巻く環境とか、アシュリーの抱いた罪悪…

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