kurinnさんのレビュー一覧

カーストヘヴン 8 コミック

緒川千世 

凄く良かったけど…

とうとう完結しました。あの胸糞悪いゲームがとうとう終了してしまいました。

私の思いは7巻で最高潮に達していました。なので8巻をとても楽しみにしていたんですが、登場人物の多さの所為なのか、駆け足に感じてしまい感動が半減していました。

誰もが被害者にも加害者にもなり得る年代で、自分の居場所と自分を見つけられた子ども達だけが、残酷な世界から抜け出せていた事が印象的でした。

それにしても…

8

アラビアン・ファーストラブ ~煌陽王の花嫁~ 小説

ゆりの菜櫻  兼守美行 

弟CPより断然好き

ゆりの先生の作品はこちらのシリーズよりは、「パブリックスクールの恋」の方がどちらかと言うと好きなんです。

そして前作の「アラビアン・ハーレムナイト ~夜鷲王の花嫁~」があまり好きで無かったので、今作はとても不安だったんです。
でも読み始めたら杞憂でした。弟CPのリドワーンと律より、こちらのカリムと隼人CPの方が断然好みでした。

何よりお互いにずっと8年間忘れられないでいた、一途な二人…

3

上司と婚約 Love7~男系大家族物語14~ 小説

日向唯稀  みずかねりょう 

いつもの評価は萌なんだけど

いつも新刊が出れば確認くらいの意味で読んでるんですが、こちらは久しぶりにこのシリーズで面白いと思いました。

本棚にあった未読本だし、最新刊は既に読んでるし、いつもより厚い文庫に不安になりつつ読み始めました。
そしたら予想外に面白くて(すいません)、いつもなら途中で辛くなって来る登場人物の多さも気になりませんでした。

今回は寧と鷹崎の婚約を親族に報告する本編と、鷹崎と寧の弟視点の「宴の…

0

「ツァイガルニクの恋の沼」コミコミ特典SSペーパー「マイ・フェイバリット・ジンクス」」 特典

もうどんだけ好きなのよw

もう読んでる先から恥ずかしくなって、ギャーって叫びたくなってニヤついてしまいました。

こちらのコミコミさんのペーパーには、春音と同居して幸せを噛み締める航輝の気持ちがこれでもかって書いてありました。

工房で航輝が作業をしていると寝起きの春臣が顔を覗かせるんですが、その春音の無防備な姿にまで幸せを感じてるんです。

春臣の幸せそうな様子を見て満足して、更に甘やかして喜ばせようとしてま…

2

ツァイガルニクの恋の沼 小説

月村奎  志水ゆき 

こういう話大好きです!

ここ暫く月村先生の作品にハマりきれなかったんですが、今作のお話は設定そのものが大好物でした。

長い間の両片思いとそれぞれの誤解、航輝の気持ちなんて読者には筒抜けなのに春音は悲しいかな気付いて無い、そしてお互いが勇気が無いもんだから要らぬ妄想をしてこんがらがってしまう。
もう焦ったくて焦ったくて、キュンキュンしどうしでした。

二人の日常描写が秀逸で、こんな丁寧な生活を送ってみたいと思っ…

6

東京-四季-上 コミック

ハル 

上巻だけでは評価は難しいかも

上下巻読んでからの感想になります。
上巻を読んだだけでは正直言って評価出来ませんでした。

こちらの「秋」「冬」編は「4月の東京は・・・」の受の蓮の兄の恭平のお話なんです。
大学受験を失敗しているので過去のお話なんだと思いますが、蓮は恭平の回想の中で名前しか登場してません。

親の期待に必死で応えてる恭平がとても痛々しくて、恭平に執着する高校の同級生である神宮寺結人が攻です。こちら恭平…

9

小説Dear+ Vol.83 2021アキ号 小説

溺愛特集が良かったです

ナツ号がとても良かったので、続きが読みたくて購入しました。

まず砂原糖子先生の「オリオンは恋を語る・後篇」です。こちらは「バイオリニストの刺繍」の続編で吹野の視点のお話なんです。
前編のすれ違いで吹野が軽井沢に帰ってしまった時はどうしようと思いましたが、結末が良い感じに落ち着いてホッとしました。吹野は音が聞こえないだけに、館原と瑠音のコンサートの描写は難しかったと思います。吹野が音に感動す…

2

「兎オトコ虎オトコ(4)」コミコミ特典リーフレット 特典

爆笑www

病床で容態が急変した野浪に卯月と古谷が必死で呼びかけてるんです。その様子を空中に浮いた野浪が眺めてます。

卯月と古谷の会話からどうやら卯月が前巻であげた信玄餅を、賞味期限が大分過ぎてたのに食べたのが原因らしいです。

泣いて後悔する卯月を、慰める古谷の台詞が辛辣で笑かして貰いました。
案の定、それを見ている野浪が的外れな嫉妬をしていて、無理矢理身体に戻ろうとしている姿に爆笑しました。

0

「俺の望みはひとつだけ!」コミックシーモア特典「麦の実る温室で」 特典

こちらのお話は是非読んで欲しい

なんなら本編に入ってる番外編の「どんなニコも」より好きでした。
こちらはニコラス視点のエリク公国建国後一年のお話でした。

まだまだ雑処理は落ち着かないものの、ニコラスの我慢の限界が来て、特別に短時間ながら研究の許可が下りたみたいでした。
そしてニコラスが選んだのが民の暮らしの向上を考えての麦の研究だったことが泣かせます。
元王太子が腹立ち紛れに焼いたあの麦です。

実はレオが密かに…

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俺の望みはひとつだけ! 小説

桃瀬わさび  ん村 

寡黙な一途攻め

桃瀬わさび先生は初読み作家さまです。今のところは電子でしか発表されていないみたいです。それ故かお名前を存じ上げませんでした。

ツイートである作家様が紹介されていて、興味を持ち購入してみました。

本編はニコラスとレオの両視点で語られるので、ニコラスの心の変化とレオのニコラスへの一途な思いが分かるので、そこにワクワクしました。

大国リーグエリクを舞台にしてるんですが、リーグ王家とエリ…

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