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華藤えれな カワイチハル
kurinn
ネタバレ
読み始めてから暫くして、実に華藤えれな先生らしい作品だと思いました。先生の実体験に基づく景色や街並みの描写や美味しそうな食べ物、そしてこちらの作品でも献身的な愛を捧げる受けのエミルがとてもいじらしかったです。 お話は受けと攻めの両視点があるので、ルドヴィクが本当はエミルをどう思っているのか、彼がどうして他者と距離を取り心を通わせない努力をしているのかが分かるんです。エミルの過去も悲惨でしたが…
一ノ瀬ゆま
上下巻の時にちょっと消化不良だったので、あの続きが読めて大感激でした。 どちらかと言うと今巻の方が高校生らしくて好みでした。「人類初のαとΩを描くオメガバース創世記」なので、自分たちの変化を何も分かってない2人の手探りのような様子に凄く緊張感があって良かったです。 お互いの変化に周りが無意識に引き寄せられていて、それぞれが周りに嫉妬して独占欲を抱くところに凄く萌えました。 まだこ…
ヨネダコウ
読みながら何度も心の中で叫んでました。 情があるからあの世界から手放した相手が、違う人(組)のものとなって現れた時はどう思ったんでしょうね。 今巻はそんな矢代の後悔とも取れる表情があってとても辛かったです。きっとそれは百目鬼も同じで、離れて居なければならなかった時間に後悔してるんではないでしょうか? あれから矢代は変わったのに百目鬼の中では変わってなくて、それを知らずに苦しみを矢代にぶつ…
八十庭たづ 佐々木久美子
前巻がとんでもないところで終わってたので、続巻の発売をとても心待ちにしてました。あの人物がどうしてディリヤの記憶を奪うような事をしたのか、どうしてあのような発言をしたのかとても気になっていたんです。 そして、明かされたディリヤの過去に涙しましたが、あの人物が現在のディリヤにした事だけは理解出来ませんでした。 感動したのは記憶を無くしても本能のままに幼子を守ろうと闘うディリヤの姿でした。…
玉川しぇんな
はぁ面白かった〜。大満足な一冊でした。部員たちに彼女を当てがおうとした合コンでしたが、善次くんとケンちゃんが行く場所と被せた為に何と女の子といる所を目撃されて逃げられてしまってました。 仕方なく合コン会場に戻りそれぞれを売り込む花岡くんに、肉食女子が花岡くんの2番目でも3番目の彼女でも売り込むのですが、その時の花岡くんの女子たちに向ける表情と台詞に興奮しちゃいました。自信あったんでしょうね。…
気持ちを確かめあってラブラブな2人ですが、野球部のマネになって部員に慕われる善次くんがイキイキとした表情になってるのがとても眩しかったです。 そして善次くんの周りの部員に嫉妬する花岡くんに何度も爆笑して、花岡くんの恋に巻き込まれる後輩の翼くんが気の毒で笑えました。 真っ直ぐな花岡くんの気持ちとは正反対に、どこかまだ自信の無い善次くんの心配も良く理解出来ました。そこへあの善次くんの従兄弟…
玉川しぇんな先生の作品を読むのは「猫と魔法はキスでほどける」以来となります。3巻が出るということで好奇心から購入したのですが、すっご〜く面白かったです。購入して良かった! 発売年的にはこちらの作品の方がちょっと早いんですね。もっと早く読んでいれば良かったと後悔しました。 DKがこんなに早く身体の関係を持って良いのかなと最初は思いましたが、花岡くんの善次くんへ対する気持ちの熱量を知ると納得出…
琥狗ハヤテ
琥狗ハヤテ先生の新作でしかもサイボーグものじゃないですか!買わないという選択肢はありませんでした。 ただ、心配だったのがサイボーグと人間との悲恋だったらどうしようでした。表紙のお互いを思い合うような眼差しの2人が、どうか悲しい思いをしないようにと願いながら読み始めました。 ところがです。読み始めて直ぐにそれが杞憂だと感じ始めました。コミカルで個性的な魅力を持つサイボーグたちに、悲壮なお…
樋口美沙緒 麻々原絵里依
待ちに待った4巻でした。表紙から大円満だって分かってはいるんですが、とにかくリオの置かれている状況が辛くて辛くて堪らないんですよ。 もうね次々と襲い来る困難が絶望的で、どうやって表紙の様な状況まで持ってくのかとページを捲る手が止まりませんでした。 リオの絶望感とルストへの愛故の悲しみ、そしてエラドに起こった出来事を知った時の怒りと決意。序章からの流れが見事で読ませて来るんですよ。 …
いちかわ壱
面白かったぜ!この野郎!って感じです。 1番スッキリしたのは槙がちゃんと反省してた点でしたね。まぁ、謝罪に関しての冬馬の返事は想定内でしたけど。 この2人の蟠りが無くなって本当の親友になれて、雰囲気が変わったのを勝手に蒼が誤解してましたね。 前巻とは違うのはちゃんと冬馬が蒼から逃げないで向き合うべく行動した事でした。 それにしても蒼が全然変わって無くて、個人的には嬉しかったです。拗…