kurinnさんのレビュー一覧

それでも俺のものになる Qpa edition 4 コミック

高崎ぼすこ 

またいつか読みたい

3巻発売から3年近く経過していたことに驚きました。でもコミックスのボリューム見て納得しました。

3巻では当て馬になりそうだと思ってた茉莉絵でしたが、公私の顔が違っててタフな素顔に好感が持てました。

そう、あんなに長いこと伊月の事を思っていたと前巻で判明していたので、榊に至っては何の心配も要らないんでした。今巻でも榊の伊月の執着愛は健在でした。そして、恋人同士になったので伊月の榊に見せる…

5

「秘密の純真オメガと溺愛王」コミコミ特典SS小冊子 特典

この小冊子は是非とも手に入れるべき

本編の結末は見事だったんですが、詳しく掘り下げて書いて欲しかった事があったんです。
それがこちらの小冊子に載っていて、コミコミさんで購入して良かったと思いました。

まず、国民がジーン(ユージーン)とリリの結婚を祝福してる事は本編で分かったんですが、城に帰還してヒューゴ以外の重臣がどんな反応を見せるのか心配だったんです。

でもその辺りが詳しく書いてあって皆心は一つだったと知り胸が熱くな…

1

秘密の純真オメガと溺愛王 小説

名倉和希  蓮川愛 

名倉先生の初オメガバ

名倉和希先生の「歳の差溺愛もの」大好きなんですが、個人的に「王弟殿下の甘い執心」以来のヒットでした。

しかも名倉先生初のオメガバで、先生らしい設定で最後まで楽しく読ませていただきました。

5歳の姿のリリは幼くて純真故の愛らしさがあって、20歳のリリは無垢故の色っぽさと誰もが夢中になる美しさがあるんです。
そんなリリに1日のうち何度も子どもと大人の姿で、全力で好意を示されるジーン(ユー…

4

ドリアン・グレイの禁じられた遊び 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

良かった〜

実は私は菅野彰先生の作品が苦手なんです。「毎日晴天!」シリーズは苦手で途中で読むのを止めてしまったし、こちらのスピン元に至っては受の正祐が苦手でした。

でもこちらのカップルは2人とも大好きで、お話も凄く好みなんです。こちらの作品だと苦手な正祐も、いつも鼻につく文学談義も不思議と気にならないのです。

それはきっと宙人の魅力故だと思うんです。今回も何も考えて無いようでいて、1番思慮深いのは…

7

華は褥に咲き狂う (8) ~比翼と連理~ 小説

宮緒葵  小山田あみ 

完結で嬉しいけど寂しい

ついに終わってしまいました。結果的に大円満なので大満足でした。
最後にそれぞれのその後が個人ごとに纏められていて、シリーズのおさらいをするにも優しい構成となっていました。

7巻で鬼讐丸が復活して役者は揃ったと思っていたんですが、良い意味で裏切られていて最後の最後でそう来たか!と涙がジワリと溢れて来ました。

こちらのシリーズが面白いのは、それぞれのキャラにドラマがあって魅力的なことだと…

5

犬も喰わねェ恋煩い コミック

鹿島こたる 

楽しくて最高!

鹿島こたる先生の「ゆめみるヴァンパイア」も良かったけど、こちらの作品も最高に面白かったです。

鹿島こたる先生と言えばお耽美な画風なイメージがありましたが、そのまま任侠の世界を描かれていて竹内の苦み走った色気にノックアウトされました。

しかも人情と度胸もあるから組長の命令でヤキを入れられるとなった時も、潔く梅太郎に尻を差し出していました。かなり男前です。
想い人の竹内を抱いてる梅太郎も…

1

とめどなく、シュガー 下 コミック

児島かつら 

辛い先に待ってたもの

上巻で何となく2人の間に齟齬が生じてしまって不穏さを感じてしまったんですが、やって来ましたね…当て馬が。

故郷に戻り働き始めて、田舎で人間関係も密なところでカミングアウトさえ考えられない理一でしたが、思いがけずにゲイを公言する人物と出会ってしまいます。

一方で職場の同僚たちからゲイだと分かっても変わらず受け入れられている敬太、父親を亡くしたからこそ後悔のない様に生きる潔ささえ感じました…

8

とめどなく、シュガー 上 コミック

児島かつら 

凄く良い!

正直言って「ファイブコーナーズコーヒー」より凄く良かったです。やっぱりあの恋は無駄ではなかったと確信しました。敬太良い男に成長してましたね。

初めは苦手意識しか無かった理一の、意外な面を知るにつけ彼に惹かれて行く敬太の心情が丁寧に描かれていました。かなり萌えました。

ずっと敬太を好きで、でも嫌われていて、それでも近くにいたい為に明るく振る舞ってた理一の心の内を思うととても切なかったです…

4

白い虎侯爵と子狼の親愛なるガーデナー 小説

滝沢晴 

やっぱり滝沢先生の作品好きだなぁ

こちらの作品が「保育士は獅子親子に愛される」のスピンオフだと知り電子で購入してみました。

スピン元は読んでなくても充分これだけで楽しめるお話になっていました。

自分が世界の中心のようなヒューゴと、人嫌いでコミュニケーションが苦手な新太郎、表情が無く言葉を発しない理人が家族になるお話でした。

ヒューゴとの初対面にクスッとしたり、理人が初めて言葉を話す様子に感動したり、新太郎が彼等を…

1

百と卍 5 コミック

紗久楽さわ 

相変わらず美麗

この巻で卍と百樹のお話を決着させる為なのか、前巻から登場人物過多で話が混み合っていたように思います。

今回も紗久楽さわ先生の描かれる絵が綺麗で線に何ともいえない色っぽさを感じました。
でも、今作は卍の辛そうな表情が多くて相変わらず美麗なんですが、話の内容も相まってときめきは少なかったように思いました。

卍が実家との問題にケリを付けて、百樹と一緒に生きて行く事を決意したのには感動しまし…

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