kurinnさんのレビュー一覧

猫、愛を知る コミック

阿部あかね 

あのクソキノコが…

まさか将大の弟の将太が主人公のコミックスが出るなんてと驚愕しました。
だってあのクソキノコですよ、腹黒で性悪でどうしようもないあの弟のお話をどうやって作り出すのだと…ちゃんとBLになるのか心配してました。

でも読んでる途中で将太に懐かれて怯える詩郎にクスッとしたり、将太の成長に涙する世話役の亀山に爆笑したんです。

何よりも将太が段々と改心して行くと同時に、可愛く見えて行くのか良かった…

6

すてきな命の救いかた 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

今回も最高でした!

大好きなシリーズなので、新刊が発売されると知り楽しみにしていました。
いつも通りの大ボリュームで、やっと読み終わりました。

今回の主人公は前作に登場していた、犬の保護シェルターを運営していたラヴでした。
彼が前作に登場した時にどんな心境だったのかとか、彼が本来どういった人間でどうしてシェルターを始めたのかが書いてあり一気にお話の中に引き込まれてしまいました。

そして「なりたて」のサ…

3

獣人アルファと恋の暴走 小説

成瀬かの  央川みはら 

待ちに待った続編

「獣人アルファと恋の迷宮」を読んだ時から続編を待っていたので、発売されると知った時は狂喜乱舞しました。

今作では産後の肥立ちが悪くて、ヴィハーンに置いてけぼり感を感じたり、シシィを良く思わない貴族たちに意地悪をされたりと、シシィにとっては苦難のお話になっていました。

その分大活躍していたのがシシィの幼い弟たちでした。
迷宮での大人の探索者たちを凌ぐ目の覚めるような活躍に、ワクワクして…

4

気難しい王子に捧げる寓話 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

絶対に読むべき作品です!

小中大豆先生の作品は、最近他レーベルの「旦那様と甘やか子守り浪漫譚」を読んだばかりでした。
あちらも面白かったですが、こちらの作品の方が断然面白かったです。

なんと言っても本の厚さに驚きました。でも、面白くて厚さはむしろご褒美とさえ思えてしまいました。読み終わりたくないという気持ちと、早く結末が知りたいと思うジレンマに陥ってしまいました。

小中大豆先生があとがきに書いていらっしゃる通…

14

君と過ごす春夏秋冬 不浄の回廊 番外編集 小説

夜光花  小山田あみ 

四冊目⁉︎

まさか「不浄の回廊」の続編が読めるなんて思っていませんでした。
2巻が発売されたのが2010年なんですね。雑誌掲載作の「キミと見る永遠」「きみといつまても」を見逃していたので、続編があるのを知りませんでした。翡翠の「どこにいても、君と」しか読んだ事がありませんでした。

相変わらず西条の歩に対する扱いが酷いのに安心したし、でも歩に対する執着には愛を感じるし、明らかに気持ちは進化しているように…

10

FAKE-警視庁極秘捜査班- 2 コミック

愁堂れな  葉芝真己 

もっと読みたい!

楽しみにしていた2巻です。葉芝真己先生も愁堂れな先生も大好きなのですが、二人の先生の良いところばかりが詰まった作品だと思いました。

惜しいのは仁と智巳の仲が全然進んで無い点でしょうか?
智巳の部屋に入り込んで手料理なんか作っちゃう梓にモヤモヤしてしまいました。智巳の鈍感さにヤキモキしてしまいます。

2巻では「銀座の高級クラブ編」を中心に纏められていました。智巳の面が暴力団にバレていた…

0

あかりと彼はなやましい 2 コミック

鶴亀まよ 

瑞貴さん素敵だった

「三上と里はまだやましくない」が完結したのですが、こちらをまだ読んで無い事に気が付いて慌てて電子で購入して読みました。最高でした。

一巻では歳上の余裕を見せていた瑞貴でしたが、二巻では歳上故の矜持とか悩みに翻弄される姿にキュンと来ました。あかりが若い故に色々な選択肢のある未来、自分以外の居場所を見つけるかもしれない不安など…、こんなにも瑞貴があかりに本気になってた事にニヤニヤしてしまいました…

4

三上と里はまだやましくない 2 コミック

鶴亀まよ 

良かった〜けど寂しい…

大好きな作品なので続巻を待ってました。でも、完結なのが寂しいです。

ずっと読んでいたい魅力がこの作品にはありました。

恋人同士になったからと、一足飛びで関係が深まらないのがとっても良いです。学園祭とか進路とか受験とか、等身大の出来事や悩みに翻弄されるのが面白くて、ひとつひとつを解決して行く姿が魅力的なのだと思いました。
こういう展開が大好物なんです。

驚いた事に三上が成長して良…

2

愛日と花嫁 コミック

渚アユム 

凄い好きな作品

もちろん初読み作家さまでした。デビューコミックスらしいですが絵も綺麗だしストーリーの完成度も高いので、楽しみな作家さまの誕生がBLファンとしてとても嬉しく思いました。

神と人間のオメガバなのでファンタジー要素がとても高い作品でした。

一見すると怖くて冷たそうなクロが、実は慈悲深くて優しいのにキュンと来ました。
また、クロと一緒にいる事で前向きに変わって行くルカが素敵で、愚かな村人にク…

13

拾われオメガはアルバイト・フィアンセ 小説

滝沢晴  七夏 

今作も良かった!

滝沢晴先生の作品はまだ二作しか読んだ事は無いのですが、秀逸なストーリー展開がいつも見事で一気に作品の中に引き込まれてしまうんです。

今作も巧みな展開で余計な物が一切無くて、キャラも魅力的だし、更に悪役もハッキリしていて、終盤に彼等が被る天罰にスッキリとしました。

攻の麟哉の佳に対する溺愛ぶりに萌えました。また佳の真っ直ぐな性格の良さも魅力的なんです。
後半に佳に対する執着がどこから来…

2
PAGE TOP