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表題作猫、愛を知る

中村詩郎,元有名塾講師,30歳
山田将太,大学生,22歳

同時収録作品猫、愛を知る

将太の大学の教授
山田将太,大学生,22歳

その他の収録作品

  • 猫、愛でられる(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下漫画

あらすじ

大人気「月と太陽」シリーズスピンオフ!
腹黒弟・将太が性悪インテリメガネに恋をして……?

極道の親分を祖父に持つ大学生の将太は
中学の頃から男好きのビッチだったが、
いつのまにか勃たない体に……。
そんな将太の家に居候として親戚の詩郎がやってくる。
飄々とした詩郎がいけ好かない将太は
ハニートラップを仕掛けて彼を追い出そうとするが
豹変した詩郎の返り討ちに遭い!?

作品情報

作品名
猫、愛を知る
著者
阿部あかね 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784403668067
4.4

(81)

(49)

萌々

(18)

(14)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
15
得点
359
評価数
81
平均
4.4 / 5
神率
60.5%

レビュー投稿数15

とにかく面白い

言いたことはたくさんあるけどとにかく面白い。この色気、このテンポ、この凄み、このオモロ、どれも阿部先生にしか描けない感じが最高。このシリーズは一度読んだ時から虜です。西の人間のコスモが燃える。爆笑の連続ではあるけど、全体的に間で読ませるしっとり感がある、この塩梅が阿部先生の魅力だと思います。将太くん(以下キノコ)は前作でいっくんに乗っかった時のままとんでもない大学生になってはいるけどやはり自分じゃどうしていいかわからない行き詰まり感を抱えている、そこに刺客のような色っぽおっちゃんが登場し、おっちゃんが触媒となって愛の世界を知り始める。二人の間にじんわり起こる化学反応がよかった、じっくり読んでキノコと詩郎さんの心情の機微に触れるのを楽しむ大人の物語って感じがしました。個別シーンでいうと個人的BL史上最高にシュールな告白シーンに大爆笑でした。それに対する詩郎さんの反応も最高。詩郎さんぶっかけられて凄んでたシーンも縮みあがりました。ひえー。詩郎さんの匂い立つような色気と凄み。あんなんカタギじゃないの一発でわかるやろ。キノコじゃなくてもこりゃあかんやつや、です。表情、仕草、セリフ痺れる、あんな渋いのに学童保育でエプロンつけて働いているのも萌えた。でもエプロンつけても凄みがある。ひえー、色気とおっちゃん感を行ったり来たりするのが堪りませんでした。エッチもあのキノコが詩郎さんに手玉に取られている、でも詩郎さんの方も「ハマりそやな」という感じを醸し出していていい。まだ二人の物語は始まったばかりという感なので早く続きが読みたいです。

10

あのクソキノコが…

まさか将大の弟の将太が主人公のコミックスが出るなんてと驚愕しました。
だってあのクソキノコですよ、腹黒で性悪でどうしようもないあの弟のお話をどうやって作り出すのだと…ちゃんとBLになるのか心配してました。

でも読んでる途中で将太に懐かれて怯える詩郎にクスッとしたり、将太の成長に涙する世話役の亀山に爆笑したんです。

何よりも将太が段々と改心して行くと同時に、可愛く見えて行くのか良かったです。気がつくと夢中で読んでました。

このシリーズ最高ですよね。立派に仕事をしている将大まで見る事が出来て感無量でした。

そして将太に絆されて、何だかんだと面倒を見る詩郎のバキバキの肉体に目が釘付けでした。

描き下ろしの詩郎と幸せそうに暮らす将太が可愛かったので、まだまだ続きを読みたいと思いました。あのバキバキの肉体の秘密が知りたいです。www

あとがきで阿部あかね先生も、まだまだ2人の話を描きたいとおっしゃっていたので楽しみに待っていたいと思いました。

6

猫、愛を知る

めちゃめちゃ良かった
めちゃめちゃ面白くてめちゃめちゃキュンキュンした
漫画の関西弁はあまり好きじゃないけど、これは打ち抜かれました
最高でした
ヤクザもコテコテのヤクザやのに、可愛らしい

最初は可愛くない坊ちゃんがどんどん変わっていくの見てると絆されるよね
シローちゃんがザ・インテリヤクザなのも最高でした

人として大切なことがすごく端的に文字にされてるのも刺さった
簡単にリセットなんて出来ないけどしたくなるよね

スピンオフだけど、これだけでも十分楽しめます
めちゃめちゃ良かった

5

阿部あかね先生、やっぱり大好き!!

本当に面白い!
シュール!
先生の真骨頂であるコミカルな作風が前面に出た作品でした!

スピン元を知らなくても楽しめると思います。
でもこれが面白かったら、是非「花にくちづけ」からシリーズ読んでください。
どうしようもないクズサイコビ○チ野郎として出てきます。
確か先生が「キノコ(将太)の話もいつか描いてみたい」というようなことを書いていて、
ええーあれが恋になんて落ちるの〜??相手はどんな猛者…と想像を膨らませたものです。
でもいつも先生の新刊は違うから、もう実現しないと思っておりました。
嬉しい!!
シリーズの続きが読めることも嬉しい!!
そしてまた続くんですね、更に嬉しい!!!

恋を知らないだけに、やることなすこと不器用で真っ向勝負、
相手にしてみたら引くことばかりやらかす…
でも詩郎に受け入れてもらって、ホントに良かったね!
これからのラブラブライフも詩郎の過去も(個人的にはまだまだ足りない将太の禊も)楽しみにしております♪

1

ゾクゾクする〜!

阿部さん!本当にクズ男や危ない男を描くのがお上手ですね!
そしてコミカルさもたまりません。

あのキノコが大学生かあ。しかもけっこうヤバ目な副業してて…ヒェッ。

母の従兄弟の詩郎がやって来て居候することになるんですが、見た目インテリうさんくさ眼鏡でう〜ん、タイプじゃないかもな…。と思ったらめちゃめちゃ面白いキャラで!

将太の末恐ろしい子なところから全力で詩郎に恋して頑張るところがと〜っても良かったです。やらかした事の割には傷が浅いですが、詩郎に幼児教育からやり直してもらえるんだよね?ね?

将太の可愛さと詩郎の奥深さにゾクゾクします。

0

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