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表題作好き嫌いは言わないよ

西山陽向 元サッカー少年の大学生
柴崎直 同大学の2年

同時収録作品好き嫌いは言わないよ

ショウ/竜(2人とも柴崎直の幼馴染)
柴崎直/竜

同時収録作品小っちゃくたって一人前

朝陽(あさひ) 
藤村大虎(たいが) 16才

その他の収録作品

  • 好き嫌いは言わないよ-大好物いただきます編-(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下漫画「Let's try!!作ってみようち❤こ弁当(ゲス弁)」

あらすじ

俺は、いま食同好会の柴崎先輩にエロい意味で狙われている。
「すぐ殴る」「ワガママ」「自分勝手」
――そして「誰とでも寝るビッチ」な先輩は体育会系育ちの俺が1番苦手なタイプ。
全力で拒否!!したいのに、いつのまにか先輩と一緒にいるのが当たり前に。
だけど、ある日先輩が知らない男とHしているのを見てしまい……!?
ふたりのその後を描いたエロスな描き下ろし、たっぷり30ページ収録♡

作品情報

作品名
好き嫌いは言わないよ
著者
阿部あかね 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
ISBN
9784799730287
4.2

(134)

(69)

萌々

(37)

(19)

中立

(4)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
24
得点
554
評価数
134
平均
4.2 / 5
神率
51.5%

レビュー投稿数24

答えは最後に

食いっぷりのいいノンケ男子(左)×甘いもの好き下衆ビッチ先輩(右)。お気に入りシーンがとても多くて書き出したいところですがガマン。あとがきによると、前作『花にくちづけ』(新書館)と同じ大学が舞台とのことでした。特別リンクしてはいなかったですが、受けの柴崎先輩は関西弁です。

ほどよい肉付き具合で腹筋はしっかり割れている...作中誰もが触りたくなってしまう攻めのボディは、小中高サッカー部での厳しい練習の賜物。大学ではキャンパスライフを満喫したいと意気込んでいたらうまいこと勧誘され、美味しいものを食べるサークル(会員数わずか6名)に入る運びに。半分嘘言って入会を勧めたのが受け・先輩です。先輩からのセクハラもすごいし、これは攻めがヘタレワンコになりそうか…と見せかけ、そうではなかったからテンション上がってしまった。駆け引きというか、葛藤、試練、我慢の期間…これがけっこう長く感じますが、見どころだと思います。しかし一緒にいるのがとにかく楽しそうでお似合いなふたり。美味しそうに食べる男子はやっぱりいいな。攻めの名前は陽向で、ヒナって呼ばれるのも好きでした。

好みが分かれそうなシーンやワードも出てきますが、ゲスい感じが出ていたり重要な部分でもあるのかな。カバー下のゲスいお弁当の作り方もすごかったし(笑)。そしてうれしいことにヌードは多めです!

約180頁の表題作と、24頁の読み切りがひとつ。『小っちゃくたって一人前』(初出:エロほん♥ーなましぼりー)こちらはなかなかレアな阿部あかね作品かもしれませんね。158cmのチャラ男くんが告白しようとしている相手が、目つきだけでもうエロすぎるんだよな~。お気に入りだったのでまた読めてうれしいです。

14

ビッチ先輩かわいーの♡

読んでたらパフェとかチャーハンとか無性に食べたくなって、筋肉に触りたくなって、その上最終的にはゲスビッチが可愛いと錯覚し始める。。。そんな魅力的なお話ですww メインCPは華々しく大学デビューしようと思っていたのに、騙されて超ショボい食同好会に入ってしまった攻め・ひなたと、ひなたを騙したチャラいゲイの柴崎先輩です。

受けが最初から盛ってることもあり、エロは多めです!好き嫌いは言わないよってタイトルですが、好き嫌い別れるかなーと思うカ所は、受けが攻め以外とえっちするところかな。かなりガッツリ合体してるのが描かれてます。しかも、シチュは薬飲まされての3Pって言う。その3人は幼馴染なんですが、実は相手2人は恋人同士で結構ラブラブ。さらに、イカツイ見た目の方のち〇こには、彼氏の名前のタトゥーも入ってるっていうこの設定。マジで意味不明ですww 私的にはツボりすぎて、ほんとあかね先生最高だ\(^o^)/ あと、攻めの方も学科の合宿で女の子にフェラされるシーンがあります。こちらもシッカリ描かれてます!

経験は豊富だけど本気の恋愛は初めての受けと、キャラのつかめない先輩に終始押され気味の攻め。でも、攻めも最後は盛り返してラブラブ、ハピエンです♡電話でオナニー聞かせる下りはエロいし変態で良かったな~(*´▽`*) あと、何と言ってもカバーしたのゲス弁の作り方レシピ。お下品極まりない!!あー面白かった。満腹満腹♡

7

愛から始まる恋みたいに、


あかねさん…!大好きです…。 割と始めの方の台詞、「俺はこの体無駄遣いしたくねえの 大事にしてるから一応」で 何故か笑って、フィイ〜〜⤴︎あかねさ〜〜ん⤴︎⤴︎と。 なりました…。で、受けの返し、「次会うたら髪の毛毟ったるからな」でハマった気がします。
何それ、何さらっと可愛いこといってるの。
次会ったとき本当に毟られていた攻めにまた一笑い。 凄いです。どんどん落ちていくハマっていく、このふたりとこの物語に……

1皿目、で、もうとっくに大好きでした。

3皿目で泣き。

1回目はふつうに先輩(受け)のしおらしさに当てられてしまったのですが、2回目は1コマの表情を見て、この人の"今まで"を思ったら辛くて愛おしくて…
と思っていたのに。突然の爆笑はやって来ます。こちらの感情は待ってくれません。
「こころの恋人はな チューまではOKってルールあんねんで」
「知らねえよ聞いた事ねえわんなマイルール!」

wwwwww
笑いました。
笑うしかない。
「どうやら明け方までパンツと戯れていたらしい」ではついに自分で いや貴方の彼女?彼氏?オカシイから と冷静に突っ込んでいました。慣れって怖い。
兎角阿部あかね先生のダメ男は健在で、それでもやっぱり心底、こういう形っていいなぁ…って幸せを感じちゃうような、そんな一冊になっているのでした。。

有り難うございます&ごちそうさまです…!

何度も味わおうと思います。

7

感情移入という意味ではできなかったのですが

先輩がひたすらうざい・・・
なんてうざい子。。。
正直そんな読み進めだったわけですが、
さいごはちゃっかりかわいくおさまりましたね。
好きになったかといえばそうでもないですが、
作品としてはすごく秀逸というか、面白かった。
恋人がいても、他の男と寝る。
心と体は別だろ?しれっとさらっと悪びれもなく。
ノンケな攻は、最初はぜんぜん相手にせず。
先輩の性質を知ってドン引きからのスタート。
ちゃんと向き合ってから~な下りがすごく好きでした。
努力して我慢してる先輩もイジらしい。
久々に、阿部さんの若者BLだなと手を出してみましたが
すごくかわいかった。面白かったです。
もう少し先が読みたい作品

6

何捻りもある展開がお見事!

嫌悪から始まる恋がとにかく自然で引き込まれます。
ゲイでビッチな直に対して、何もかも理解ができず嫌悪すら覚える陽向。
そんな陽向の鍛えられた肉体と、食いっぷりの気持ちよさに惚れる直。
どんなに無下に扱われてもアタックし、
大食いして、笑って、時間を共有して。
『嫌悪』から『連れとして楽しい人』まで気持ちが動く陽向。
そんな時、直のHシーンを見て軽蔑すると同時に欲情してしまう陽向。
信用なんて出来ないのに、気持ちが傾いている。気がついたら陽向は直に落ちていた。
この流れが本当に自然なんです。一冊でこの流れ、本当に凄い。読みごたえあります!

そして、クズな男の改心。
しかし、そのまますんなり直の改心じゃなくて、恋に真面目な陽向の失敗。
うまいなー。綺麗にめでたしめでたしいくのではなくて、お互いのダメな所をしっかり見せつつ。
人間臭さをしっかり出して、ただの美談で終わらせない。しっかり心に跡をつけてくれます。
自然な流れでいつの間にか直は更生されて、一途なエロい子に。
最後は題名の通りに終わってエンドロールが流れるが如く 爽やかなラストでした⭐

電子おまけの単行本未収録シートはまたかわえぇ。
天気のよい早朝はケ●タ持ってピクニックに行こう~♪と陽向を訪ねてくる直。
木陰で肉を頬張る直と、木に寄りかかりうとうとする陽向。
直が美味しい食べ方~と言って口移しで食べさせてからの~エロいチューに。目覚めてもっと~という陽向がかわえぇ。
ほのぼの最後まで堪能しました。

5

この作品が収納されている本棚

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