電子限定おまけ付き
続編楽しみにしてました。読み始めは何とも不穏な雰囲気でしたが、だんだん将太の拗らせた可愛さが見えてきてほろりとしちゃいました。詩郎ちゃんもいろいろ考えてるのが可愛くて、重たいお話のはずなのに、ちょいちょい挟まれてくる小ネタ(大ネタ?)が面白くて今作も大変楽しませて頂きました。
このシリーズ大好きで椿も久しぶりに見られて嬉しかった。やっぱり美しい。すごく好き。良かった良かったなラストですが、まだまだこのシリーズが読みたいです
作家買いです 前作「猫、愛を知る」も大好きでしたが、それを越えてきました
性悪猫と感情のない男 一緒に暮らすことになったものの、前途多難な2人でしたが、お互い、相手のことを大切に思う、唯一無二の存在と認識していく過程がほんと自然で、さすが阿部先生、力量がすさまじいです
いちごパンツのエピソードとか、うまいなあ そして最高のラスト、良すぎて、何度も読んで何度も泣きました
阿部先生作品の中で前作がいちばん好きでして。
その続編。うれしいです。
前作でくっついたかと思ったのに…そうでもなかった。
こじれまくった2人の性格ではわからなくもないというか、読んでいるうちにそういうことか、とわかってきました。
そりゃあの2人ですもんね。そうは問屋が卸さない。
両者とも気持ちは本物だったけど、接し方や行動が素直じゃないというかうまくないんでしょうね。
詩郎なんて自分の感情がわからないんだから。
そんな詩郎に愛されているかわからない将太はああいう性格だからひねくれる。
詩郎が嫉妬や罪悪感を自覚するところ、将太が過去にしたこととそんな自分を嫌悪するところ、それを詩郎が癒す場面はさすが阿部先生でした。
さらっとした流れだけど、グッとくる。人間の業の描き方が毎度お上手です。大好き。
脇キャラも皆すばらしい。ここも阿部先生の好きなところ。
詩郎の父、舎弟たち、将大、椿も最高。
何より私はコテコテの大阪弁がしっくりきすぎて気持ちよくて。
一人称「ワシ」で辛辣な詩郎、性悪な将太、ほか独特な大阪弁の言い回しが大好きです。
阿部あかね先生「猫、愛を知る」の続編ありがとうございます♪こんなにすぐに読めるとは思わなかったので大感激です。
部屋に籠って読んでいたんですが、何度も吹き出して怪しい人になっていました。
前作で将太が改心したと思っていたんですけど、詩郎の危惧する通り人ってなかなか変われないんですよね。それは詩郎も同じでこの2人ちゃんとくっ付くのかしらと心配になるほどでした。
ですが終盤からの流れにはちょっとだけグッと来て感動しました。将太の手綱を握れるのは詩郎しかいないし、詩郎の心を動かすのも将太しかいないんです。
椿と将大の再登場も嬉しかったんですが、将大がちゃんとお兄ちゃんしてたのにホッコリしました。
そしてなんと言っても周りが2人の仲を歓迎してるのに爆笑させて頂きました。
あのクソきのこの漫画と最初は思っていましたが、今ではシリーズの中で1番好きなCPになりました。
阿部あかね先生はこういうお話を描かせたら本当に天才ですね。大好きです。
もはやラブストーリーなのか正直わからないんだけど…阿部あかね先生にしか描けない神作品だと思います。ギャグ人間ドラマ…というか、詩郎はんも将太も拗らせすぎているというか、なんというか…死んだ情緒をお互いに見つけ出すまでをすごい飾りなく描いている気がします。BLで描かれる単純明快な、「好き、俺も好き」の対極にあるようなギャグ人間ドラマというか…。ガラ悪純文学。BLでこれ描いていいんか?、てかDear+誌のテーマは「恋愛至上主義」だったはず…これいいんかw?なんだけど、とにかく神作品だと思います。こんな作品は読んだことがありません。私が自身は自分を玄人とは思わないけど多分玄人向けだと思います。