marunさんのレビュー一覧

偽りの共犯者 小説

藍生有  相葉キョウコ 

好きの思いがすれ違う

一応禁忌ものなのですが、主役の受け様と、義弟も義父も血の繋がりがないので、
気分的には禁忌感が薄い気がします。
亡き父親の親友だった義父に引き取られ、実の息子と分け隔てなく育てられ、
感謝や尊敬が憧れになり、義父で同性なのに、好きだと自覚してしまい、同じ家で暮らす
事が苦痛になり、家を出ようとするが、義父からは了承されるが、義弟からは思わぬ形で
止められる事になり、そこから禁忌の関係にな…

2

逃避行 ~穢された愛の軌跡~ 小説

愁堂れな  水名瀬雅良 

記憶喪失で性格は変わるか?

記憶喪失もので殺人事件を絡めたサスペンス仕様の作品です。
テーマは2時間ものサスペンスドラマでしょうか、目覚めた時、目の前に血を流して
死んでいる遺体、そして返り血を浴びたような衣服に血濡れた手とナイフ。
自分で殺人を起こしたという記憶も無く、更に自分が何者かもわからない事態にパニック、
慌てて逃げる先に見知らぬ人物が助けてくれる。
何が何だか解らない事態に、自分を助けてくれる人物に対す…

2

ナイショの婚前旅行 小説

森本あき  旭炬 

恋人を取るかそれとも家族か

森本作品にしては一切毒牙見当たらない、ファミリー的なほのぼのとした幼なじみ同士の
恋のお話で、大家族の末っ子でみんなに溺愛されて育てられ、親にも過保護にされて
干渉され過ぎの中で育った受け様と、その受け様の母親と親友の息子である攻め様で
こちらは一人っ子だけれど、親友を見て来た攻め様の母親が反面教師みたいに逆に息子を
放任で育てあげ、それでも両家族がとても仲良く交流しているうちに、受け様と…

1

会長秘書はドSな床上手 小説

松岡裕太  北沢きょう 

騙されやすいやんちゃな御曹司

状況的には初恋、再会、主従関係の二人が秘書でもある攻め様にかなり強引に
関係を作らされ、更に御曹司として跡継ぎ教育を徹底して身体で躾けられるお話。
ある種の調教もの王道でありながら、幼い日の純愛も何気に入っている感じ。

主人公二人の背景的にはシリアスな展開になってもおかしくないのですが、
そんな両親のいざこざよりも幼い日の恋の約束の方が上回っている展開です。
受け様は、両親を事故で亡…

1

オーベルジュの婚礼 小説

橘かおる  明神翼 

初恋が叶う

密かな思いを抱いていた大学時代の先輩との再会ラブです。
受け様は大学時代密かに思いを寄せていた先輩がシェフになるべくフランスへ
単身大学を辞めて行った事を知り、もう会えないと思うと同時に進路で悩み
これからを考えていた時期に偶然に言葉を交わした事で、もしかしたら
シェフとして働くようになった攻め様と合うかもしれないなんて微かな望みを
抱き、ホテルに就職していたが、そこで旧体制のホテルが買…

3

ライバル×キッチン 小説

御堂なな子  高峰顕 

ライバルで恋人

リーマン同士のライバル関係から恋になるお話で、営業の基本に忠実で努力型の
受け様と、インスピレーションを発揮するような天才肌の攻め様との恋バナ。

受け様は本社勤務を目標に営業所で常にトップの成績を収めている努力型なのですが、
その営業所に別の場所から異動してきた攻め様と初対面からぶつかり合う事になる。
攻め様もまた、別の営業所で常にトップを独走してきた営業マンで、初対面で
受け様に宣…

2

もうこれ以上、愛せない 小説

牧山とも  笹原亜美 

死んだら後を追って欲しいっ!!

牧山先生のシリアス作品、たまに忘れていた頃にぽん!って感じで出てきます。
恋人を病気で亡くし、自分の分まで生きて幸せになって欲しいと言い残した元彼。
亡くなる寸前にまた、逢いに来ると言ったのに、果たせなかった約束。
だから、最後に元彼と約束した幸せになる事だけは諦めないで約束を果たせるように
ひたすら生きる受け様。
そして、そんな健気な受け様に対する心無い家族、父親がかなりいっちゃってま…

0

饒舌な視線 小説

和泉桂  相葉キョウコ 

クールな顔した隠れ淫乱

感情を読み取らせないようなクールな上司と明るく人当たりがいい、
ワンコ系部下の攻め様との歪な恋愛模様です。
攻め様は、28才にして誘いを受けて転職してきたのですが、上司になった受け様を
若干苦手にしている、それはクールで仕事もデキてさり気ない気遣いが出来ると
思うのに、感情の機微を感じさせない受け様に、真逆のタイプの攻め様はどうしても
苦手意識がぬぐえない、そんな事を思っていた時に、受け…

3

優しく奪わないで 小説

きたざわ尋子  広乃香子 

やっぱり割れ鍋に綴じ蓋

前作の「優しくせめないで」の続編も、やっぱり感想としては割れ鍋に綴じ蓋。
S気質の強引な攻め様が無自覚M属性の受け様と、傍から見たら受け様が酷いことを
されているように見えがちだけど、実は性格的にネガティブだから強引に仕掛けられ
無理やり気味に押し切って愛情やらを押し付けるくらいでないと受け様に伝わらない。
そして、攻め様も自分が初めて執着した相手に、身勝手にしつこくしてる、実はこれこそ

4

運命の花嫁 小説

弓月あや  緒田涼歌 

ネガティブ花嫁もの

前作「侯爵の花嫁」のスピンオフ作で、前作の攻め様のウェストン公爵家が半舞台。
ウェストン公爵夫人が長期療養所で受け様を見つけ、引き取った事から始まります。
受け様は喘息持ちで病弱、その上極度の人見知りで、いつも他人に怯えて暮らしてる。
そんな受け様を突然慰問にやって来た公爵夫人が理由も云わずに自宅に連れ帰る。
そこには、前作の主役二人、孤児院から引き取られた郁とアーサーが待っていて、
人…

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