東雲月虹さんのレビュー一覧

恋を綴るひと 小説

杉原理生  葛西リカコ 

指先のキス

本を手にした時、杉原さんの作品のイメージと“竜神”が結びつかなくて
少しためらったのですが
葛西リカコさんのお描きになる表紙が美しいのと、
あらすじの「彼女のように抱いてくれ」という誘い受けっぷりが気になって
読ませていただきました。

亡くなった叔父の古い家に住む小説家の和久井は
すぐ側の池には竜神様がいると言い、
常々妙な妄想めいた事を蓮見に吹き込みます。
そういう類の話が得…

11

「甘美なる愛罪」After Story 「甘美なる愛罪」番外編ペーパー 特典

お熱いわ…!w

本編後、新築した住居兼オフィス兼アトリエで
二人が再会した季節が巡ってくる6月の頃、
蓮児の隣で毎日のように穏やかに眠れる事が幸せすぎて
仕事が多忙でも、腕を伸ばして抱き寄せてくれる事に
胸がいっぱいになる京なのです。

正月には京の実家である九州へ三年ぶりに帰省し
カミングアウトをしたけれど
家族には受け入れてもらえず悲しい想いと
蓮児に申し訳ない気持ちでいっぱいに。
ただ、…

1

甘美なる愛罪 小説

眉山さくら  みずかねりょう 

愛から逃げた罪を償わされる

あまり俺様攻めって得意ではなかったのですが
“再会もの、すれ違い、執着、年下攻め、美人受け”に
ついフラフラ惹かれましたw

四年前、大手設計事務所で新人研修の担当となった京はゲイで
中学時代に自覚してから誰にも話せず
高校では同じ弓道部の友人に密かに想いを寄せていたけれど
「気持ち悪い」と言われてしまい傷つき
寂しい人生になるのだろうと思っていた矢先、蓮児に出会います。
男とし…

5

それは初恋すぎるでしょう。 小説

花川戸菖蒲  ウノハナ 

初恋は、実らなくもない

グラフィックデザイナーの迪が
高校生の頃ほんのり恋心に似たような想いをした阿川と
一時期疎遠になりながら、
また社会人になってからつるむようになって
転職を考えた時も独立に揺らいだ時も、
付き合っている彼女ではなく
阿川に一番に相談する程大事で……。

高校生で初恋かぁ…ウブいなぁと思わずニヤッとしましたw
当時、気持ちを確かめ合ったわけでもなく、
ただあるきっかけで急速に仲良…

3

公使閣下の秘密外交 CD

帝王と呼ばれる所以!!

原作未読なもので、浜田さんが年下攻めっていうのが意外でした!
今まで聴かせていただいたBLCDはすべて年上攻めだったので…。
(あっ!違った!高校生の同級生ものもあった;;)
私個人、年下攻めが大好きなので期待が高まる中、
きましたよ……森川さん受けが!!!w
圧倒的に攻め役が多い森川さんが
どんなふうにハマケンさんに抱かれてくれるのかと
そりゃもう鼻息も荒くなるってもんですw

4

歯科医は愛を試される CD

セクシーボイスって罪ですねw

原作未読ですが、諏訪部さん×鳥海さんって
アレでしょ、A峰×W松だよね!?みたいな気になっちゃって!!!!
でもA峰はこんな甘い事絶対言わない……w
(勿論どちらのキャラも全くアチラとは別物です!)
だからこそ得した気分になれましたww
何より、本当にいちいち諏訪部さんがエロ声過ぎて
ヘッドフォン押さえてへなへなになりましたw


幼馴染の歯科医×パティシエのすれ違い意地っ張りの…

4

愛欲トラップ CD

ひねりは無くても、そこがいいのかも。

シリーズものとは知らず(そして原作未読)聴いてしまいましたが
特に「わけがわからない!」という事態にはなりませんでした!良かった…w

幼馴染の尚之(浜田さん)に避けられ悲しい彬(岸尾さん)は
兄の秘書の古城(三宅さん)に想いを寄せていて、
古城が好きだったのは自分の母だった事と
代わりに自分にあれこれ世話をやいていた事を知り傷つきます。
そんな時、幼いころから何かあると訪れる公園で…

3

ブーランジェの恋人 CD

ド甘…!!

原作未読です。
先日、高橋さんが他作品でナイスな噛ませ犬役(w)をなさっていたのを聴きまして
これは是非メインで聴きたい!!と思ったのです。
役どころが、パン屋さんで年下で優しくて……。
良いお声で、なんか出来すぎ!!w
もし、もっと情けない部分とかあったら愛おしく感じられた気がします…。
これはあくまでも個人的な好みなんですけども。


物腰が柔らかな作家・藤川役の野島兄さん、…

3

「ぼくのせんせい。」書き下ろしショートペーパー 特典

あれっw

両面のペーパー嬉しい!!と思ったのも束の間、
裏面は『プリティ・ベイビィズ』の試し読みでした…☆
いえ、やはり少しでも興味を持って欲しい!!と言う意気込みが伝わりますw

肝心の『ぼくのせんせい。』の書き下ろしSSは
風邪を引いてしまった里見を見舞う、これまた健気が松崎のお話。
苦しくて弱っている時ですら
自分は年下だし、しかも生徒だから頼ってもらえないのかと寂しくなる松崎、
そう…

1

ぼくのせんせい。 小説

岩本薫  腰乃 

やはり私は断然「生徒×先生」派ですw

今年に入って「これは!!!」という生徒×先生のお話を読んでしまったので
(発売日はこちらの方が先ですが、↑の作品は新装版でした)
どうだろうと思いつつ結構気になっていましたし
腰乃さんが挿絵だと興味が無いわけがないですw

冴えない三十路男の社会科教師・里見が、
ある女生徒のサマーセーターの匂いを嗅いでいる現場を
偶然目撃してしまった生徒・松崎。
誰にも言わない代わりに、自分の“奴…

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