東雲月虹さんのレビュー一覧

ウブで悪いか 小説

火崎勇  立石涼 

ウブなのは決して悪くないけど…

バーで親しくなった小説家の男性に想いを寄せるノンケのお話です。
ウブというか、臆病になるんですよねぇ…。
相手の色んな面を知りたいと思ったり
自分から出た言葉をその度毎に「どう受け取っただろう」と気になったり
手が触れるだけで心臓がばくばく言ってても
なんでもないような素振りをしたり、
恋をしているからこその高揚と戸惑いがじわじわ書かれていました。


イベント企画会社勤務の村雨…

11

嘘と誤解は恋のせい CD

三浦“エロあき”祥朗さん、再びww

タイトルからして個人的な感想ですみませんw

三浦さん出演作品としては「えんどうくんの観察日記」「密室の密かな星」
そしてこちらという順番で聴かせていただいたのですが
こちらが初攻めCDだったんですね!!
このくらいのトーンって、リアルな26歳にしては落ち着き過ぎな気がしますが
どうにもこうにも良いんです!!!
ただの優しくて誠実でいい人、で済まされないのは欲目かもしれませんが
こ…

6

いまさら愛など語れない 小説

鳩村衣杏  高城たくみ 

長い付き合い故の葛藤!

鳩村さんのお仕事BLって安定していますねぇ…。
今迄何作品か読ませていただいてますが、
決して浅くないのです。どの職業でも。

今作のあらすじを読んで、なんでベンチャー企業の社長が
遊園地で着ぐるみかぶって人生相談してんだ!?っていう興味もあり
今やゆるキャラは日本全国に溢れていて
私も入ってみたいなと思わなくもなかったのですw
(実際は相当キツイお仕事だと思います;;)

2…

2

サエズリルール コミック

セキモリ 

私は先輩コンビが好きだったw

お笑いコンビもので評価も高めだったので
気になっていましたよ!

名前も知られず、ステージに出た瞬間も反応が返ってこない、
まだまだ駆け出しの芸人“サエズリ”が
ネタを始めると笑い声が客席から聞こえてきて
ウケるっていうリアルな感じがいいですね!
ただ、笑いのツボは全体的に私にはちょっと合いませんでしたが…w
(すみません!)

でも、愛想がなく目つきの悪い、ネタを書く森と

3

甘い恋の賞味期限 小説

あさぎり夕  穂波ゆきね 

すみません、穂波さんを楽しませていただきました!!

小学生の頃、少女漫画で楽しませてくれたあさぎり夕さんが
BLで更に小説をお書きになるなんて、当時は思いもしませんでしたw
(というよりその時はBLというもの自体知らなかったウブな頃でしたww)

穂波さんの挿絵という事で手にとってみたのですが
漫画家さんだと思えないほど淀みない文章!!
天は二物を与えるのですね…w

スイーツ大好きな女装研究サークルにいる要は
妻子持ちだという事…

3

好きだなんて聞いてない 小説

鳩村衣杏  大和名瀬 

いくら策を練っても…

仕事も出来て、人徳もあり完璧だと思えるような、
会社の後輩で幼馴染(弟の友人)の夏貴から
誰にも言えない話だと切り出されたのが“片想いの相手が男”だという事。
仕事はバリバリ厳しいけれど意外と世話好きで兄貴分な気質全開の利臣は
驚き戸惑いながらも自らを練習台にしろと切り出します!
いくら自分の辞書に“後悔”の文字はなくても、
飛び過ぎてないか!?って確かに思ってしまいましたが
「だが…

3

つまらない二宮さん コミック

平眞ミツナガ 

つまらなくなんか無いよ!!

こちらが初コミックスという平眞さん。
私は地味スキーなので、帯の「地味なのになんでこんなに可愛いの!?」に
期待してしまいましたw


『先輩ですから!』
真面目しか取り柄がないと自分で思い込んでいる高校生の高間。
派手でチャラそうな大学生・仙波がコンビニバイトの後輩になって
見た目とは裏腹によく働いてくれるし
高間を“年下だけど先輩だから”といって、
それなりに敬語で話す姿に…

4

未完成 CD

素敵なキャスティングでしたが…

原作が素晴らしかったし
前野さん×遊佐さんときたら我慢出来なくなってしまいましたw

前野さんの安定した年下らしい感情の揺れ、
好かれたくて必死な瀬名、可愛かったです!

遊佐さんの淡々とした先生役、とてもしっくりきました!
やっぱり美人受けが似合うなぁ…。
現実をしっかり見据えた落ち着き、
易々と瀬名の想いを受け入れない、
受け入れられない大人で教師という立場にきゅーんとしま…

4

なつみちドライブ コミック

見多ほむろ 

夏樹と道春の、恋のドライブはまだまだ続く!

見多さんの絵柄はさっぱりして読みやすいですし
タイトルの“なつみち”って、夏の爽やかな風が吹き抜ける印象を受けたのですが
読んでキャラ名を見て一人でガッテンガッテンしましたw

出来の悪い四男の道春は兄3人が皆眼鏡で頭が良すぎる為、眼鏡が嫌いw
大学受験をひかえているというのにまるでダメ。
親の言いつけで広島の従兄弟のもとを訪れ
勉強を教えてもらうことになるのですが、
駅についても…

5

彼は死者の声を聞く 小説

佐田三季  梨とりこ 

読み応えがありました!

佐田さんは個人的に『あの日、校舎の階段で』が
ハピエンと言っていいのに後味がツラい作品でした…;
今作は文庫本2冊はあるだろうと思われる厚さで
霊もの!?という意外さも手伝って手に取ってしまったにも関わらず
読む勇気がなかなか持てなかったのです…。
しばらく積ませていただきました。すみません。

受けを、精神的にも肉体的にも追い詰めて愛する攻め、というのが
佐田さんのツボなんだろう…

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