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表題作完璧な恋人

有能な部下 上田
エリート上司 篠原

同時収録作品ハニークレイジー

自称花嫁を探しに来た王子様 タカアキ
行きずりの男に押し掛けられた 一哉

同時収録作品そして僕は恋をする

探偵 高山秋一 (29)
推理小説家 檜垣直也 

その他の収録作品

  • 最愛の恋人
  • それからの恋人たち
  • あとがき漫画

あらすじ

社員寮に越した美人エリート篠原は想いをよせていた有能な部下・上田にドMと誤解されてしまった!懸命に弁解しながらも、篠原のカラダは年下の嬲るような眼差し、命令口調に蕩けてしまって・・・!?
ドMリーマン。金持ち・探偵×推理小説家も乙女チックに恋に堕ちる。
描き下ろしも胸キュン。(裏表紙より)

作品情報

作品名
完璧な恋人
著者
夏水りつ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
ISBN
9784832284579
3.3

(19)

(1)

萌々

(7)

(8)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
60
評価数
19
平均
3.3 / 5
神率
5.3%

レビュー投稿数6

表題作がよかった

Mじゃないのに、Mに目覚める瞬間ってイイっすね。

攻めの上田もSというわけではなく、受けの篠原を手に入れる作戦として
Sを演じてるうちに悦くなっていく
というストーリーでした。

SMって言うか、縛ったりはするけど
言葉攻めが基本ですた。

恥ずかしいカッコが大好物の私としては、もっと見たかったんですけど
ちょい足りなめだったんでコレCDで聴きたいなー。

言葉攻め中心なんで、そうすれば満足かと。

0

今までで一番好きかも

夏水さんは最近凝ってるので数冊買ってみたんですが、これが一番好きかもしれないです。
個人的な好みだと思うんですが、話にブレがないのと、変な回収されない伏線がないせいだと思います。
表題作は、上司・篠原の引越しの最中に、些細な事からMっ気を見抜き、あるかないか分からないけど一か八か突いてS的に近付いて行く部下の上田トのお話。
実際篠原にはM性があるんですが、その事について自分自身もまだ良くわからないし、認められないという状態。
それでも、何とか距離を詰めたくて小さな弱みを握った事からS的に攻めて行く上田。
上田の心中は結構後の方まで分からないので、からかわれてる、脅されてると感じ、信用できない嫌な奴と思いながら、体だけは落ちて行く篠原。
気持ちと体がスレ違いばかりの二人にちょっと切なくなりました。
こういう時のお約束で、上田がかなりやきもち妬きなのもいいですねー!
その辺をきっちりプレイに持って行って篠原を満足させるとか、偽装Sながらやるもんです。
他の作品も読み切りなせいか、いい感じで収まってて良かったです。
私は最後の探偵×推理小説家のお話が好きでしたね。
ベタでしたがいいお話でした。しかしそこで男の探偵を使うってのが意味わからんなとは思いましたけど。

2

ある意味せつない

会社の上司・篠原と、彼をずっと好きだった部下・上田。
篠原の隠された性癖(M)に気付いてしまったから、上田はSの方向から攻めちゃったそうで、うまく受け入れられてよかったねでございます。
その分、Mを自覚していない篠原は“脅迫されている”と思い、胸を痛めながらも、上田に惹かれていく自分に戸惑うという、言わば王道なストーリーですが、結構せつないので、トーンはせつないにしてみました。

そして上田くん、本当に相手がSだったら縛られてくれるのかい?それもおいしそうですが。

しかし、隠されたものをくみ取って、満たしてくれる恋人って、本当に完璧ですよね。一回くらいそういう人とお付き合いしてみたいものです。でも、彼のほうは気疲れしないのかねぇ。

1

面白かったです

表題作は、心の中にM性を持った受けと、そんな受けに恋をしてSに迫っていく攻めの話。
話は切なくて可愛くてエッチで面白いんですが、エッチの中身については思ったよりぬるかったかな。やってることはソフトSMなので、これで「真性」とかいわれると違和感が。
ただ、だからこそ苦手な方でも大丈夫な万人向けの作品に仕上がってると思います。

『ハニークレイジー』
ゆきずりでエッチした男に家に押し掛けられてプロポーズされ、しかもそいつは自称王子だという。
コミカルで好きでした。
夏水りつさんらしいユーモアたっぷり。

『そして僕は恋をする』
これ、もしハピエンじゃなかったらどうなるんだろう。
そういう話も読んでみたい気がします。

0

特に突出しているというわけではないですが

表題作シリーズは、私はそれ程魅力を感じなかったのですが、相手の隠れた性癖を見破ってそれをネタに脅す、というあまり今まで読んだことのないお話でした。
その性癖というのがマゾ気があるというものなんですが、それ程SMという程ではなく、他のSMを題材にした作品と比べるとかな~り大人しい感じになっています(笑)。
なので、SMが苦手という方にも大丈夫だとは思うのですが、逆にSM大好き!という方にはきっと物足りなく感じられるだろうと思います。

私は表題作よりも、探偵×推理小説家のお話の方が好きでした。
ちょっと切ないところがよかったです。

夏水さんの今まで読んだ作品と比べると、笑いの部分が少し少ないかな、と思いました。

0

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