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表題作AVALON 永遠の愛の島 1

ダヴィデ・ユダヤ人、ヴュンローエ家の使用人
アロイス・ヴァンローエ ・ドイツ人、伯爵で軍人

あらすじ

第2次世界大戦前のドイツ。ベルリン郊外の居城で2人の少年が出会った。1人はその城の御曹司、もう1人はユダヤ人の使用人。いつしか彼らの間にも許されない恋心が芽生えてゆくが、時代のうねりが。愛憎が、プライドが、2人の前に立ちはだかる!!(カバー裏より)

作品情報

作品名
AVALON 永遠の愛の島 1
著者
紅井採乃 
作画
紅井採乃 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ビブロス
レーベル
スーパービーボーイコミックス
発売日
ISBN
9784882716655
3.6

(5)

(1)

萌々

(2)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
17
評価数
5
平均
3.6 / 5
神率
20%

レビュー投稿数2

愛憎劇&大河ロマンス

紅井さんの絵柄はちと耽美系なので本来なら自分の好みではないんですが、漫画の勢いで読んでしまう作家さんです。
全体的に古臭い感じはしますが骨太な大河ロマンを描く手腕はなかなかではないかと。

今作は設定からもう大河ロマンス!って感じです。
何せ時代は第二次大戦前のドイツ、そしてドイツ人の伯爵家の息子アロイス[受]とユダヤ人でその家の使用人の息子ダヴィテ[攻]、子供の頃の彼等の出会いから物語は始まります。
父親は傲慢な男で、故にダヴィテの姉を事故で車で轢き殺してしまっても金ですませてしまいます。
それまでは子供同士ながらの交流があったアロイスとダヴィテですがその事故以来はぷつりと交流を立ち、アロイスは伯爵家の跡継ぎとして、ダヴィテは使用人としてそれぞれ成長し、そして時代はヒットラーの足音が聞こえる様になります。
アロイスは、暗にダヴィテを盾に脅迫めいた言葉を言われ彼を守る為にドイツの親衛隊へと入隊する事になるのですがその理由をダヴィテは知りません。
ダヴィテはアロイスを犯しますがそこには愛憎があるのみで彼等の間での意思疎通は皆無のまま。
そのダヴィテが始めて膝を折り、母親を逃がして欲しいと頼みます。
ユダヤ人への迫害が進む一方の状況が続く中、次巻へと続くのです。

0

勿体無い

攻めがドンカン過ぎて受けが可哀想…。あまりに視野が狭くて感情移入できませんでしたね。でも学校も行ったことなくて、字も読めないことを考えると逆にリアルな感じもしますが。ラストは私は嫌いじゃないです。ある意味きれいな終わり方だと思いました。攻めが女の子としてるシーンがありますが、女の子が健気でさっぱりしててよいです。あと優しい執事さんが好き。ナチス体制下の話でトム・クルーズが演じたあの大佐も出てきます。絵はキレイなんだけど、途中から二人の関係がただヤってるだけになってしまったのがもったいない。受けの軍服姿におまけで4です。

0

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