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表題作恋煩いフリークス

あらすじ

*BL作品ではありません

愛があれば年の差なんて――そんなの嘘!?
月子センパイは毎日、見た目の年齢が変わる。昨日は女子高生。今日はおチビちゃん。でもって明日は美貌の熟女!? 月子センパイに想いをよせる青年・大山は、ころころ変わる彼女の姿に戸惑いっぱなし。いったい本当の月子センパイは何歳なのか? そして彼女がどんな姿になっても、変わらぬ愛を貫き通せるのか? 新進作家、雨隠ギドが手掛ける、SFちっくラブ・ストーリー!
.(出版社より)

作品情報

作品名
恋煩いフリークス
著者
雨隠ギド 
媒体
漫画(コミック)
出版社
エンターブレイン
発売日
ISBN
9784047276314
4.5

(2)

(1)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
9
評価数
2
平均
4.5 / 5
神率
50%

レビュー投稿数2

や、まっすぐな男はやっぱり素晴らしいともうわけだw

悪人を泣かせる方法。
これがいかんせんツボにはまってしまったので
フェアに連動して思わずの衝動買い。
見事クリティカル!こういう作品を描かれるかたなのかな
と、思わずきゅんとしてしまった。
1冊できちんと完結しているのもまたイイ

お話は、近くにいると災いが起こると噂される美女・月子。
仕事もなく、住むところもなくなってしまったと聞いて、一途に片思いをしていた大学時代の後輩である、駆け出し漫画家の大山くんは、一大決心をして
どこから搾り出したかわからない勇気でもって「僕の家にすみませんか!?」と声をかけた。
すんなり始まった同居生活なのだが、ある日先輩を盛大に怒らせてしまい、起こった天変地異、その正体と・・・!?なお話なのであります。
そもそもは、大山くんの片想いが主であり、突然遅い来た天変地異。
月子先輩が小さな幼女になってしまい、大きくなったり小さくなったりを繰り返す理由~を中心に繰り広げられた上での
本当の先輩の気持ち、過去、トラウマ。
素直になれなかったホントウと、忘れていた「怒り」の理由。
少しずつ溶けていって、最後の「告白」な遺書。
思わず泣けてしまった。

不思議な力をもって生まれてしまった月子先輩のトラウマ。
それと、まっすぐで一生懸命な攻・・じゃなかった、大山くんの姿がすごくよかったのです。
途中に、きゅん・・・そしてキュン・・・
最後にズキュン:*:.・,・ヾ(*´∀`*)ノ。・:*:.

閉ざしていた心を開こうとし
その開こうとしていた心に気づき
もぉとにかく可愛いのだ!!!

街の人々は、なんらかの自分の願望が出た形で身体が変化している。
狼男になった大山くんが、なぜ狼男になったのか。
また、月子が大きくなったり小さくなったりしてしまうのか。
元の自分に戻れなくなってしまった理由。
すごくすごく切なくて。
すごくすごく甘酸っぱい。

それだけに、ラストのほのぼのエンディング。
効きました。これはオススメの1冊v

2

天地を揺るがす怒りとは?

可愛い絵柄に惹かれて購入してみた作品だけど、これがなんだかとても素敵
BLじゃなくて、男女の恋愛ものだけど、主人公の女性は巫女家系の能力者
抑圧された過去と、両親の死のトラウマを抱え、人を信じる事が出来ない
かなり面倒な性格の女性になってしまったのです。

その女性の大学時代の後輩で、気弱でヘタレな男は、先輩がアパートを出され
友人たちの家を転々としてると聞いて、自分が管理するボロアパートに
先輩に住んでもらおうと誘います。
男は先輩が大好きなんですが、思いが叶うなんて思ってもいなくて、ただ傍に
いてくれるだけで満足だったのですが・・・・
ある日、有る事が切っ掛けで、先輩の逆鱗に触れ、先輩は能力を解放してしまう。
そして、アパートだけでなく、住んでる町全体が不思議な現象になってしまう。
まさに、ミラクルワールドで、先輩も子供の姿になるし、男は獣耳がついてるし
町の人も何かしらの変化した姿になってしまうのです。
全ては先輩が引き起こした現象のようなのですが・・・・

人を信じる事が出来なくなった先輩に男は自分を許して信じさせる事が出来るのか?
そして先輩は元の姿に戻れるのか?
色々な思いが交差して、切なくも心に染み入るストーリーでした。
最終的にはハッピーな展開なのですがドキドキする内容で楽しめました。

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