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幼少時に見た日本のアニメですっかり日本びいき&行き過ぎてオタクになっているような
フランス人の攻め様と、攻め様の日本での3か月研修のボスの息子であるステイ先の
受け様との胸キュンラブなのです。
日本にどれだけ夢を見ているんだと思うくらい憧れてる攻め様なのですが、
ファーストインプレッションは怖いの一言、編集者での研修で、日本に来たときに
ちょうど編集部の校了にかち合い、ハイテンションのボスたちに怒涛の歓迎会をされ、
夜分にボスの家にいたのは、ちんまりした愛想のない息子さん。
攻め様は一気に日本が怖いと不安になるが、翌朝目覚めて受け様を見た時、
そして、話をした途端、やっぱり日本は最高なんて状態になり、日を追うごとに
受け様の事が可愛くて仕方なくなる。
3か月の短い研修期間でどんどん受け様を好きになり、このままじゃ帰れない状態。
そんな思いが爆発して受け様にキスしちゃう。
冷静になったとき、攻め様は土下座で平謝りだけど、その時の受け様の男前ブリは
やっぱりヤマトナデシコではなくて、日本男児ここにあり!なんて雰囲気でしたね。
二人の未来はきっと明るいなんて思わせるコミカルテイストの萌えラブです。
アキバ系オタクフランス人と高校生のラブロマンス。
北別府先生のぽわぽわ~と可愛い絵が
題材にマッチしてて良かったです。
可愛い作品でした。
あと、短編がありましたけれど
そちらもよく纏っていたと思います。
短編にするには勿体ない題材かな?って感じました。
でも、フランス人にしてはピュアすぎかな?と。
もう少しシャキっとしててもいいかな~と思いました。
オタクならではのマニアックさとかもなく
かなりピュアフランス人って感じでした。
もう少しオタクっぽくてもいいかもしれません。
なんだか明るくてカラフルな表紙♪
おっと~帯で隠れててよく分からなかったけど、
フランスと日本の国旗が結び合わさっているのですね~☆
そう、今回の表題作の攻めは外国人☆フランス人なのです~
ニカさんの描く攻めらしく(?)青い眼で金髪だけれど、あんまりステキじゃあないw
イケメンなのに、日本オタクでヘタレで、24歳にして童貞です☆
でもこういう日本が大好きな外国人って、すごく思い描き易い、いそう~っ
キラキラ、ガチャガチャ、カラフルな日本に憧れて、3ヶ月の研修で日本にやって来ました。
研修期間中はボスのお宅にホームステイ。
そして、そのボスの息子、高校生の男の子の大和撫子さにホレるのです♡
一生懸命お世話をしてくれて、一緒に銭湯や秋葉原に行ったり、同じ布団で寝たり。
まぁ、そりゃホレちゃうよね、高校生くんの笑顔、反則の可愛いさだしね♪
でも、研修期間はたった3ヶ月!
さてさて、ふたりはどうなるのやら??
ボスの息子(しかも高校生!!)に、
フランスに帰る分際のヘタレが手を出せるのかーーー??
カバー裏には「えーーそうなの!?」っていう事実が載っていますw
ぜひカバーは、表題作を読み終わってから外してみてくださいね♪
■「ゆとりのススメ」も可愛かったですよ♪
ゆとり世代、平成生まれの男の子の、
年上に悪気なく失礼な物言いで、図々しいんだかバカなんだか、よく分かんないとこが魅力☆
なのにヘタレなとこもあり、でもスイッチが入るとエロには積極的っぽい☆
この子、枯れ専でw
おじさん相手に攻めっぽいのですが、残念ながらその場面がちゃんとはナイのですっ!
嗚呼~、おじさん受け、しっかり見たかったよ~~~(泣)
正直もうちょい、切なさかエロさのスパイスが効いていると、嬉しかったな~
でもそうは言っても好きなんですけどね。
だって、ステキじゃあなくても(?)、
やっぱりニカさんの描く男の子たちは、とってもキュートだもの♪
ニカさんの絵柄は本当に柔らかいなぁとしみじみ。
そして、「きゃわいい」。
可愛いとか美形とかそんな日本語では物足りない、ほわっとしてふわっとして、正に「きゅんとしてきゃわいい」なのです。
表題作は、日本オタクのドニスとホームステイ先の高校生・ユウヒのお話。
その他に、
・雪がトラウマのシゲルと、いつもそれを振り払ってあげていたサキのお話『カシミヤ、ウール、モヘア、ぼく。』
・バツイチで国際営業部の多喜田と、ゆとり丸出しで実は枯れ専の秋山のお話『ゆとりのススメ』
が収録されています。
表題作も含め、私が特に好きだったのは、『ゆとりのススメ』。
もうこの秋山、「今時の若い女の子のノリ、チョー苦手」とか言っちゃう辺りがもう今時感半端ない(笑)
「いい意味のビンテージ感」とか絶対馬鹿にしてるでしょ、褒めてないわよ(笑)
そんな天然だからこそ憎めない、ちょっと得した性質な秋山。
一方、彼に懐かれた多喜田はちょっと気おくれするのだけれど、離婚原因を聞かれて説明すると秋山の方が泣いたり、
「今時の子なのに、見た目に反していい子だ」
と認識し始めます。
ウザくて半端ないのに、一緒に居ると楽しいし彼の魅力をどんどん知る事になっていく多喜田の動揺!
二人がくっつく時も、秋山の赤らめた顔と相手に背中を押された言葉にずきゅんと来ました。
もし描いて下さるのなら、ドニスとユウヒのラブラブフランス編とか観てみたいなーと思います♪
ほわっとしてきゅんっとしたい方には、やわいこちらをオススメします。
北別府ニカさんと言えば
・爆発した感情表現
・圧倒的な口力(「ろか」じゃなく、「くちりょく」と読んでください)
・極端すぎるヘタウマ
です。
特に顔の表情については勢いで書いたような雑さがあります。
まずこの雑さで回れ右する人にはおすすめできないです。
特にこの本は非常にヘタ絵が多いなぁ、と・・・。
そうだからこそ「ちゃんとした表情」のインパクトがあるのですが。
そうせざるを得ないのが「いと、うつくし」のドニスの性格。
日本オタクでヘタレで、しょっちゅうときめいているせいで、
とにかくオロオロオタオタしていることが多くて(○~○)な顔していることが多いw
北別府さんの本にしては肌率高い気がします。
もっともその「肌」は安西が銭湯に連れて行った時のジャパニーズスタイルだったり
浴衣だったりするのですが、ドニスにとってすりゃもうムラムラの対象ですよね。
「僕が一番危険かもしれません!」と萌えを自覚してから実際に告白するまでに弟に呆れられるくらい夢見る人になってたりしますが、
いったん火がついたら流石フランス人。日本語の語彙力はまだまだ不足なはずなのに熱い告白をどんどんしていきます。
ただ単に熱いだけじゃなくてアホな面もいろいろありますけどね。
「こんなに大きいのに」「えっ」「いやらしい意味じゃないよ、おっきくしないで」
はははは・・・w
銭湯でも触れられていましたが、やはりヨーロッパサイズは大きいようですね。